プレビュー配信(2024年12月4日発表)
大天使アヴァシン/Archangel Avacyn
初出 | トリム平均(20241203時点) |
イニストラードを覆う影 | ¥449 |
瞬速でやって来る『セラの天使』+全体破壊不能付与というスペック!
かつてバントカンパニーでお世話になった管理人にとって、思い出深いカードです。
変身条件ですが、自発的に生贄にするなどでも達成できます。
自分でサクったくせに闇堕ちアヴァシン……怖いですね!(笑)
血の芸術家/Blood Artist
初出 | トリム平均(20241203時点) |
アヴァシンの帰還 | ¥170 |
サクリファイスデッキで使われていた吸血鬼。
『復讐に燃えた血術師』とは異なり、相手の死亡時にも誘発するのもポイントです。
今回の芸術家には名前があるようです。
ヴァニア・ファルケンラス。始祖はエインジー・ファルケンラスですね。
凶暴性で知られた一家で、絵画に用いられている真紅の画料も……詳しくは知らない方がいいでしょう。
エドガー・マルコフ/Edgar Markov
初出 | トリム平均(20241203時点) |
統率者2017 | ¥14,933 |
マルコフ家の始祖にして、ソリンの祖父です。
彼が悪魔から示唆された儀式を行ったことで、イニストラードには吸血鬼が生まれ、ソリンはその時のショックでPWの灯に目覚めました。
統率者領域にいるだけで自身の吸血鬼呪文に1/1トークンを付けてくれるのは強いですね。
吸血鬼は1~2マナが多いので、結構な数を並べられるでしょう。
自身は重いものの、戦場に出て攻撃すれば全体強化も可能です!
約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End
初出 | トリム平均(20241203時点) |
異界月 | ¥7,775 |
ナヒリがソリンへの復讐のために呼び出した時のエムラクールです。
顕現したことによってイニストラードの多くが、精神汚染や異形化といった被害に見舞われました。
しかしそれさえも乗り越えたのですから、ファイレクシアの侵攻にだってイニストラード人が敗けるわけがありませんよネ!(笑)
当時のスタンダードでは、黒緑昂揚のフィニッシャーとして用いられていました。
唱えれば相手に超絶ド下手なプレイを強要できる、強力かつ凶悪な効果を持っています。
相手をコントロールする効果がキャスト時限定のため、パイオニアではランプ、モダン以下ではトロンでの運用が定石ですね。
ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil
初出 | トリム平均(20241203時点) |
異界月 | ¥2,527 |
イニストラードと言えばヴェリアナ!という方も少なくないでしょう。
手札破壊に布告除去、奥義までいけばほぼ勝ちな能力は現在でも多くのフォーマットで採用されています。
『タルモゴイフ』と共に1万円前後していた時代がありましたが、『団結のドミナリア』でスタンダード再録されたことで現在では2,000円程度に。
これもまたMTGの醍醐味ですが……なんとも諸行無常を感じますね(;´・ω・)
未練ある魂/Lingering Souls
初出 | トリム平均(20241203時点) |
闇の隆盛 | ¥65 |
1/1フライヤーを2体生成が2回!
単純に優秀な性能であるのに加え、、2回目はマナコストを軽減して唱えることができます。
管理人は初心者の頃強さがわかりませんでしたが、今見るととんでもないですね。
単純に2回唱えてもいいですし、ルーティングの種に使ったり、相手のハンデスでアドを失わない一枚としても使えます。
ただし、フラッシュバック時には白ではなく黒マナが求められる点には注意しましょう。
集団恐慌/Mass Hysteria
初出 | トリム平均(20241203時点) |
ミラディン | ¥500 |
イニストラード・リマスターと言いながら、実はイニストラードには収録されていない一枚。
再録の理由は、フレーバー?要望?機会がなかったから?枠が余った?
うーん、わかりません。
たった1マナで継続的に速攻を付与できるのは間違いなく強いです。
しかし「すべての」ですから、自軍だけでなく相手のクリーチャーにも適用されるのはお忘れなく!
