・カード内容の確認ができ次第、こちらに追加していきます。
・カードについて、個人的な見解・第一印象を述べさせていただきます。
こんにちは、アザ・キャストです。
2022年8月19日午前1時、ついに『団結のドミナリア』のカードプレビューが始まりましたね!
以下のような記事も作成するくらい、MTGの原点である次元で起こるドラマをものすごく心待ちにしていました!
そして当記事では、プレビューで紹介されたカード情報のアップならびに個人的な評価をご紹介したいと思います。
最近はMTGのプレイから遠ざかっている身ではありますが、何かしら誰かしらの参考になれるよう努めますので、よろしくお願いいたします。
・この記事を読めば、『団結のドミナリア』の収録カードについて知ることができます。
公式発売日は2022年9月9日です!
大きく変わるであろう環境を楽しみにしつつ、新たに登場するカードたちを見ていきましょう!
※当記事でご紹介するカードは、スタンダードで使用可能なカードのみとなります。
『白』のカード
怒りの大天使
『キッカー』メカニズム再録として紹介されましたが、追加コストの軽さに驚かされました。
「重すぎるコストは実用的ではない」と開発部が判断したのでしょうか?
これならよりゲームでの活躍ができそうですね!
プレイヤーにも飛ばせるので、柔軟性も高いです。
ベナリアの潜伏工作員
ストーリーでもおぞましい描写がされていた『ベナリアの潜伏工作員』がカード化!
普通の兵士モードと怪物モードが見事に再現されていますね。
『呪禁』『破壊不能』を突破して除去できるのがグッド!
ただ、低レアゆえにソーサリーなのが構築だとちょっと不便。
新ベナリアの守護者
素のサイズ自体は2マナ2/2と標準的な「熊サイズ」。
しかし、新キーワード能力『後援』と『破壊不能』がこのカードを強力なものにしています!
『後援』でパワーをアップさせながら、『破壊不能』はズルい!
しかも占術2を行えるので、後続も整備できるんですよねコレ。
毅然たる援軍
インスタント呪文『急報』が、クリーチャー呪文になって帰ってきました!
本家と異なり、リアニメイト呪文・能力の対象にすることができます。
インスタントで頭数が増やせるのは強いですね。
構築なら『ラフィーン』によるバフをより手厚いものにできます。
カリスマ溢れる先兵
3マナ3/2、標準的サイズの攻撃型クリーチャー。
5マナ全体バフ能力は、リミテッドの膠着した盤面を動かす力となるでしょう。
地上を停滞させ、『飛行』持ちをこのカードなどで強化してアタックするのはセオリーですね。
レアリティがコモンなので、ピックしやすい点にも注目です。
シャライの使者
7マナ5/6飛行は、リミテッドにおけるフィニッシャーサイズです!
『キッカー』をしなくても5マナ3/4飛行ですので、十分採用を検討する価値はあります。
使う側としては、可能であれば『キッカー』したいところ。
使われる側は、こうしたクリーチャーに当たる除去を用意しましょう。
加勢
最大2体のサイズをアップ可能なコンバット・トリック。
相手のアタックに合わせて使用して、一方的に討ち取ることもできます。
相手の意表をつくのは爽快ですが、マナを立てて構えていれば警戒されます。
このカードの存在をブラフとしたり、自身の攻撃時に単純なバフとした方がより効果的となるでしょう。
サマイトの薬草医
タップ状態になるたび、ライフゲインとトップ操作を行います。
『後援』のおかげで、直接的な戦闘以外でも効果を活かせるのが嬉しいですね。
繰り返し使うことができれば、占術でキーカードを引き込めます。
もちろん、チャンスがあれば自身が攻撃してOK。
信仰を穢すもの
ファイレクシアコスト化サイクルの白は、トークン生成。
ファイレクシアンが生み出すトークンが普通の兵士……少々違和感があるような?
白1マナのカードを唱え続けると、あっという間にトークンがモリモリ…
『婚礼の発表』と合わせたら、さらにすごいことになりそうですね。
盾、構え
『英雄的介入』に続き、今回も現地の兵士を助けているアジャニのカード。
『破壊不能』に加え、半永続的なサイズアップと『絆魂』があるのは強いです!
