・著者が「購入」「実践」「注目」したカードについて記載しています。
こんにちは、アザ・キャストです。
2022年9月9日、ついに『団結のドミナリア』が発売されますね!
『ニューカペナの街角』から約4カ月、一日千秋の思いで待っていました……
『MTGアリーナ』では1週間早く実装され、SNSではどの色・カードが強いという話題が早くもたくさん出てきていますね。
最近アプリを開くことさえおっくうになっていた私も、この時期になると思わずソワソワ。
そこで今回は、『団結のドミナリア』の個人的注目カードについてご紹介したいと思います。
・著者が好むデッキタイプ「コントロール系」
・著者が実際に使ったデッキタイプ「黒単コントロール」
・この記事を読めば、『団結のドミナリア』のカードについての一評価がわかります。
カードの評価は、リリースしてからも変わるのが面白いところ。
読者様が「そうか!」と気づきを得ることができるよう、精一杯書かせていただきます!
※当記事での評価は、あくまで投稿日時点での著者個人の評価です。
「購入」レベルのカード一覧
「著者が予約段階で購入したカード」についてご紹介いたします。
力線の束縛
一見、『瞬速』を持つものの6マナとかなり重い『忘却の輪』に見えます。
しかし、よくテキストを確認すると『版図』の文字が!
多くのデッキは2~3色で構成されることに加え、前セット『ニューカペナの街角』には基本土地タイプ3つを持つ土地(トライオーム)があります。
したがって、実際に使用する時のコストは、スタンダードでも3マナとなる場合が多いのです!
見た瞬間、「これ『虹色の終焉』より強くね?」となりました。
昔スタンダードで『排斥』が好きだったのも、目に留まった理由です。
ちなみに購入は仙台市のショップ、『シングルスター』様でさせていただきました。
年月日 | 年月日時点の価格(円)(購入店舗) |
2022年8月25日 | 380 |
2022年9月5日 | 1,980 |
価格の急騰具合には、登場間もない頃の『サメ台風』を思い浮かべました!
スランの門
第一印象は「門デッキの新しいパーツかな?」程度のものでしたね。
ですが、『力線の束縛』などの版図呪文やローテーションで代替の土地がなくなる色の存在を知り、「これは重要な土地になるのではないか」と考えるようになり、購入へと踏み切りました。
無色マナは出ないうえ1色しか出せず、さらにタップインとなる可能性やライフがかかるデメリットもあります。
しかしそれでも、『スランの門』はスタンダードでマナを支えることになると私は思うのです。
次のセット『兄弟戦争』以降でも、『版図』の登場を切に願っています。
あるいは、基本土地タイプを参照する他の能力の新登場とかでも……
コチラの購入は、『まんぞく屋』様でさせていただきました。
年月日 | 年月日時点の価格(円)(購入店舗) |
2022年8月26日 | 380 |
2022年9月5日 | 480 |
今のところは、損はしていない感じで満足しています。
「実践」レベルのカード一覧
「著者がMTGアリーナで実際に使ってみたカード」についてご紹介いたします。
ヴェールのリリアナ
プレビューまとめ記事で「環境が彼女を生き残らせてくれるかな~?」とか書いていましたが、普通にめちゃくちゃ強かったです……。
+1能力は自分側もカードを失いますが確実に相手のリソースを削りますし、-2能力のせいでクリーチャーを単騎で立たせることはほぼできなくなった気がします。
さらに黒単コントロールの場合、この後には『黙示録、シェオルドレッド』や『不笑のソリン』、『絶望招来』などが続くんですよね。
自分で使っても相手に使われても、本当に恐ろしいカードだと思い知らされました。
+能力で入るか-能力で入るかを上手く判断できると、さらに強さが際立つとも感じました。
対策としては「2マナ打ち消し」がベストではありますが、コントロール以外となると、2体以上並べて出しづらい状態を作ることになるでしょうか。
価格は「スタンダードに再録されれば流通量が増えるし、結構下がるだろう」と思っていましたが、環境でかなり使われているせいで、しばらくは落ちそうにありません。
黙示録、シェオルドレッド
発表当初から予約価格が高いことに加え「いや、能力地味じゃん」とタカをくくっていましたが、使ってみると普通に強くて頭を抱えています。
4マナ4/5接死のスタッツにもかかわらず、デメリットがほぼありません。
さらにライフゲイン・ルーズ効果の2点が、想像以上にいい仕事してきます。
