■『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で個人的に注目しているカードについてまとめています。
■最終更新:2025年11月8日
■公式ウェブサイト商品紹介ページはこちら
ご予約はこちらから
【Amazon】『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』特設ページ
【楽天ブックス】『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』予約販売ページ
【駿河屋】『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』販売ページ

コレクターブースターやBundleは再版がありません。
欲しい方は今のうちに確保しておきましょう!
ファーストルック(2025年8月13日)

アンの氷山/Aang’s Iceberg


主人公・アンが閉じ込められていた氷山です。
『水の技』を使うことで表に出られるのも、原作を再現しています。

『瞬速』で出せる追放系エンチャントの時点で強力ですね!
ただし、最近は置物破壊も充実しているので、油断は禁物です。
アンの旅/Aang’s Journey


『ストリクスヘイヴン:魔法学院』に収録された《環境科学》の強化版です。
当時を知る方は嬉しい一枚だと感じるでしょう。
ただ、今回は『履修』能力がなさそうなんですよね……
不動の守護者、アッパ/Appa, Steadfast Guardian


アンの百年来の大親友、アッパ!
空飛ぶバイソンで、仲間たちの危機を何度も救ってきました。

瞬速・飛行で味方を守る伝説の中型クリーチャー……どこか《大天使アヴァシン》を彷彿とさせます。
マナを要するのは不便ですが、ETB能力の再利用が可能な上、アッパが破壊されても再展開が可能なのは利点となりそうです。
巡り合わせたる火の力/Fated Firepower


赤得意の「〇点追加ダメージ」系パーマネント、しかも今回はなんと『瞬速』付き。
ブロックが確定した後などに出して、相手に一泡吹かせましょう!
『火の技』で出した赤マナの注ぎ口としても適しています。
火の王ズーコ/Fire Lord Zuko


ネタバレじゃねぇか!!
まぁ、17~18年前のアニメに言うのも野暮かもしれませんが(;^_^A

追放領域から出していくのは、衝動的ドローが得意な赤の領分。
さらに今回登場する『気の技』との相性もいいですね。
後方にアンがいるのも納得です。
水の部族の希望、カタラ/Katara, Water Tribe’s Hope


「並べて一斉攻撃せよ」と書いてありますね。
『召集』と異なり、アーティファクトもコストとして採用できる『水の技』には可能性がありそうな気がしています。
空飛ぶ友だち、モモ/Momo, Friendly Flier


飛行クロックの展開を助けてくれる上、自身の強化にも繋げられます。
しかもキツネザルという種族はこのカードが初出であるため、実質すべての飛行持ちが対象になります。
雷逸らし/Redirect Lightning


《魔の悪い故障》の2番目の能力が使えるインスタント。
選択肢は1つだけになりますが、1マナで打てるのは注目されそうだと感じています。
勇敢なブーメラン使い、サカ/Sokka, Bold Boomeranger


え!!2マナで《光砕く者、テルサ》と同様のルーティングを!?
出来らぁっ!!

青赤を要するとはいえ、早期に手札の調節ができるのはいいですね。
出た時点で仕事をするので最悪除去されても惜しくはないですが、生き残れば成長の芽も残されているのはエライと思います。
最初の金属のベンダー、トフ/Toph, the First Metalbender


ネタバレじゃねぇか!!(2回目)
ズーコよりは甘めですけどねw
それにしても、金属に囲まれた場所では能力が使えないはずの土のベンダーがどうやったらこうなるのか、アニメを観進めるのが楽しみです。

ターン終了時に『土の技』で盤面の優位を作り続けられるのが魅力的。
さらにアーティファクトを土地として扱うため、そちらも強化対象にすることができます。
ソジンの台頭/火の王ソジン The Rise of Sozin/Fire Lord Sozin
表面


1.火の国による各地への侵略戦争
2.気の民の根絶
3.火の王が君臨
物語の100年前を見事に体現した一枚と言えます。

全体除去+《古からの確執》+フィニッシャー
1章で止まったら若干重めですが、その分完走した時得られるものは大きいですね。
裏面になった後除去されても、敵陣を荒らし終わった時ですから十分でしょう。
裏面