同種のカードの中でもかなり優秀な1枚ですね。
コモンということもあり、リミテッドの際には考慮しておきたいです。
時間稼ぎ
白らしいタップ能力とキャントリップ(カードを引くオマケ能力)を持った1枚。
キッカーコストを支払うことで、タップ効果の補強をすることができます。
『霧のブレス』にドローがついて5マナは若干重めな印象。
状況に応じた『キッカー』のオンオフ判断が大切になりそうです。
メサの騎兵
ライフゲイン能力が付いた、標準的な『飛行』持ちクリーチャー。
特に秀でているわけではありませんが、リミテッドでの『飛行』はありがたいです。
優先して選択するほどではありませんが、やはり『飛行』はあなどれません。
デッキに空きがある場合、入れておく価値は十分にあります。
アルガイヴの騎兵
トークンを出せる、3マナ3/3相当の『後援』持ち騎士。
このカード自体を他の『後援』のタネにするのもありかな、などと考えています。
他の『後援』のパワーを2上げつつ、スキを見て今度は自分が『後援』で殴る……みたいなことができるんじゃないかと思うんですよね。
翼套の司祭
(おそらく)アンコモン防衛サイクルの白は、ETBと後続の『防衛』によって鳥を出す能力。
「1体につき」出すので、複数場に出ればヒッチコックみたいなことになりそうですね!
他の『防衛』持ちを『明滅』させるなどして一気に展開させてみたいです。
全体除去をされなければ、一気に鳥が相手を削るでしょう。
連合の空騎士
打点を強力に上げることができる『後援』に『飛行』が付いちゃいました!
3点打点を上げたこのカードに4回殴られてGG……なんてことは避けたいものです。
救いはタスネスが2と除去しやすいことですね。
『先制攻撃』もないので、相討ちも難しくはなさそうです。
一時的封鎖
『ポータブル・ホール』が2マナ増えたら、効果が全体に広がっちゃいました!
これはもう全然ポータブル(携帯用)じゃないですね!
パーマネント全域に対応できるのがめちゃ強いです。
まぁ……『サリア』を出されると相変わらず苦しいわけですが。
ルーン撃ち
タップ状態なら、1マナひとつでYouはshockになる便利な呪文です。
『キッカー』付きで唱えることが最も多くなるカードではないかと思っています。
ソーサリーなうえ『警戒』持ちには無力ですが、十分強力です。
『占術2』付きなのがコントロール使い的にはすごく嬉しいですね!
市民の拘束
「いつもの」と思わせる性能の3マナ追放エンチャント。
潜伏工作員を捕縛する背景からか、対象がクリーチャーとプレインズウォーカーになっています。
イラストから潜伏工作員の恐ろしさが伝わってきますね。
自分自身ですら直前まで工作員であることがわからないとのことです……
選定された平和の番人
「『精鋭呪文縛り』がいなくなったと思ったら……」となった方も多いのではないでしょうか。
手札が見れる上、手札にないカード名の指定と起動能力も対象にできるのが優秀ですね。
『精鋭呪文縛り』と違い、除去すれば効果は消えるのが救いです。
とはいえ、肝心の除去を指定されることもありえるわけですが……
ファイレクシアの宣教師
2マナ2/3絆魂持ちの時点でアンコモンじゃないだろ!と言いたくなりますね。
さらに、軽コストでのクリーチャー回収キッカーも優秀です。
個人的に「聖職者への感染」というものはとても冒涜的だと感じます。
死者を眠りから覚ます能力も、それを表しているかのようです。
ベナリアの希望、ダニサ
ジェラードの末裔にしてキャパシェン家の後継者、ダニサ・キャパシェンが再登場です。
ノーコストで手札と墓地の二方面から、オーラか装備品を持ってくることができます。
ルーターなどで重量級のカードを捨て、回収するのがセオリーとなります。
本体が素で装備品を付けているような山盛り効果持ちなのも、魅力的ですね。
柏槙教団の樹根織り
『森林地の先達』などの亜種といえるコモンクリーチャー。
『キッカー』効果は膠着状態の『飛行』などに使うのがベターでしょう。
よく見ると、左腕が樹の根に置き換えられているのがわかります。
ファイレクシアとの闘いがいかに壮絶かが表れていますね。
雄々しい古参兵
2マナレアロードサイクルの白は、兵士。
墓地にいても軍勢を支える能力は、白の性質を体現するかのようです。
現環境では『サリア』『粗暴な聖戦士』など、兵士は結構な数います。
『光輝王の野心家』の枠を受け継ぐことになりそうな気がしますね。
曙光の騎士
だからなんでアンコモンなんだよ!と言いたくなる山盛りスペック。
『先制攻撃』とパンプアップ能力が、対クリーチャー戦での活躍を予感させます。
