ファーストルック(2024年6月28日公開)
チェーンソー/Chainsaw
ホラー映画の武器と言えばチェーンソー!
怪物が持っていたり、サメと戦うために使ったりと大活躍の一品です。
装備品にありがちな「出た時に仕事しない問題」を解決する除去効果付き!
2マナ3点とダメージも十分で、他のクリーチャーが死亡するたびバフ量が上がっていきます。
ただし、1体以上表記であるため、全体除去を撃っても一気に増えはしないので注意しましょう。
望まれぬ復活/Come Back Wrong
ただの死体と思っていたら……グワーーーッ!
この後、大抵ゾンビか吸血鬼になってしまうのがお約束。
ソーサリーになった『殺害』というと弱そうですが、こちらは破壊したクリーチャーを復活させることができます。
除去しながらCIP能力を活用できるわけですね。
しかし『反逆の行動』などと異なり速攻は付いておらず、即アタッカーにはなれません。
永劫の不屈/Enduring Tenacity
どこか神々しさ・神聖さを感じる蛇。
エンチャントで光霊……恐怖に立ち向かう者の守護霊的ポジションなのでしょうか?
エ〇スペ〇トパト〇ーナーーームッ!!(笑)
ライフゲインをドレインに変換するのに加え、死亡時に自身をエンチャント化する能力を持ちます。
アルケミーに出てきた『骨を積む者、リーザグ』のアーティファクト化能力に近い気がしますね。
除去が当たりにくくなりつつドレインが維持されるため、相手にとっては非常に厄介な一枚になりそうです。
やはり追放……!追放はすべてを解決する……ッ!(太陽降下感)
希望の力線/Leyline of Hope
基本セット2020から約5年ぶりに、単色力線が帰ってきました!
おそらく今回もサイクルになるはずですが……「力線のデザインが難しい」と言われているので、もしかしたら再録となる色もあるのでしょうか?
白は『クレリッククラス』と『正義の戦乙女』のバフ能力を併せ持つ力線。
直接ライフを得る手段としては機能しませんが、かつて活躍したカード2種の効果を持っているので間違いなく強い一枚でしょう。
なにより、これがゲーム開始時に0マナで出るというのですから恐ろしい話です。
逃げ場なし/Nowhere to Run
インスタントタイミングで、呪禁や護法を貫通して飛んでくる上、効果が継続するエンチャント呪文……うーん、まさに逃げ場なし!!
レアリティがもう一段階高かったら、打ち消し無効まで付いていたかもしれませんね(笑)
修正値は2マナ相当のカード。
そのオマケとして対戦相手限定の呪禁・護法無効化は、破格の一言に尽きるでしょう。
今更ですけど最近のアンコモン、ますます性能のインフレがすごいことになってませんか……?
ホーントウッドの大主/Overlord of the Hauntwoods
ホーントウッド……アバターかつエンチャントというと、ダスクモーンで登場する土地の意志が具象化したものでしょうか?
新能力『兆候』は時間カウンターがある限り非クリーチャーのエンチャントになれる能力。
このカードの場合、5マナ6/5+ランパンクリーチャー or 3マナランパンエンチャントのどちらかを選ぶことになります。
加えて、生成される土地・トークンはすべての基本土地タイプを持っていますから、3色土地を失った『力線の束縛』が復活しそうですね。
放浪する救い手/The Wandering Rescuer
前スタンダードで大活躍した『放浪皇』がクリーチャーとなって再登場!
PWの灯は失いましたが、変わらず瞬速で颯爽とやってきては味方を守ってくれる存在ですね。
インスタントタイミングかつ召集な上、コストに使用したクリーチャーに呪禁を持たせるというアクロバティックな動きができます。
本体には呪禁が付かない点に注意しつつ、相手の思惑を外していきましょう。
ひきつる人形/Twiching Doll
あら~~かわいい猫ちゃん人形……って、ぶるぁぁぁぁぁ!!??
2マナ帯マナクリとして機能しながら、巣カウンターを貯蔵。
最後はカウンター分の2/2到達を繰り出せる内容となっています。
マナを出してタップ状態の時に除去するのが吉ですね。
叫ぶ宿敵/Screaming Nemesis
これ、どうなってるんですかね?