具体的に言うと、出された相手はこのカードを対処するための手段を探しに行きたいわけですが、その過程でかなりの痛手を食らうハメになる、ということです。
界隈でも、『しつこい負け犬』や『絶望招来』との相性がよく、相手の『鏡割りの寓話』への対抗策としても優秀だと言われていますね。
「やーい、沼渡り~」と言われていたのが嘘みたいに強くなりましたね……
対応策として、『冥府の掌握』などが手放せなくなっています。
切り崩し
「どうなんだろうな~コレ」という第一印象から入って、いまだに「どうなんだろうな~コレ」と思いながら使っています。
序盤の時間を稼がなくてはいけない、黒を含むコントロール的にはとてもありがたいんです。
ですが、後半になってから引いたり、『熊野と渇苛斬の対峙』の2章で強化された状態出た相手を対処できなかったりと、どうにも歯がゆくなる場面もあるわけでして……
ともあれ、強い除去ではあるので結局使うという流れになっています。
成長前の『ラフィーン』や『サリア』でコストが重くなっても、2マナで対処ができる時が「使っててよかった~」と思えるシーンですね。
黒単ミラーだと『進化した潜伏工作員』に当てられればいいでしょうか。
「注目」レベルのカード一覧
「著者が実際に使ってはいないものの注目しているカード」についてご紹介いたします。
ウルザ、タイタンズを組織する
「いや、さもアベ〇ジャーズみたいな顔しているけれど、実際やったことはぐう畜(※ぐうの音も出ないほどの畜生)じゃん!!」と多方面からツッコまれている『英雄譚』。
さすがに殲滅作戦中突然「敵の技術……ええですわぁ」となるのはどうかと思います。
効果は『エスパーフレンズ』などでの活躍が見込めそうな気がしますね。
ただし、自身では盤面に触れられない上5マナと重めなのがネックです。
1章が空振りしても『占術4』できるのは嬉しいですね。
しかし、肝心のプレインズウォーカーが現状3~4マナに多いので、「わざわざこれ使うか?」という問題に直面しているのが苦しいところ。
復活したアーテイ
どのように復活したのかよくわからないまま活躍していたアーテイ君。
ファイレクシアの技術が多元宇宙一ィだとしても、もう少し説明してほしかったですね。
第一印象は「あれ?普通に強そうだぞ?」と「うーん、『悪意の熟達』が強いと思ってたらそうでもなかったから、自信をもって強いとは言えないかも」という感情が交錯していました。
『悪意の熟達』との違いは、「呪文や起動型能力や誘発型能力」も対象だということ。
かつての広範囲打ち消し『不許可』が好きだった著者としては、魅力的なテキストですが……
デッキ構築に自信がなくて保留にしていましたが、そろそろ『復活したアーテイ』も採用したコントロールとかも考えてみたいですね。
アーテイの嘲笑
アーテイ君がストーリーで得意気にカーンを圧してしたシーン。
フレーバーにある「お前は特別なんかじゃない」とか、ドヤ顔して言ってそうですね。
効果は「すごくカードゲームの駆け引きって感じがする!」と、個人的には好印象。
対コントロール戦では、1枚目のカードをおとりにして2枚目に本命を……というテクニックがありますが、特にスタンダードではこのカードの存在を考慮しなくてはいけなくなります。
「2つ以上の呪文」とあるので、3枚目の呪文にも軽減が効くのがいいですね。
1枚目に対しても普通の打ち消しコストなので、損はありません。
銀の精査
『ラヴニカの献身』で収録された『予知覚』を彷彿とさせる一枚。
Xマナで柔軟なドローをすることができるのが便利ですね。
ただし、インスタントタイミングで唱えられるのはX≦3というのは残念です。
統率者戦での悪用を防ぐため……なのでしょうか?(統率者戦未経験なのでわかりません)
それでも普通にスタンダードでは有用なドローソースになる気はします。
活躍は『記憶の氾濫』がローテーションで落ちた後かもしれません。
その時にはまた別のカードが台頭してくるかもしれませんが……
さいごに
今回は『団結のドミナリア』の個人的注目カードについてご紹介させていただきました。
著者はこれからどうするの?
MTGアリーナで、『ヴェールのリリアナ』を使ってみたくて組んだ黒単やコントロールデッキの調整をしようかと考えています。
紙のMTGの方は、スタンダード以外でも強いと思った『力線の束縛』を前もって確保できたので、あとはお世話になっているショップでパックを購入するくらいでしょうか。
大会で目を血走らせていた学生時代がまるで嘘のように、穏やかなMTGライフとなりそうです。
皆さんはどのカードに注目していますか?
Twitterもやっていますので、ぜひ教えていただけますと幸いです!