昔だったら、2マナ2/2先制攻撃だけだったでしょうね。
パンプアップすることで、序盤から終盤まで戦えるのが強いです。
力線の束縛
『版図』でコストが下がる『排斥』です。
『トライオーム』が出ているだけで、十分コストを下げることができます。
これと『スランの門』は、コントロールに衝撃を与えました。
『版図』の難易度が想像以上に低いものとなっていたからです。
セラの模範
予約段階のトップレアとして君臨しています。
「クリーチャーデッキならとりあえず入れておこう」という性能だと思いますね。
開発部は「1回しか復活できないからいいか!」と考えたのでしょうか……
除去どころが『打ち消し』で着地すら許してはならない存在だと思いました。
夜と昼の恋歌
名前とイラストからとても温かみを感じました。
『先読』のおかげで1章を飛ばすことも可能なのがえらいですね。
手札がない時には1章、ある時には2章以降からとなるでしょう。
3章の強化先として『飛行』を出せるのもグッド。
束縛の祈り手
『排斥』に2点ゲインが付いた準万能追放除去。
ミシュラランド、『呪禁』持ち以外のクリーチャーならこれ1枚で対処可能です。
基本土地タイプが2種類以下であれば、『力線の束縛』より勝っています。
また、ミシュラランドも構築では見かけることはないでしょう。
ベナリアの信仰繋ぎ
『警戒』と『後援』が付いたクリーチャー。
タフネスも3あるので、ある程度の壁としても機能しますね。
『警戒』がある分、相手も撃ち取りたいと思うでしょう。
『後援』でパワーを上げて相討ちを狙うのも手です。
隊長の号令
サイズは小さいものの、3体のクリーチャーを並べることができます。
出したトークンを全体強化していければ、強力な呪文として機能しますよ!
MTGをはじめて買った時、目に留まったのを覚えています。
『英雄的突撃』などと共に使っていきたいですね。
肉裂きの空乗り
『瞬速』と『キッカー』で、思わぬところから除去を飛ばしてきます。
効果がアタック宣言後にのみ機能するのには注意しましょう。
『キッカー』込みだと、6マナ2/2飛行持ちと重め。
基本は、3マナ2/2飛行瞬速として活用していいかもしれません。
弩弓破
タップ状態限定とはいえ、インスタントで撃てる火力除去。
コモンなうえ、基本地形がメインのリミテッドでは活躍するでしょう。
2色デッキを組んだとして、2マナ3点火力と上々の威力。
逆に相手が白だとしたら、出ている土地を確認すべきです。
庇護のグリフィン
4マナ2/3と少々物足りないものの、他のクリーチャーが出ることでパワーアップ!
『隊長の号令』を使えば、一気に5/6飛行持ちのフィニッシャー級になれます。
単純に『飛行』がえらい上、パンプアップがあるのが素晴らしいです。
インスタントでクリーチャーを出せば、コンバットトリックとして機能します。
邪悪を打ち砕く
頑丈なクリーチャーかエンチャントのどちらかを処理できる、選択式のスペル。
相手が一気にパンプアップで勝負をつけに来た時撃てたら、爽快ですね!
タフネス4以上は、序盤だと結構当たらない印象があります。
大量に入れることは避け、ここぞという所で出していきたいカードです。
ウルザ、タイタンズを組織する
「いや、そんな英雄譚じゃないだろ!!」と界隈で話題になっていますね。
ウルザの数々の所業は本当に色々とスゴイので、一見の価値があります。
カードの効果自体は、普通に優秀です。
複数のプレインズウォーカーを出して3章を迎えたら、最高だと思います。
アルガイヴの密集軍
クリーチャーがいるほど軽コストで出すことができるカードです。
リミテッドで攻めている時の追加戦力として、4/4は優秀なサイズでしょう。
逆に地上が停滞している時には、あまり強くありません。
『飛行』など回避能力を付与できれば話は別ですが……
機械仕掛けの跳ね橋
本セットのタッパー枠。
個人的にリミテッドで最強の能力は、タップだと確信しています。
プレリリースの決勝戦で、タッパーによって負けたのは苦い思い出です。
除去でこそありませんが、本当に強い能力だと思いますよ。
英雄的突撃
相手のブロックを鑑みつつ撃てる、全体パンプアップ呪文です。
『キッカー』による『トランプル』付与で、勝負を決めることも!
終盤の一斉攻撃にはライフが残るようブロックを調整しますが、その計画を『トランプル』で突き破りましょう!
『青』のカード
夢を穢すもの
青のパーマネント・呪文のコスト1つを、実質ファイレクシアコストにするカードです。
パーマネントなので、プレインズウォーカーやエンチャントなども含まれるのはすごいですね!