スピリットとのことですから、後ろにいる赤いもやもやとか手が本体……でしょうか?
3マナ3/3速攻と普通に優秀なスタッツに加え、自身が受けた点数分他の対象1つに飛ばす能力付き。
さすが神話レアなだけあって、豪華ですね。
しかし「残りのゲームの間ライフを得られない」とは「手札の上限がなくなる」みたいな気軽さで与えていい能力ではないと思うのですが!?
デビューパネル(2024年9月1日)
抜歯への恐怖/Fear of Lost Teeth
まるで歯医者に行く前の恐怖を体現したかのようなカード名!
かくいう管理人も、親知らずを抜いた時に聞いたミシミシという音にはちょっと……
1マナと軽く、エンチャントで、死亡時どこでも対象に取れる1点ドレイン。
属性マシマシすぎやしませんかね?(;^_^A
具体的にどうとは言えませんが、複数の可能性を秘めたカードのように思いました。
ホーントウッドの金切り魔/Hauntwoods Shrieker
ガゼルのような豹のような……鵺(キメラ)のような?
複数種の獣を掛け合わせた不気味な緑の神話レアです。
攻撃するたびにクロックを増やしながら墓地肥しができます。
さらに下の能力を使えば、たとえエムラクールでも2マナでいきなり降臨させることも!
ただし、①攻撃する必要がある ②呼び出すのは耐性なしの2/2 ③ETBは誘発しない 点には要注意。
悪夢滅ぼし、魁渡/Kaito, Bane of Nightmares
『ファイレクシア:完全なる統一』ぶりに魁渡が再登場!
ストーリーではジェイスの鼻っ柱をへし折ったとか!?
+1能力で、忍者限定とはいえアンセム紋章を展開できるのには驚きました。
『神河:輝ける世界』がスタン落ちしていなかったらどうなっていたでしょうね?
スタンダードでは難しいでしょうが、種族デッキでひたすら+1を連打してムキムキ忍者が量産されるのとか見てみたいです(笑)
逃げ足速い生存主義者、ノリン/Norin, Swift Survivalist
『時のらせん』から約18年ぶりにノリンが登場です!
暗黒時代の人物ではないかと言われていただけに、ファイレクシア侵略後にいるとは思いませんでした!
もっと明るい場面のイラストがあれば、彼が何歳くらいの風貌なのかわかりそうなんですけどね。公式設定イラスト、オナシャス!!
相変わらずのブロック不可能力に加え、今回は自軍のクリーチャーがブロックされた時に逃げる効果を持っています。
ETB能力や『戦導者の号令』などとの相性がよさそうです。
ただし、逃がした味方を戻すにはマナが必要なことは忘れないようにしましょう!
ミストムーアの大主/Overlord of the Mistmoors
大主サイクルの白はトークン生成!
しかも2/1飛行が2体と質が高いです。
地上が止まっても4点クロックが刻めます。
界隈では「令和のタイタンサイクル」と言われているようです。
確かにETBと攻撃時で発動する能力やサイズが似ていますよね。
さらに『兆候』のおかげで、マナが6まで伸びなくても出せるのが便利です。
剃刀族の棘頭/Razorkin Needlehead
2マナ2/2、自ターン時先制攻撃持ちというのはコモン並。
下の「小型シェオル」と呼ばれる能力が話題になっています。
ちなみに邪術師で無法者には該当するものの、対象には取っていないので「悪事を働く」には該当しません。
別行動/Split Up
ホラー映画で犠牲者が発生するベタな行動!
「俺は部屋に戻るぞ!」とか言って、主人公たちと離れたキャラが〇ぬやつ!
界隈ではアグロが『召集』で一斉にタップさせ、アンタップの相手を一方的に除去することで話題になっていますね。
管理人的にはコントロールでも活躍してくれそうな気がしています。
通常の全除去みたいに一気に片付けるのは難しそうですが、相手も行動に迷いが生じるようになるのではないかと思うんですよね。
「縛って勝つ」コントロールらしいカード、とても楽しみです!