スリヴァー然り、昔のカードあるあるだったりします。
瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
初出 | トリム平均(20241203時点) |
イニストラード | ¥2,045 |
スナキャスこと『瞬唱の魔道士』も旧枠で再登場!
しかも新絵での再録が多い昨今、初代のイラストで再録されています。
こちらも最近はすっかり価格が落ち着いていますね。
瞬速で出したスナキャスでソーサリーにフラッシュバックを付与するのは、よくあるミス。
付けること自体は可能ですが、唱えるタイミングは通常時から変わりません。
なので、相手のターンに再利用できるのはインスタント限定となります。ご注意を!
呪文捕らえ/Spell Queller
初出 | トリム平均(20241203時点) |
異界月 | ¥350 |
こちらもバントカンパニーで活躍していましたね。
相手の『集合した中隊』に合わせてこちらも中隊を唱え、めくれた『呪文捕らえ』で先に出ていた中隊を封じ込める。
まさに早撃ち勝負のような緊迫感がありました。
サイズ制限こそありますが、打ち消されない呪文に対しても有効です。
その他色々悪さができるカードであるため、使う場合はwikiをチェックしておくとよいでしょう。
食肉鉤虐殺事件/The Meathook Massacre
初出 | トリム平均(20241203時点) |
イニストラード:真夜中の狩り | ¥5,106 |
あまりの強さでスタンダード禁止になった『食肉鉤虐殺事件』が、装い新たにやってきました!
増やしやすいX値とロス&ゲイン能力は強力過ぎましたね……
禁止されてもなお高価格帯を維持し続けているカードなので、今回を機に少しは落ち着いて欲しいところです。
しかし神話レアですから排出率は少ない上、本セットがどれだけ開封されるかに左右されるでしょう。
スレイベンの検査官/Thraben Inspector
初出 | トリム平均(20241203時点) |
イニストラードを覆う影 | ¥85 |
当時のスタンで1ターン目から出せたらゴキゲンでしたね!
カルロフ邸の『ひよっこ捜査員』は、これの同型再版にあたります。
起動に2マナかかるものの、1マナ1/2のオマケに1ドローが付いてくるのは間違いなくお得です。
初見ではわかりにくいですが、使ってみると想像以上の快適さを実感する一枚だと思います。
若き狼/Young Wolf
初出 | トリム平均(20241203時点) |
闇の隆盛 | ¥262 |
1マナで1/1+2/2になれる優秀な狼。
サクリファイスデッキの種や布告除去への対策として用いられています。
他の手段で+1/+1カウンターが置かれていると普通に死亡するのには注意しましょう。
逆に何かしらの手段でカウンターを取り除けば、何回でも復活できますね。
(具体的かつ有効な手段があるかは別として)
各種プレビュー(2025年1月9日確認)
アーリン・コード/Arlinn Kord
初出 | トリム平均(20250108時点) |
イニストラードを覆う影 | ¥147 |
(女性ですが)狼男のPW、アーリン・コードが新旧アート両方で収録です!
新絵の方は『真夜中の狩り』でも登場した「秋分」仕様となっています。
当時はカード性能よりも、ネタの方を見ることが多かった気がしますね。
管理人も「Help me,ARLINNNNNN!!』とか言ってました(笑)
■当時ツボったネタはコチラ(ニコニコ動画):【MTG】アンインストール【MAD】
希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope
初出 | トリム平均(20250108時点) |
アヴァシンの帰還 | ¥3,350 |
イニストラード最大の守護天使、アヴァシン!
自身やクリーチャーだけでなく、アーティファクトやエンチャントなどにまで破壊不能を付与できるのは強力ですね。
映画風アートもカッコイイ!
後ろにいるのは創造主であるソリン、あるいは宿敵・グリセルブランドでしょうか?それにしても……なんかアヴァシンとは違うような気がしています(;^_^Aカミガタチガウヨナー
よく見たら髪の毛がめちゃ動いているんですね!失礼しましたっ!
秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets
初出 | トリム平均(20250108時点) |
イニストラード | ¥216 |
根強いファンが多い『秘密を掘り下げる者』が初代アート&旧枠でやってきました!
しかも、手に入りやすいコモン!
この仕様で揃えたいという方も多いのではないでしょうか?
運次第ですが、トップ次第では1マナ3/2飛行と破格のスペックになるのが魅力的。
占術などと組み合わせれば、より変身しやすくできるのにも注目です。
墓所這い/Gravecrawler
初出 | トリム平均(20250108時点) |
闇の隆盛 | ¥659 |
仲間がいれば何度でも復活できるゾンビ『墓所這い』も再録。
コストも1マナと軽いので、生贄デッキの種としても優秀です。
ちなみに小ネタですが、初収録時のフレーバーの末尾は「見せてやるよ」でした。
リリアナをはじめ、まだPWのキャラ設定が重要視されていなかったのでしょうか?
グリセルブランド/Griselbrand
初出 | トリム平均(20250108時点) |
アヴァシンの帰還 | ¥1663 |
で、出たーーーーーッ!
イニストラード最強にして最大の出オチデーモン!グリセルブランドだァーーーーーーッ!!!
そんなネタを約13年こすられ続けている彼ですが、能力はいまだに強力。
ストーリーよろしく即除去されようと、7点ライフを払うことで大量のリソースを残していきます。
さらに生き残れば自分でコスト分を回収できるので、思わず「悪魔ってなんだっけ?」と言いたくなること間違いなしでしょう(笑)
隠遁ドルイド/Hermit Druid
初出 | トリム平均(20250108時点) |
ストロングホールド | ¥1,990 |
またイニストラードじゃねぇじゃん!!!
と言いたいところですが、カティルダなどの魔女が存在するため、そこまでかけ離れた存在ではない……のでしょうか?うーむ??
基本土地が出るまで墓地にカードを送り続けられる効果は、一見しただけでも悪事のにおいがプンプンするというものでしょう。
タップ起動型能力であることが唯一の救いですが、それでも懐の広いレガシーでも禁止される程凶悪な能力です。
■隠遁ドルイドを使ったデッキはコチラ:MTG Wiki『隠遁ドルイド』
傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord
初出 | トリム平均(20250108時点) |
基本セット2020 | ¥1,922 |
誰だ!彼のことを『傲慢な尻(ケツ)王』とか呼んだのは!?
そう、私だよッ!!
そう呼ばれても仕方がない(?)ほど、パイオニアにおいて『血管切り裂き魔』とのコンボは悪逆極まりないものでした。
もしもこのソリンが禁止されなかったとしたら、今後さらに強力な吸血鬼が登場した場合とんでもないことになったでしょうし、カードデザインも難航していたでしょう。
異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar
初出 | トリム平均(20250108時点) |
異界月 | ¥391 |
スタン当時は『集合した中隊』もあり、厄介でしたね。
でも、スレイベンの守護者よりもイライラしなかったと思うのは、管理人がコントロール遣いだからでしょうか?……いや、普通に土地タップ厄介でしたわ(-_-;)
新規アートが一部ではグリフィスと言われているようです。
月皇評議会と別れ、ゾンビやスピリットと共闘し、ギドラグの怪物に乗り……なるほど、どうやら彼女は自由ですね。
さいごに
今回は『イニストラード・リマスター』で個人的に注目しているカードについて紹介させていただきました。
どれくらいパックが開封されるかは分かりませんが、あまりに高すぎるカードについてはこの機会にちょっと落ち着いて欲しいですね。
また、『集団恐慌』などイニストラードに収録されていなかったはずのカードもありました。
価格的には高額というレベルではないはずですが……フレーバー的な需要でしょうか?
いずれにせよ、発売日が待ち遠しいですね!
イニストラードは管理人も好きな次元なので楽しみです!