青1マナのパーマネントなら、ライフがあればタダで出せる……ってコト!?
軽減の限界値が書かれていないので、できちゃいそうですね。
ドロー能力も相まって、連射性能も高そうです。
ザルファーのフェイジング
前作『ドミナリア』でも登場した『英雄譚』エンチャントが再録されました!
さらに今回は『先読』で「好きな章から開始できる」ようでして……?
青単色で即座に全体除去ができるのはスゴイですね。
コントロールが使うなら、出てくる2/2の対処も必要ですが……
勢いを挫く
新たなカウンターとして『麻痺カウンター』が登場しました。
カウンターの数だけアンタップの機会を妨げ、戦いを優位に進めましょう!
ソーサリーですが、3ターンの間攻撃やタップ能力を封じるのは強いです。
即座にタップするので、そのターンから攻撃を通しやすくするのもグッド。
微小術師
『粗石の魔道士』を彷彿とさせるカード。
1マナ限定ながら、3/3を展開しつつインスタントかソーサリーを引き寄せることができます。
リミテッドで効果が活きることは、残念ながらほぼないでしょう。
4マナ3/3バニラ、該当するカードがあったらラッキー程度が吉かと。
晴天のスフィンクス
5マナ5/5飛行・護法2と、わかりやすい優秀さを持っているスフィンクス。
さらに戦闘ダメージを与えるたび手札を1枚以上補充してくるので、相手にとっては厄介なことこの上ありませんね。
単純にリソースを増やされるのも嫌ですが、どう分けるかをいちいち考えさせられるのもストレスフルなカードだと思いました。
使う場合には、3枚以上公開できるような構築にしたいですね。
潮廻しのヴォルシェ
『ドミナリア』の『ヴォーデイリアの秘儀術師』を思い出す方もいらっしゃるのでは?
前回から「青マナが出せる」「キッカーコストにも使える」という強化が加わりました!
今回『キッカー』が軽めなので、出番もありそうです。
無色から青マナになったのは、大きな躍進だと思います!
ローナの渦
トレイリアのアカデミーで学びながらもファイレクシアに傾倒した、ローナの呪文ですね。
1マナでクリーチャーだけでなくプレインズウォーカーも対象にするのは、エラい!
キッカーは若干重めですが、一番下に置けるのは強いです。
自分のカードを除去から逃がす使い方はできないので、ご注意を。
トレイリアの恐怖
『歯車襲いの海蛇』などを思い出させる、コスト軽減コモンサイクルの青。
『飛行』などはありませんが、『護法2』のおかげで相手は苦戦すること間違いなしです!
サイズも大きめなので、火力での除去もされにくいですね。
ブロックして討ち取るにしても、何体かは巻き込むことができるでしょう。
機を見た干渉
ストーリーで、ファイレクシアに襲撃された学生をヴィーアシーノが助けるシーンです。
『キッカー』コストが、ヴィーアシーノの存在を表している気がしますね。
打点を若干下げつつ、ドローができる器用さを見せる一枚。
気を付けたいのは、対象がいなければ唱えられない点です。
交渉団の保護
時折登場する「クリーチャー数を参照した打ち消し」のカード。
打点や壁を増やしながらコスト要求も1枚でできるのは、なかなか器用な気がします。
たとえコストを支払われても、その分アクションを妨害できます。
加えて軽コストで1/1を用意できるのは、輝く場面がありそうです。
ヴォーダ海のあさり屋
及第点なボディに『版図』でトップ操作が可能なマーフォーク。
手札に加えることはできませんが、2~3枚程度のぞいて有効牌を拾えるのは便利ですね。
盤面の解決策があればトップに置き、なければ下に送る。
地味だと感じる方は、使われると強さがわかるでしょう…
トレイリアの噴出
クリーチャーを戻しつつドローして、時間を稼ぎつつ打開策を探しましょう!
『キッカー』のライフゲインも使いやすく、さらに耐久戦に持ち込みやすくしてくれますね。
惜しむらくは、インスタントではなくソーサリーだということです。
インスタントだったら、『ゼロ除算』禁止の意味がなくなりそうですけど…
霜拳の徘徊者
新要素『麻痺カウンター』が出ますが、効果自体は青の巨人によくあるものでした。
『護法2』が付いている分アンコモンになっている気がしますね。
「次のターンまでアンタップしない」の『麻痺カウンター』版という感じです。
カウンターが乗っていることを活かせたら、もっと強くなりそうですが……
泉のジン
フィニッシャー級の性能に、インスタント・ソーサリーを唱えると発動する諸々の効果付き。
インスタント多めのデッキなら、除去からもひょいひょい避けれそうですね。
とはいえ、避けたとなるとまた6マナを自分のターンに払うのが難点。
『船砕きの怪物』ってやっぱりおかしかったんだなぁと思わされます。
ヴォーデイリアの精神詠い
『キッカー』によって、サイズとコントロール奪取の規模が変わるマーフォーク。
自力だけならパワー5まで対応できるので、相手のフィニッシャーも奪取できるかも?