陽気な風船師/The Jolly Balloon Man
「ハァイ、ジョー〇ィ」とか言ってくる某ピエロや、伊藤〇二先生の『首〇り気球』を思い出させる不気味な一枚。
赤白はボロスカラー、正義感にあふれた色のはずなのが、また何とも恐ろしさを演出しているように感じられます。
効果は、1/1飛行速攻の制約がかかった『キキジキの鏡像』!
サイズこそ小さくなりますが、ETB能力を再利用するのには困りません。
また、こちらは鏡像や本家キキジキとは異なり、伝説のクリーチャーも対象に取ることができます。
望まれぬ改作/Unwanted Remake
まるで化物は人間から生まれていることを示しているようなイラストが映える一枚。
ホラーゲームの豪華な洋館に飾ってありそうな芸術性の高さを感じます。
1マナインスタント万能除去は間違いなく強力!
しかし、盤面的アドバンテージには繋がっていないのでやや不安になります。
対象となる山札が2枚と少ないこと、2/2に『護法』などが付いていないのは幸いですが……はたして、どうなるでしょうね。
恐怖を喰うもの、ヴァルガヴォス/Valgavoth, Terror Eater
ダスクモーンにおけるすべての黒幕!
悪の権化とも言えるデーモンという種族でありながら、どこか神秘性を感じさせるようなキャラデザですね。
能力はラスボスにふさわしいものが盛り沢山!
9/9飛行絆魂の高スタッツに加え、土地以外の生贄を求める『護法』を持っており、さらに墓地対策をしながらリソースを奪えます。
ただし、全体除去や布告除去への耐性はないのはもちろん、追放したカードを唱えられるのは自分のターンの間ということを忘れないようにしましょう。
ヴァルガヴォスの棲み処/Valgavoth’s Lair
ラスボスの棲み処!
しかも、エンチャントであり『呪禁』まで持っています。
タップインではありますが、好きな色を選択できて複数枚展開できるのは魅力的です。
『ダスクモーン:戦慄の館』では『違和感』など、エンチャントに関連するギミックが多く含まれています。
それらをマナ消費なしで誘発させられるのは、間違いなく強力です。
スタンダードからは去ってしまいましたが、『気前のいい訪問者』などとも相性抜群ですね!
厭世的案内者、ウィンター/Winter, Misanthropic Guide
見るからに「ホラー世界の住人!」という感じのウィンターさん。
しかし元々は、他の次元の人間だったらしいです。
自他両方に2ドローの大盤振る舞い!
……をしつつ、『昂揚』達成で相手の手札上限を3枚以下にすることができるトリッキーな御仁。
除去しようにも『護法』が邪魔をするのが厄介です。
とはいえ普通に除去される範囲なので、複数枚搭載したり『おかわり』などで復活させたりするのがいいのかな~~と考える管理人でありました。
各種プレビュー(2024年9月5日確認)
コモン土地(2色10種)
リミテッドでもマナ色安定のため欲しくなるコモン2色土地!
今回は「誰かのライフが13点以下ならアンタップイン」です。
バーンやウィニーなどで数枚採用されるようで……されなさそうな?
絶妙なデザインだと感じます。
レア土地(友好色5種)
新たなレア土地サイクル「1色+土地タイプ所有でもう1色」が登場!
構築における新たなマナ基盤となりそうですね。
土地タイプは基本土地に限らないのに加え、最低1色アンタップインのため使いやすそうな気がします。
おそらく次セットで対抗色版が来るでしょうし、楽しみです。
中央エレベーター-確実な階段/Central Elevator-Promising Stairs
新登場のエンチャントタイプ『部屋』。
その中でもサーチと特殊勝利ができるテクニカルな1枚です。
こうして「エンチャントを並べる」系のカードを見ると、『告別』って本当に強くておかしなカードだったんだなぁと思わされますね……
孤立への恐怖/Fear of Isolation
ぼっちは嫌だ……ぼっちは嫌だ……
「二人組作って~」と言われて一人余るのは嫌だ……
2マナ2/3飛行と破格ですが、ETB能力で必ず1枚パーマネントを戻す必要があります。
とはいえ『望み無き悪夢』など、繰り返し使えるのが嬉しいカードもたくさんあるので、デメリットどころがメリットでしかない能力でしょう。
除霊用掃除機/Ghost Vacuum
どう見たってゴー〇トバ〇ターズ!(笑)
除霊用とだけあって、墓地を対策することができます。
基本はタップ起動で1枚追放するカード。
後半には1/1飛行を大量発生させるフィニッシャーにもなれます。
単純なトークンではないため、元のETB能力まで使えるのは強いですね。アトラクサとか出したい!