5/5威迫の恵まれたボディに加え、Xマナ分のリアニメイト能力付き。
しかも、攻撃時にそのためのマナを自己捻出してくれます。
リアニ対象も1枚だけではなく複数枚取れるのは、まさに「王」にふさわしい凄まじさだと感じました。
各種プレビュー(2025年10月4日確認)

気の技の修行/Airbending Lesson


マナ・コストから《エイヴンの阻む者》が思い浮かぶ一枚。
しかし、エイヴンは除去されればマナ要求ができませんが、こちらは確実に2マナはかかります。

今になって気づきましたが「マナ・コストではなく」ということは、元が1マナ以下のカードはそちらで唱えてもいいということでしょうか?
オザイの酷薄/Ozai’s Cruelty


《荒廃稲妻》!《荒廃稲妻》じゃないか!!
1点ダメージ軽くなったかわり黒単色になって帰ってきました。
とはいえ、やはりメイン積みではなく『履修』で持ってきたい……というのは我儘でしょうか(;´・ω・)
初めての飛行者/First-Time Flyer


いたって普通の2マナコモンクリーチャーですが、リミテッドでは『講義』と組み合わせれば立派な航空戦力として機能してくれます。
コモンなので、複数取ることもできそうですね。
無情な行動/Heartless Act


『イコリア:巨獣の棲処』で収録された強力除去が帰ってきました!
最近《保安官を撃て》の価格が戻ったのは、リリースが近づいて気が付く方も増えたからでしょう。
飲めば潤う!/It’ll Quench Ya!


砂漠をさまよって喉が渇いたサカが、生えていたサボテンの水分を飲むシーンです。
ちなみにこの後、彼はしばらく幻覚を見るはめになるのですが(笑)

効果は《火消し》そのもの。
使うとしたら、ないものねだりとはいえ『履修』から持ってきたいですし、最低限講義シナジーが得られるカードと組み合わせたいものです。
恐れを知らぬ者、カタラ/Katara, the Fearless


同盟者限定ですが、誘発型能力を増やしてくれるのはまぎれもなく強力!
今後のプレビューで魅力的な同盟者の登場することに期待したいです。
恐れを知らぬ者、カタラ/Katara, the Fearless


フレーバーテキストは、100年の眠りから目覚めたアンからカタラへの第一声だったりしますw

ドローやルーター能力を継続的に扱えるようにして、能力を何度も誘発させたいですね。
上手に扱えれば、リミテッドトップクラスのクロックになれそうです。
開放への道/Path to Redemption


《平和な心》の強化版。
追放時に出てくる同盟者も、できれば他のカードと組み合わせられるようにしたいですね。
水刃連環/Razor Rings


《ギデオンの叱責》相当のレンジストライク系呪文。
余剰分ライフゲインできるので、小型にも惜しみなく使えそうです。
ただし、攻撃かブロックが必要なので、厄介なシステムクリーチャー相手には手が届かない場面も少なくなさそう。
盛り上がる雪玉投げ/Rowdy Snowballers


《霜のオオヤマネコ》の麻痺カウンター版。
若干の違いはありますが、リミテッドのちょっと便利枠としては変わらず機能してくれるでしょう。
セットデビュー(2025年10月29日確認)

気のベンダーの位に至る/Airbender Ascension


ETB能力の『気の技』は自分と相手どちらでもいいのが便利ですね。
探索カウンターも1体出るたび乗るので、4個以上もわりと達成しやすいでしょう。
ブリンク能力までしっかり使えたら強そうです。
アナグマモグラの仔/Badgermole Cub


クロック増加+マナクリ強化
1ターン目に《ラノワールのエルフ》を置いたとしたら、次のターンに7マナまで届くって本当ですか……?
(ラノエル→2マナ、土の技土地→2マナ、順当に出せた土地→3マナ)
火の技の学び手/Firebending Student