敵のアタッカーだけでなく、ブロッカーをどかす使い方も可能です。
その場合1回キッカーして、パワー3までは対応したいですね。
第三の道の創設
兄弟戦争時にウルザとミシュラ、そのどちらにも属さない勢力として『第三の道』が創設されたことを描いた『英雄譚』です。
アーティファクトではなく呪文で戦う能力に、勢力の方針が現れていますね。
2022年冬には『兄弟戦争』がリリースされることが発表されました。
『第三の道』の面々も登場するのでしょうか。
珊瑚の群棲
アンコモン防衛サイクルの青は、『防衛』持ちの数だけ『切削』を行う能力。
同じクリーチャーが4体揃えば、16枚!……にしても、悠長すぎますね (;^ω^)
タフネスは高めなので、地上をある程度止めることはできます。
盤面を膠着させることに特化できれば、LO勝利も考えられそうです。
連携探索
『熟考』+『キッカー』=『成長のらせん』+『占術2』。
マナ数こそ増えますが、それに見合ったナイス効果を持ったカードだと思いますね。
『占術』のおかげで、手札にない状態からでも土地を出しやすくなりました。
ランプデッキがパッと思い浮かびますが、それ以外でも使ってみたいです。
銀の精査
青でたまに登場する、Xを含むドロー呪文です。
相手の出方を見て撃つのがセオリーなので、基本Xは2~3『瞬速』となるでしょう。
『瞬速』を持たせて唱える場面がほとんどですが、自他共に消耗している時には、X多めのソーサリーとして一気にドローするのも手ですね。
傲慢なジン
『大嵐のジン』を彷彿とさせる*/4のクリーチャー。
傲慢さは「相手に左右されるカードを参照する」部分に表れているのでしょうか?
参照にするカードのコストを減らすので、傲慢にもなるでしょうか?
『弾けるドレイク』より軽くて強いことも拍車をかけている気がします(笑)
否認
現代マジックにおける『打ち消し』の基礎が今回も再録です。
個人的には、『本質の散乱』も見習ってほしいと感じています。
ファイレクシアイラスト『否認』なので、好む人もいそうですね。
ちなみに私は『ゼンディカーの夜明け』のイラストが好きです。
ヴォーデイリアの呪詛抑え
2マナレアロードサイクルの青は、マーフォーク。
『瞬速』がダメージレースをシビアなものにする気がします。
打ち消し効果も厄介なロードですね。
スタンダード以外になると、さらに活躍しそうです。
アカデミーの壁
ミシュラ派(ファイレクシア肯定派?)が主導権を握ったアカデミーの壁。
闇の研究の成果が、1ターン1回限定かつ呪文キャスト時のルーター……でしょうか?
侵略の一端を示すフレーバーが本体な気もしています。
『歩く防壁』に動かしてもらったら本領発揮!(してほしいです)
ファイレクシア流諜報術
『予言』に『キッカー』によるハンデスが付いたカード。
鳥ですら諜報員に仕立て上げる、ファイレクシアの非道さが見て取れます。
基本的には『予言』として使うことになるでしょう。
ヴェズーヴァの複製術
呪文の対象とした自軍のアーティファクトとクリーチャーのコピーを生み出すエンチャント。
軽い呪文を重量級のクリーチャーに繰り返し唱えれば、一気に盤面を圧倒できます。
『ストーム』を持った強化呪文と組み合わせると、ゾッとしますね。
個人的には、抽象芸術のようなイラストがすごく好みです。
戦羽の神秘家
2マナでパワー2と『飛行』を持つ、優秀なサイズのエイヴン。
『キッカー』も消耗した頃であれば、実質1マナ2ドローの効果となります!