重傷/Grievous Wound
「もう休んでいいのよ。」
アカーン!それ永遠に休んじゃうやつ!!
お祖母ちゃん、もうちょい待っててくれ!!
5マナと重めながら、効果は凶悪。
ライフを回復させず、何かしらのダメージが通ればライフが半分になるのは恐ろしいに尽きます。
『サンダージャンクション』の2色砂漠土地みたいのでも有効なわけですからね。
知りたがりの光霊/Inquisitive Glimmer
猫ちゃん……と思ったら、狐だこれ!
でもかわいいからオッケーです!!
スタン落ちした『樹海の自然主義者』と同様のエンチャント軽減能力。
そして『部屋』デッキを成立させるのにぜひ欲しい、開放コストコスト軽減も付いています。
このカードと『確実な階段』による特殊勝利デッキとか楽しそうですね。
残響の力線/Leyline of Resonance
赤の力線も新規で登場!
どうやら再録は『虚空の力線』だけのようです。
自身のクリーチャー単体を対象とするインスタント・ソーサリーをコピーします。
つまり『巨怪の怒り』などが2倍付けになるということです。
しかもコピー効果は力線の枚数分誘発して……これ、相当アカンやつでは?(;^ω^)
変貌の力線/Leyline of Transformation
青の新力線は、自身の全クリーチャーを共通タイプに変換。
『秘儀での順応』が初手ノーコストで出せるようになるので、デッキ構築に乗り出すビルダーも多そうですね!
特に話題になっているのが『悪夢滅ぼし、魁渡』との組み合わせ。
紋章による忍者への強力なバフが、自軍の全てに適用されることになります。
ただし「攻撃後に力線を割られて一気に弱体化」というのには気を付けましょう。
続・食肉鉤虐殺事件/Meathook Massacre II
スタンダードを席巻しついには禁止になった、あの『食肉鉤虐殺事件』が帰ってきた!?
イラストもどこか映画の続編を思わせる「待たせたな」風のたくましい背中ですね!
前作は全体マイナス修正による除去+ライフゲインでしたが、今作は両軍布告+自軍死亡時3点支払いでリアニメイト+敵軍死亡時3点支払わなければリアニメイト
「次回作が前作に比べて劣るというセオリー」と一部では言われていますが、なんだかんだ今回も強いのではないかと管理人的には感じています。
ただ、クアトロシンボルなうえXXとなっており非常にクセが強いのは否定できません(;^_^A
希望の光、ニコ/Niko, Light of Hope
『カルドハイム』ぶりに登場した、テーロス出身元PWのニコ!
管理人的にはこのポーズ、めちゃカッコええなと思ってます(笑)
前回同様、ドロソになる『破片』トークンを生みだすのに加えて、破片を伝説ではないクリーチャーに変身させる能力を持っています。
自分の破片すべてに適用されるので、単体だけでも2体分。
パイオニア以下でなら『ニコ・アリス』と組み合わせて大量のコピーを生成できると考えると……ワクワクが止まりません!
紅蓮地獄/Pyroclasm
『基本セット2011』から約14年2カ月ぶりに再登場です!
最近の3マナ2点全体火力ではパワー不足と判断されたのでしょうか?