「あらかわいいねぇ~~」
そう思っていた時期が、管理人にもありました。
1マナパンプ呪文撃った後に《かさ上げ》して、さらに攻撃でマナ生成して《かさ上げ》フラッシュバック。
ワンパンできるなんて……恐ろしい娘ッッ!
岐路に立つアン/定められし救済者、アン Aang, at the Crossroads/Aang, Destined Savior
表面


3/3飛行に確率で4マナ以下のクリーチャーが付いてきます。
十分なスペックだとは思いますが、5マナはちょっと重めな印象。
《空飛ぶ友だち、モモ》などでコスト軽減を図りたいです。
裏面


ちょっとサイズアップして、継続的に警戒+速攻の戦力を追加。
さらに土地は倒されても戻ってこれるのは、強いですね。
ただ、これだけだと2/2スタートとちょっと頼りないので、別の強化手段が欲しいかもしれません。
狡猾な簒奪者、アズーラ/Azula, Cunning Usurper


「除去と追放が相手に選択肢があるなんて弱いじゃん!!」
そう思っていた時期が(以下略)
追放されているカードが『瞬速』で出せるの、見落としてましたw
攻撃でマナ増やせるのとも噛み合ってます。
リュウトンボの群れ/Dragonfly Swarm


新型《弾けるドレイク》。
護法1が結構邪魔してくるのは《策謀の予見者、ラフィーン》が物語っています。
パワーはインスタント・ソーサリー以外も参照しますが、追放領域までは対象にならないので注意しましょう。
最後のアグニカイ/The Last Agni Kai


格闘除去しながらマナ生成、さらにターン終了時まで保持するおまけつき。
マナ生成にクリーチャーの生存は必須ではないため、《ボール・ライトニング》のような頭でっかちをぶつけるとよさそうです。
リリーススケジュール

■セットデビュー:2025年10月29日 02:00~
■プレリリース:2025年11月14日~11月16日
■公式発売:2025年11月21日

「よくわからないから今回はいいや……」という方も多そうな予感ですが、それは非情にもったいない!
作品は普通に面白いですし、なによりMTGとの親和性(特にタルキール)も感じられます。ぜひ『アバター 伝説の少年アン』を見ていただきたいです!
さいごに

今回は『マジック:ザ・ギャザリング | アバター 伝説の少年アン』で個人的に注目しているカードについて紹介させていただきました。
管理人感想

発売日までの準備はバッチリだぜぇええええええ!!!
実は管理人、今『アバター 伝説の少年アン』を全力で履修中だったりします。
いまいち食指が伸びない……という方も少なくなさそうな作品を何故観ているのか?
理由は「2カ月間を虚無感に苛まれていたくないから」です。

来年の1月には本流セット『ローウィンの昏明』の発売が決定していますが、それまでには2カ月も期間があります。
2カ月間を「よくわからない矢印小僧のカード」を見て過ごすのは、非常にモヤモヤとして気持ちになるだろうと危機感が募ったのです。
(事実、ちょっと知っている程度の『スパイダーマン』はあまり楽しめたとは言えませんでしたし)
そんなわけで見始めた『アバター』ですが、これが思いのほか面白い作品でした!
水・土・火・気の能力は魔法同然でMTGとの親和性が感じられましたし、それぞれの国柄はタルキールに近いものがありますね。
(水の民→ティムールっぽい、火の民→マルドゥっぽい という感じに)
とはいえ、作品への感じ方には個人差がありますので、無理に観ろとは言いません。
しかし、ただ「なんとなく嫌い」「矢印ハ〇の主人公が好かない」などの理由だけで避けるのは、機会の損失ではないかと管理人的には思いました。
できれば今から少しだけでも『アバター 伝説の少年アン』に触れる方が現れてほしい。
日本ではあまり聞かなかったかもしれないが、アメリカをはじめ他の国ではヒットした理由を確かめてほしい。
そう願いつつ、感想とさせていただきます。