タフネスは1と細いですが、2マナであれば納得できますね。
他のカードを出し切った後に、これを出せたら最高です。
本質の散乱
『否認』が対応できない部分を打ち消す呪文が、待望の再録です。
「戦場に出すことすら許してはいけない」クリーチャーをしっかり対処しましょう。
「戦場に出た時」(ETB能力)を不発で終わらせることができます。
「唱えた時」(キャスト能力)は発動するので注意してください。
下支え
見た瞬間「エビが食べたい」という気分になりました!(笑)
『呪禁』で、相手が撃ってきた除去を立ち消えさせる使い方をしましょう。
単純なパンプアップとしては、基本使うべきではありません。
上昇値も低めですし、『呪禁』がもったいないからです。
タラスの見張り
ダブルシンボル4マナに3/2飛行と、サイズは普通。
死亡時に次の手を2枚から探せるのは、嬉しいですね。
相手の『飛行』と相討ちにし、一方的にアドバンテージを得る方法もあります。
攻撃寄りの性能は、時にブロッカーとしても優秀です。
戦闘研究
『執着的探訪』を思い浮かべる方も、多いのではないでしょうか。
伝説のみのバフとなりますが、こちらは攻撃しなくても生け贄にする必要はありません。
『執着的探訪』より場持ちがいいのが魅力です。
+1/+1修正はできたらいいな程度の感覚の方がいいでしょう。
アカデミーの伝承師
ドローを強化するかわり、自分のターンの呪文が重くなる効果を持っています。
『瞬速』で相手のターンに動く、クロックパーミッションのドローソースとなりそうです。
効果は相手にも適応されますが、+2マナは決して軽いとは言えません。
コントロールでも使えると思いましたが、除去の的になる気がしますね。
消えない想像体
インスタントかソーサリーを唱えるとアンブロッカブルになる軽量クリーチャー。
さらに『警戒』持ちですので、相手のタフネス2を止めることもできます。
『戦闘研究』など、オーラ・呪文の素体にもなれますね。
ただし、タフネスの低さとブロック不能になる条件をお忘れなく。
衝動
『予期』の上位互換が、驚異の26年半ぶりにスタンダードに登場です!
3枚と4枚の差は、思っている以上に大きいですよ!
有効牌と不要牌を4ドロー分整理できるのは、間違いなく有能。
有効牌が2枚めくれた時には、頑張って選択しましょう!
アーテイの嘲笑
アーテイが呪文でカーンを捕捉、分解しようとしているシーンです。
対ファイレクシアの要であるカーンが危機に陥るのは、見ていてハラハラしました!
基本は『取り消し』、条件付きで『対抗呪文』の強化版。
コンボやコントロールに対して刺さると思います。
潮溜まりの亀
タフネス高めで『占術』を行うことができる海亀。
壁として場を停滞させつつ、解決策を探していきましょう。
フレーバーによると、「移動型の占術プール」として使われるようです。
素材の現地調達って、なんかカッコいいですよね!
飛翔するドレイク
3マナ2/3飛行のスペックに加え、名前までもがシンプルなクリーチャー。
2点火力で焼かれないのが、地味にえらいです!
青における『飛行』持ちのセオリーとして機能しそうですね。
オーラなどの強化先としても活躍するでしょう。
ピクシーの幻術師
『キッカー』によるサイズアップと『基本土地タイプ』を付与する効果を持ちます。
リミテッドで『版図』を使うデッキなら、1枚はあると便利そうです。
正直『キッカー』の使い勝手はいいとは言えないでしょう。
『版図』のデッキでなければ、単純な1マナ1/1飛行持ちかと。
霊気の媒介者
『無神経な血魔道士』を彷彿とさせるレアウィザード。
バウンスが敵味方問わないうえクリーチャー限定ではないのが、個人的に強いと思います。
どの能力も、腐ることがない嬉しいラインナップになっていますね。
『明滅』効果で繰り返し能力が使えたら、ハイになれそうです。
『黒』のカード
進化した潜伏工作員
ファイレクシアの恐るべき工作員が、レアでも登場!
『始まりの木の管理人』を彷彿とさせる成長型のクリーチャーとなっています。
成長のためのコストが軽く、相手のエンド時にお手軽に育成できますね。
第三段階になれば、ドローソースとしても機能するのも強いです!
ヴェールのリリアナ
初登場の『イニストラード』から約11年。
スタンダード環境に『ヴェールのリリアナ』がまさかまさかの帰還を果たしました!
モダンでも活躍していたまぎれもない強カードです!
あとは環境が彼女を生き残らせてくれるかですが…
鴉の男
リリアナの少女時代から登場していた謎の男が、ついにカード化されました。
ストーリーではその名前も明らかになりましたので、ぜひご覧ください!