いまだモダン以下の環境でも採用されている良カード。
とはいえ2点と軽いので、サイドボード採用が主となりますかね。
最近のウィニーはタフネスも高くなってきてますし。
ヴォルガヴォスの崇拝者/Valgavoth’s Faithful
ダスクモーンには、支配者・ヴォルガヴォスを崇拝する教団が存在します。
イニストラードでもそうでしたが、邪悪で強大な力が人々を魅了するのは時代や場所を問わず起こるものなのでしょう。
自軍かつソーサリー限定ですが、リアニメイトできるのは強力です。
しかも、最近乗りがちな最終カウンターがないのも嬉しいですね。
ヴォルガヴォスの執事長、ヴィクター/Victor, Valgavoth’s Seneschal
先述の教団のトップと思われる男性。
イラストから『ド〇フターズ』『鋼の〇金術師』を想像したのは管理人だけでしょうか?
エンチャントが出たり『部屋』を開放するたび、オムナス形式で能力が発動。
諜報2とハンデスで墓地を肥し、落ちたクリーチャーを復活させるという自己完結型なのがまたなんとも興味をそそられます。
『望み無き悪夢』『山賊の才能』といったハンデス手段がエンチャントであるため、新たな厄介デッキ誕生の予感がしますね……!
Hedge Shredder
むちゃくちゃな造形と駆動をしてくるヤバい機械だ!
幽霊と違って、フィジカル的に主人公たちを追い込んでくるやつだ!
効果もなかなか無茶苦茶してますね。
自身の切削に限らず、何かしらの手段で墓地に土地が落ちれば即座にすべて戦場に出せてしまいます。
界隈では『完成化した精神、ジェイス』で一気にライブラリー12枚削ってランパンじゃ~~!というのが話題になっていましたが……とんでもねぇな!?(;゚Д゚)
各種プレビュー(2024年9月6日確認)
呪われたウインドブレーカー/Cursed Windbreaker
すごい!
外套とかならベタですけど、まさかウインドブレーカーが呪われるだなんて!
呪い装備ではありますが、使用者へのデメリットはゼロ。
それどころが、3マナ2/2飛行+飛行の継続的付与とリミテで活躍してくれそうなスペックをしています。
惜しむらくは、パワー・タフネスの強化がないことでしょうか。
Silent Hallcreeper
館の主・ヴァルガヴォスの白昼夢が具現化したものとされる「館底種」。
正面から撃破することはほぼ不可能で、遭遇したらまず逃げるしかないそうです。
撃破が不可能という設定ではありますが、カードでは2マナ1/1という貧弱ボディ。
かわりにブロックされず、戦闘ダメージを与えると3種のアドバンテージが得られます。
できるのであれば、上から順にすべて達成していきたいですね。
裏切り者の駆け引き/Sting of Betrayal
ネタバレすぎるカード。
最悪な場面ではありますが、管理人的には頭の回る悪党っぽいフレーバーテキストが結構好きです。
追加コストの必要があるものの『黙示録、シェオルドレッド』を倒せて追放までできるダメージが与えられるのは強いですね。
他にも、厄介な死亡時誘発効果を封殺することができます。
前半から使うならトークン、後半であれば2マナ支払っての運用となるでしょう。
The Rollercrusher Ride
ストーリーでも登場した「遊園地」と思われるカード。
しかしイラストからもわかる通り、とても楽しめると思えるような場所ではなさそうです。
ジェットコースター以外のスリルも満点でしょうし、管理人は乗るのを遠慮しますね!(笑)
3マナ支払うのに加え、クリーチャーX体にX点ダメージはあまりおいしくありません。
『昂揚』を達成して、はじめて使い甲斐のあるスペックと言えるでしょう。
達成後には『稲妻の一撃』など、火力をドンドン叩き込んでいきたいです!
画面の中への幽閉/Trapped in the Screen
多くの方が子供の頃に見たことがありそうな「テレビに閉じ込められる展開」がカード化。
ちなみに管理人は、ボー〇ボのラジオマンを思い出しました(笑)
ダブルツインマークツーセカンドさん……
効果は『払拭の光』。
PWなど一部が対象に取れなくなったかわりに、護法2が付きました。
あと、土地じゃないとは書いてないため土地も対象にとれたりします。
止められぬ斬鬼/Unstoppable Slasher
ゾンビで……暗殺者?
