こんにちは、アザ・キャストです。
皆さん、果実酒はお好きでしょうか?
「アルコールはそれほど…」
「ハイボールとかなら好きなんだけど…」
という方にも、果実酒はおすすめします。
猛暑で乾いた喉と心に、炭酸水で割ったものをクイッといくのは最高ですよ!
果実と氷砂糖、アルコールと炭酸が絶妙なハーモニーを奏でます。
今回は、そんな果実酒にまつわる祖父の家でのエピソードをご紹介したいと思います。
・見つけた果実酒を実際に飲んでみました。
この記事は4~5分程度のボリュームとなっています。
倉庫で待っていたものは…
前々から「果実酒があるから持って行っていいよ」と言われていたのですが、つい最近ようやく保管している倉庫に足を運びました。
入らなかったのは、「勝手に見ていいのかな?」と変にチキンハートになっていたからです(笑)
それではいざ、倉庫の中へ…
大量の果実酒!
「なんだこれは・・・たまげたなあ(率直)」
開かず(入らなかっただけ)の倉庫には、大量の果実酒が!
サイズは通常の瓶(700ml)から、業務用レベルまで。
果実の種類は、梅・苺・さくらんぼ・ぼけ・やまやろう……多岐に渡っていました。
しかも年代物!
さらに瓶に貼られているラベルを確認すると、「S59・S60・S61」との表記が。
つまり、昭和59(1984)~昭和61(1986)年に漬けた年代物ということです!(ナ、ナンダッテー)
自分が生まれる前の果実酒にこんなに出会えるなんて、なかなかない気がしますね。
瓶を開けてみた
中の状態を確認するため、適当な瓶を開けてみることにしました。
(※イラストはイメージです)
瓶が…
とりあえず開けることにしたのは、やまやろうの瓶。
では、38年ものの瓶を開けて……
…………開かないッッ
自分の人生以上の時を経た瓶は、こんなにも開かないものなのかッ!
でも私は負けない! マックスパゥワー!!
カシュッッ
なんとか開けることができました!
嗅いでみた
さてさて、一体どんな香りがするのでしょうか。
気になったので、倉庫内で嗅いでみると……
「これ絶対うまいやつだ(確信)」
いい感じの果実感で、腐敗臭もありませんでした!
実際に飲んでみた
状態が良好であることを確認し、母屋へと持っていくことに。
やまやろうの珍しさも魅力的でしたが、選ばれたのは梅酒でした。
注いでみた
梅酒をグラスに注いでみますと……
まるでウイスキーのような琥珀色が!
これはがぜん飲む気になってくるというものですね!
味は?
それではいざ、試飲!
香りと見た目はグッド、あとは味だけですが……
「うまいっ!!(テーレッテレー)」
何のハプニングもなく、とてもおいしい梅酒でした!
長い年月の賜物か、いい感じに味が枯れていましたね。
こんないいものを作ってくれた祖父には、感謝しかありません。
さいごに
今回は、果実酒にまつわる祖父の家でのエピソードをご紹介させていただきました。
ビールやハイボールなどの後ろにいる印象の梅酒ですが、少しでも魅力を発信できたら幸いです。
もちろん「飲酒は20歳を過ぎてから」。
ルールを守ったうえで果実酒を楽しみましょう!
おまけ:酒税法的な側面
「あれ?果実酒って密造ってことにはならないの?」
「密造酒」というワードから、果実酒を作る行為が「酒類の密造」にあたるのではないかと思ったことはないでしょうか(私も思いました!)。
しかし、果実酒作りは以下の条件に該当しなければ密造には該当しません。
(※個人で作る範囲内でのポイントを要約しています)
・アルコール度数20%以上のお酒を使用して作っている(発酵の関係)。
・米・麦・とうもろこしなどの穀物、ぶどう(やまぶどう含む)を使用しない。
つまり、「スーパーの果実酒コーナーから買ってきて作っても問題なし」ということです。
ちなみに梅酒作りには以下が必要になってきます。
・梅
・氷砂糖(甘くしたい方は多めに)
・果実酒用の瓶(シーズンになるとスーパーでも販売しています)
自分で梅酒作りにチャレンジしてみたい方は、安心して挑戦してみてくださいね!