『ヴェールのリリアナ』の+能力とかみ合った能力ですね。
『謀議』と組み合わせれば、より強く活かせるかもしれません。
黙示録、シェオルドレッド
新ファイレクシア黒の法務官も、その姿を現しました。
1ドローで2点のアドバンテージを発生させる能力は悪用されそうです。
『ラフィーン』と組み合わせたら、大量ゲインもできちゃいます!
エスパーミラーなら、相手の『謀議』を咎められますね。
甦りし悪夢、ブレイズ
遠い昔に死亡したはずの陰謀団員ブレイズが、突然の復活!
ストーリーではまさかのウェザーライト側でしたが、何故復活したのかは不明です。
「まぁアーテイも復活しているし…」と思っていましたが、公式記事の記述からはよくわからなかったです。
カード性能の方は、土地も対象にできるのには驚きました!
切り崩し
パワーとタフネスの合計値を参照する、ニュータイプの黒除去。
界隈では「令和の『致命的な一押し』になるか?」と話題になっていますね!
『紛争』達成時の『致命的な一押し』には敵わないと思いますが、2色アンタップインフェッチランドのないスタンダードでは強力な除去として活躍すると思います。
もちろん『見栄え損ない』よりは圧倒的に強いです!
有毒の嫌悪者
古代から甦った怪物らしい、どこか懐かしさを感じるゾンビだと思いました。
最近は2マナ3/2や2/3でメリット能力持ちが多いからですかね……
とはいえ、コモンでこのスペックは悪くないです。
前のめりに、相手のタフネス3を討ち取る気概で攻めていきましょう。
怪物的戦ヒル
墓地のカードによってステータスが変化するクリーチャー。
「怪物的」とのことですが、的じゃなくて怪物じゃないですか!(笑)
ちなみに現スタンダードの最大マナ量は『終末の影』の15です。
構築だと『未認可霊柩車』で対処されるでしょうけどね。
のたうつ分解者
コスト軽減コモンサイクルの黒は、ゾンビでできた巨大ゾンビ。
ルーティングなどで墓地を肥し、1マナで出したら気持ちよくなれそうですね!
『接死』はファッティとはかみ合ってない能力ですが、それでも3マナ以下で出せたらかなり強いのには間違いありません。
教団の徴集兵
2マナと比較的軽コストでリアニメイト可能なのが魅力的ですね。
しかし、自身だけで復活できないのは残念至極。
このカードを追加コストなどで死亡させただけでは、戦場に戻せません。
他のクリーチャーと一緒に生け贄にし、その後復活させる動きとなりそうです。
センギアの鑑定者
ドミナリアの吸血鬼一族、センギアに属すると思われる吸血鬼です。
鑑定者という名前で「味は酷い」とコメントしているということは……吸ったのでしょうか?
『センギアの吸血鬼』よりも開示次点では小さいものの、サイズアップは本家より簡単なので、リミテッドのフィニッシャーとして活躍しそうです。
アーボーグの奪還
『キッカー』コストを支払うことで、アーティファクトやエンチャント、プレインズウォーカー、土地も回収することができます!
この類の呪文はクリーチャーのみの場合が多いので、今回は特に強く感じますね。
『キッカー』を払っても類似呪文とコストが変わらないのがグッド。
単純に1マナでエースを回収し即出すというのもアリです。
バルデュヴィアの非道
第一印象は「身体の構造がよくわからないことになっている」でした。
『キッカー』効果は、赤1マナではありえないレベルで強いです!
『速攻』を得ることができるので、単純な攻撃だけではなくタップ能力を起動させる使い方も考えられますね。
ぼろぼろの亡霊
「昔見たことがあるぞ…?」と界隈で思われているようです。
フレイバーテキストによると数世紀前の話らしいので……だからでしょうか?
古臭く感じられるかもしれませんが、パンプアップはあなどれません。
停滞した盤面で空から高い打点のこれがバーン!なんてこともありえます。
荒廃の塊
アンコモン防衛サイクルの黒は、『防衛』の数だけライフルーズ。
「各対戦相手」の表記なので、統率者戦ならまとめて減らせますね(ヘイトめちゃ買いそう)。
ライフなので、サイクルの青よりは楽に減らすことができそうです。
パワーも3あるので、攻撃へのけん制としても機能するでしょう。
締めつける瘴気
【速報】ファイレクシア人には呼吸が必要。
1マナ追加で、1体だけですが生きながらえさせることもできます。
効果自体はよくある「3マナ全体-2/-2修正」のカード。
万能ではありませんが、うざったい1/1飛行などは一掃できます。
要塞の闘技場
戦闘ダメージを与える度に『闇の腹心』効果のドローが可能になるエンチャント。
「要塞」というのは、『ヴォルラスの要塞』のことでしょうか?