その右手の回転刃、どう見たって「暗殺」じゃないですよね……??
3マナ2/3接死と優秀なボディに、戦闘ダメージ後ライフを半分刈り取る『重傷』能力というトンデモカード。
ブロックしたら大抵死亡し、ブロックしなかったらライフをゴリゴリ削られ、しかも何故か復活能力まで付いています。ホント何で?
エルズペスさーん!スマイト(強打)お願いします!!
Breaker of Spirits
伝説のナイトメア!
3マナ10/1という歪なボディがなんとも悪夢らしいです。
発表当初、カニに見えたのは管理人だけでしょうか?
生き残ってダメージを通せれば、一気に10枚切削できます。
最大のキモは「各対戦相手が切削」という一文でしょう。
つまり、統率者というわけですね。めちゃくちゃヘイト買いそうですが(;^_^A
目標の強奪/Grab the Prize
鍵を見つけた!
けれど恐ろしいピエロの口の中に手を突っ込まなければならない……
『SAW2』の鍵と注射器のゲームを想起させる気がするカードですね。
『苦しめる声』を時代に合わせて改良したという印象。
土地以外を捨てるのが茶飯事のマッドネスデッキで採用できそうな気がします。
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Here’s Jenny! → Break Down the Door
はい、ホラー映画でとても有名なあのシーンです(笑)
ここだけで、190以上リテイクがされたのだとか。
派手で粗雑にぶち壊すようでいて、実際には置物を追放除去とかなり丁重。
破壊不能や墓地からの再利用をもくろむ相手に対して有効です。
戦慄予示も付いているので、万一手札で腐っていても安心ですね。
薄気味悪い双子/Unsettling Twins
『Here’s Jenny!』と同じ映画で、こちらも有名な双子ちゃん。
ちなみに管理人は、大学の講義ではじめて彼女たちを知りました。
4マナで2/2×2と標準的な性能。
中盤以降の戦力としては心もとないので、戦慄予示の内容に期待するかコスト要因として用いるなどして使うことになるでしょう。
用心深い番犬/Wary Watchdog
ホラーにおける人間の相棒といえば犬!
逆に猫が相棒になるって、あまり聞かないですよね?
性能は『用心深い演劇役者』の同型再版となっています。
あちらは人型猫なので……犬派か猫派かでどちらを採用するか分かれるでしょう!
それとも、いっそ両方入れちゃいます?
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各種プレビュー(2024年9月9日確認)
Fear of Falling
5マナ4/4フライヤーはリミテ番長!
それにしても、これは鳥?それともハーピィ……??
やはりナイトメアは不気味が過ぎますね。
攻撃時、相手をパワーダウンさせるだけでなく飛行も失わせるので、航空戦力同士の一騎討ちなら戦わずして勝てます。
サイズもドラゴン並なので、敵に回ったら厄介この上ない存在になりそうです。
光霊噴出/Glimmerburst
生存者たちの希望を表す存在、光霊。
しかし、burstと言いながら行うのは何故ドローなのでしょうね?
手札補充とチャンプブロッカー生成は、構築でもワンチャンありそうです。
リミテッドだと『違和感』のトリガーにもなります。
尻込みする優等生/Reluctant Role Model
アイキャッチになっている眼鏡くんがついにお披露目!
序盤は理屈をこねるしパニくるしで邪魔者になりがちですが、中盤以降で活躍し始めるイメージがあります。
尻込みしても優等生。
タップ状態にさえなっていれば、半永続的かつ強力なバフを味方に与えられます。
攻撃するにせよ『イーオスの遍歴の騎士』のコストにするにせよ、序盤から出せるようにしていきたいですね。
The Tale of Tamiyo
タミヨウの人生そのものが描かれた巻物です。
彼女の息子であるナシは、これを取り戻す為ダスクモーンへ足を踏み入れました。
3章までに墓地を最低6枚溜め、4章で一部タイプにフラッシュバックを付与。
あくまで「唱える」なので、普通にマナコストがかかる点には気を付けましょう。
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各種プレビュー(2024年9月10日確認)
Optimistic Scavenger
なんということでしょう。
スタン落ちしたばかりの『気前のいい訪問者』が帰ってきました!
