・【ミシュラランド】を買うべき理由と販売価格について書いていきます。
こんにちは、アザ・キャストです。
『団結のドミナリア』のプレビューが近いこともあって、『買うべきシリーズ』の記事を急ぎ足で書いています!
できる限り「今のうちに買った方がいいもの」をお伝えしたいと思いますので、ぜひ拝読&拡散お願いしますね!
さて、前回は次のローテーションでスタンダードを去る『氷雪土地』について書きましたが、今回もまた去ってしまうセットのカードをご紹介いたしましょう。
『フォーゴトン・レルム探訪』。
世界初のTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』との初コラボとして登場したセットでした。
「ダンジョン探索」や「ジョブのレベルアップ」など、テーブルゲームならではのシステムがMTGに輸入されたセットでもあります。
そして、このセットでは画期的な土地サイクルも活躍していました。
『ファスト・ミシュラランド』です。
今回は、『ファスト・ミシュラランド』を買うべき理由、価格の話をしたいと思います。
・理由については「収録の機会」があります。
この記事は6~7分程度のボリュームとなっています。
きっと『ファスト・ミシュラランド』の価値を再発見できますよ!
『ファスト・ミシュラランド』とは?
まずは『ファスト・ミシュラランド』について、基本的な知識をご紹介しましょう。
クリーチャーにもなれる土地『ミシュラランド』の1種
土地としてマナを生む役割をはたしながら、コストを支払うことでクリーチャーにもなれる土地。
それが『ミシュラランド』と呼ばれるカード群です。
アグロ(高速デッキ)にとっては、手札切れになってもマナを費やして増やせる攻撃手段として。
コントロール(低速デッキ)にとっては、相手をさばいた後のフィニッシャーとして。
速度を問わず、様々なデッキで活躍しています。
序盤はアンタップインで場に出すことができる
中でも『ファスト・ミシュラランド』は、より攻撃的なミシュラランドだと言えます。
各色で共通する「2つ以上の土地をコントロールしているなら、〇〇(カード名)はタップ状態で戦場に出る。」というテキスト。
これはつまり、戦場に2枚目の土地として出すまではアンタップ状態で出せるということです。
アグロのような序盤(1~2マナ域)から攻めるデッキなら、アンタップ土地かつ追加戦力として最大限に活かすことができますね!
中盤以降はデメリットも目立つ
逆に中盤以降(3マナ以上)を主戦場とするデッキではタップ状態で出ることが増えるので、即マナが出せないことがネックとなることもあります。
「ここでマナを増やし、アクションが取れなければ負ける!」という場面で引いちゃったよ……となったら、切り替えていきましょう!( ;∀;)
しかし、「土地でありながらクリーチャーにもなれる」という性質はとても便利なため、タップになること前提で1~2枚デッキに投入するプレーヤーも少なくありません。
「タップインになっちゃってもいいさ」とリスクを考慮しつつも攻めにいく姿勢は、勝つうえでも大切だということですね。
『ファスト・ミシュラランド』を買うべき理由
『ファスト・ミシュラランド』を買うべき理由は、「収録の機会」にあります。
名称が固有名詞だから
『ファスト・ミシュラランド』の名前にある「バグベア」「目玉の暴君」「フロスト・ドラゴン」といった単語。
これらは、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の固有名詞です。
したがって、他次元のセットで登場させることはほぼ不可能となります。
(※『モダンホライゾン』『マスターズ』『統率者』などは例外とします)
次にセット収録されてほしいとしても、また『ダンジョン&ドラゴンズ』の世界線が出ないことには難しいでしょう。
2022年8月上旬現在の価格
ここ一年の『ファスト・ミシュラランド』の価格をご覧いただきましょう。
『バグベアの居住地』『目玉の暴君の住処』の価格が顕著ですね。
『ストーム・ジャイアントの聖堂』『ハイドラの巣』同様、『チャレンジャーデッキ2022』に収録されたにも関わらず高価な『バグベアの居住地』の強さが垣間見えます。
『目玉の暴君の住処』は収録されないことに加え、『威迫』と攻撃時の墓地追放能力が評価されているからでしょうか。
個人的には、『フロスト・ドラゴンの洞窟』も白ウィニーで強いと思うのですが、価格は落ち着いている様子。
しかし、グラフの様子的には、これから上がるようにも思われます。
結局何を買うべきか
買うべきは、自分が使いたい色の『ファスト・ミシュラランド』です。
枚数としては、構築するデッキの速度次第となるでしょう。
他の色も買っておいた方がいい?
「将来自分がどの色を使うかわからない」
「その時持っていない&価格が上がっていたら嫌だ」
「だから今のうちに買っておくべきでは?」
そのような不安を抱く気持ちもわかります。
しかし、将来のリスクを全てを回避することなんて、誰であっても不可能です。
危惧したように高騰・暴騰するかもしれませんし、あまり変わらないかもしれません。
あるいは再録の機会に恵まれたり、上位互換が登場してデッキに採用されなくなって、真っ逆さまに急降下するなんてことも……
それら全てを考えていては、やがて身動きが取れなくなってしまいます。
ですから、「とりあえず自分が今現在使いたいと思うものだけは買っておく」「もし価格が変わったとしても、是非もなしと受け入れる」というスタイルが一番健康的ではないでしょうか。
さいごに
今回は、『ファスト・ミシュラランド』を買うべき理由、価格の話をお送りしました。
筆者はどうしているの?
『ストーム・ジャイアントの聖堂』が2枚収録されていることに加え、『記憶の氾濫』なども手に入るチャレンジャーデッキ「ディミーア・コントロール」を購入しています。
将来的な価格がどうなるのかはわかりませんが、私は青黒や青白、エスパーといったコントロール型のデッキが好きなので、手元に置いている感じですね。
(※こちらからご購入いただけると助かります!)
皆さんは注目しているカードはありますか?
Twitterもやっていますので、ぜひお聞かせください!