今度は唱えるじゃなくて戦場に出ればいいので、さらに強化の機会が増えそうですね。
前回エンチャントはセレズニア(緑白)でしたが、コスト軽減能力を持つ『知りたがりの光霊』などを中心に据えると、スタンダードではアゾリウス(青白)になるだろうと考えています。
パイオニアでは訪問者と8枚体制で、セレズニアがさらに強化されること間違いなしでしょう。
Gremlin Tamer
めっちゃ美人!
まるで映画のヒロインのようですね!
効果は『若き紅蓮術士』のエンチャント版という印象。
先述の『Optimistic Scavenger』と合わせて、強化と手数両方で攻めていくデッキも面白そうです。
ヴァルガヴォスの猛攻/Valgavoth’s Onslaught
館の主・ヴァルガヴォスと大激突のシーンです。
結末がどうなったかは、ぜひ第6話をご覧ください!
マナをかければかけるほど、より強化された2/2を大量に展開できる呪文となります。
表向きにしなくても単純に物量が濃いですね。
同時に墓地肥しもできるので、何かしら活用していきたいものです。
Withering Torment
マナコスト分のライフを失う『大群への給餌』が、1マナ増えたことで2点固定になりました。
黒系コントロール遣いにとって、かなり大きな一歩ではないでしょうか。
アーティファクト・クリーチャー&エンチャントも対象に取れる『喉首狙い』と考えると、構築でも十分採用される気がしますね。
2マナと3マナでは差が大きいとはいえ、ここまでデメリットが薄い呪文もそうそうないですから。
各種プレビュー(2024年9月13日確認)
永劫の活力/Enduring Vitality
鹿といえば3/3!
……と思うのは、やはりあのトリックスターのせいなのでしょうね(;^_^A
効果は『謎の石の儀式』。
界隈では『嵐を断つ者』と組み合わせた、大量トークンコンボが話題になっています。
パイオニアで収まっていたコンボがスタンに……今後に注目です!
精体の追跡者/Entity Tracker
『女魔術師の存在』が青くなってクリーチャーになったような一枚。
個人的には、別イラストの方も味があって好きです。
前例と異なり、エンチャントが戦場に出た時1ドローできます。
ターン・回数制限が付いていないのも悪さができそうですね!
『瞬速』なので、相手の動きに合わせて出せるのもGood。
今のうちに出よう/Get Out
一般的に「Get out」は「出ていけ!」という強い言葉の印象。
「今のうちに出よう」は少々穏やか過ぎるような気が……うむむ。
クリーチャーとエンチャント限定の『対抗呪文』。
『長川の引き込み』など、最近こうした亜種の試みが増えたように感じます。
バウンス効果は青単の『傲慢なジン』などで使われそうですね。
ゲームをしよう/Let’s Play a Game
カード名はおそらく『SAW』から来ているでしょう。
効果がいずれも「身を削るもの」で、さらに想像をかき立てられますね。
『昂揚』を達成していないと、正直物足りないスペック。
マナレシオ的と達成条件的に、マイナス修正は-2/-2でもよかった気がします。
超常現象分析家/Paranormal Analyst
元ネタは『パラノーマル・アクティビティ』かと。
今回は本当にホラー映画ネタが豊作ですね。
MTG仲間で鑑賞会とかしてみたくなります。
戦慄予示で墓地に落ちるカードを回収できます。
裏返る可能性がある2/2を展開しつつワンドロー、単純に強いですね。
残念なのは、この手のカードは次セット以降追加要素がないことでしょう。
幽霊による庇護/Sheltered by Ghosts
庇護ってレベルじゃねぇぞ!!
2マナに能力盛り過ぎじゃないですかコレ!?
土地じゃなかったら何でも追放でき、加えてパワー修正と絆魂と護法2。
装備するタイミングで狙い撃ち除去するしかないでしょうね。
手術室-病室/Surgical Suite-Hospital Room
絶対ロクな手術をしていない病院+絶対患者が襲ってくる病室。
さらにはドヤ顔した白い服の敵幹部が、スローな拍手をしながら登場してきたりして……(目グルグル)
3マナ以下のクリーチャーをリアニする手段としては、高性能だと思います。
頃合いを見て右側を開放し、盤面を強化していきましょう。
ただし、バフには攻撃が必須なのでお気を付けください。
各種プレビュー(2024年9月14日確認)
荒らされた地下室-解剖室/Defiled Crypt-Cadaver Lab
地下室は明らかに遺体安置所。
そこにあるものを解剖室で処理する……という感じでしょうかね。
結果、2/2ホラーが生み出されるという。
1枚ずつ墓地から離れされる手段(追放・回収)があれば、継続的に戦力を投下できるいいカードだと思います。
右側でリソースを回収しながら展開できるのもグッド。しかも軽いという。
ただし、自分の墓地のみがトークン生成の条件であるのは忘れないようにしましょう。
音を立てるな/Don’t Make a Sound
『クワイエット・プレイス』っぽい打ち消し呪文。
銀枠だったら「音を出したら負け」「音を出したらパーマネントを生贄にする」とかになりそうなカード名な気がしました……管理人だけですかね(;^ω^)
最近よくある『火消し』効果に、打ち消し失敗時に諜報2ができるオマケ付き。
打ち消せなくても、諜報で次の解決策を探しに行けるのはよさそうです。
反面、相手が何もしてこないとこれの出しようがないのはご愛敬。
自分の呪文に対して撃つにしても4マナかかるので、ナンセンスですよね。
咆哮する焼炉-蒸気サウナ/Roaring FurnaceSteaming Sauna
ダスクモーンにもサウナがあるとは思いませんでしたね。
めちゃくちゃ暑そうですし、霊が出そうなわけですが。
ソーサリータイミングな『勝利の炎』と中盤以降にかけて機能するドロソのセット。
火力呪文のついでにドローエンジンが付いてくるのは、十分な性能だと思います。
できたらダメージはPWにも飛んでほしかったですけど……
収納室-忘れられた地下室/Walk-in Closet-Forgotten Cellar
絶対立ち入っちゃいかんやつだ!
立ち入ったら最後、『彼岸島』みたいに取り返しがつかんことになるぞ!!
※個人の感想です
まさかまさかの『世界のるつぼ』+『ヨーグモスの意志』!
本家より2マナ重いヨグウィルですが、土地を肥やせば無問題でしょう。
土地がポンポン出せるので、『切削』『上陸』などとも組み合わせたいですね。
カードプレビューのスケジュール
『ダスクモーン:戦慄の館』のプレビューは、以下のスケジュールに沿って実施されます。
スケジュール概要
内容 | 日付 |
デビュー配信&プレビュー開始 | 2024年8月31日~9月12日 |
全カード公開 | 2024年9月13日 |
プレリリース | 2024年9月20日~27日 |
MTGアリーナにてリリース | 2024年9月24日 |
公式発売日 | 2024年9月27日 |
Nightmare Bundle発売日 | 2024年10月18日 |
マジック公式ストーリーまとめ
タイトル | 公開日 |
第1話 | 2024年8月20日 |
サイドストーリー | 2024年8月20日 |
第2話 | 2024年8月22日 |
サイドストーリー | 2024年8月23日 |
第3話 | 2024年8月27日 |
サイドストーリー | 2024年8月28日 |
第4話 | 2024年8月30日 |
第5話 | 2024年9月3日 |
サイドストーリー | 2024年9月5日 |
第6話 | 2024年9月10日 |
サイドストーリー | 2024年9月17日 |
さいごに
今回は『ダスクモーン:戦慄の館』で個人的に注目しているカードについて紹介させていただきました。
『ブルームバロウ』のかわいらしさから超一転、ガチホラーな世界が繰り広げられる『ダスクモーン』。
皆さんも管理人もSAN値やら何やらがゴリゴリ削られそうですが、新たな注目カードが紹介され次第追記してまいりますので、よろしくお願いいたします!
戦慄の館をワクワクで生き延びましょう!!