闘技場と聞くと『ファイレクシアの闘技場』を思い浮かべる方も多いでしょう。
あちらは敗者(ウルザ)を斬首していますが、こちらは手を差し伸べていますね。
ファイレクシアの憤怒鬼
約11年7カ月の歳月を経て、『ファイレクシアの憤怒機』が再起動しました!
『鼓舞する監視者』と比較されますが……こ、こちらはタフネスが1高いですよ!(震え声)
「時代遅れ」と言われるような性能を否定することはできません。
しかしリミテッドで出番があるのは、『監視者』ではなくこちらです。
『憤怒鬼』よ、負けるな!胸を張れ!
アーボーグへの貢納
2マナ-2/-2修正に『キッカー』で追加のマイナス修正が付く除去。
インスタントとソーサリーの少ないリミテッドでは、素で撃つことになりそうです。
構築の黒系コントロールなら、確定マイナス修正除去として機能しそうです。
『破壊不能』が跋扈するような環境なら、一考の価値があります。
肉を穢すもの
ファイレクシアコスト化サイクルの黒は、+1/+1修正に『威迫』付与。
ターン終了時には効果がなくなるのが、他に比べて弱めの印象を受けますね。
いっそ『威迫カウンター』にしてもよかったのではないでしょうか。
しかしそれだと、ちょっと強すぎますかね。
シェオルドレッドの修復術
『次元橋』を通ったら派手に破損したシェオルドレッドを描いた呪文です。
ライフを失いますが、4マナと類似呪文より1テンポ早いのは強みだと思います。
7マナ払っても惜しくない盤面なら、『キッカー』も選択肢です。
リアニメイト後ライフがなくて負けた……なんて場面を少し改善できます。
光の消滅
衝撃の展開から突然の最期を迎えることになったヤヤ・バラード。
このフレーバーから、実は生きててひょっこり復活などということは……
盛大なネタバレではありますが、ぜひ文章で読んでいただきたいです。
そして『ヴラスカの侮辱』も……また、低レアに類似呪文が。
底への引き込み
『版図』で値が変わる全体マイナス修正呪文です。
『衰滅』として使いたいのであれば、基本土地タイプ3種はそろえたいところ。
『スランの門』もあるので、4種類-5/-5修正も夢ではないと思います。
基本土地タイプ+1というのが地味に嬉しいですね。
ブレイズの恐るべき復活
陰謀団員ブレイズが恐ろしい復活を遂げたことを示す『英雄譚』。
しかし、ストーリーでは肝心の内容が紹介されないままブレイズが登場しています。
いったいどのようにして彼女は復活をしたのか?
それはそうと、イラストはかなり好みなのでFoilが欲しいですね。
窃取
『困窮』が、効果はそのままに黒ダブルシンボルから黒1に進化!
界隈では「2点ルーズでいいので黒1マナになりませんか?」という声もありましたね。
1点ルーズがない代わりに、追放から墓地送りになった『苦悶の悔恨』。
左側が『ニーアレプリカント』のエミールに見えるのは私だけ?
強引な妨害
3マナで2枚、ハンデスとしては並の性能。
しかし、何故か赤1マナ追加で『稲妻』相当のダメージが付いてきます。
ジェネリック『荒廃稲妻』とも呼ばれていますね。
『キッカー』コストはできる限り払って使用したいです。
暮影の騎士
『曙光の騎士』と対になる性能の騎士です。
ライフゲインを許さない能力が、アグロによる迅速な決着をサポートしてくれます。
『先制攻撃』より回避能力は若干弱めになっていますね。
ですが、『暴れ回るフェロキドン』の効果を2マナで使えるのは強力!
影の予言
『版図」により最大5枚を見て、その中から2枚を手札に加える呪文。
2点ルーズこそあれ、3マナかつインスタントなのには嬉しい悲鳴です!
4枚見れたら、『記憶の氾濫(通常)』相当の性能になります。
シングルシンボルで唱えられるのも、強さのひとつです。
戦闘バエの群れ
『戦闘バエ』は、旧ファイレクシアの頃からの戦力です。
『接死』を得るのにマナを要するあたりに「旧型」っぽさを感じますね。
マナがないと『接死』が付かないとはいえ、リミテッドでは普通に厄介。
『飛行』持ちでもあるので、ドラゴンすら打ち倒すこともできます。
影の儀式の司祭
2マナレアロードサイクルの黒は、クレリック。
発表時には「ゾンビじゃないの!?」という声も聞こえてきましたね。
まさかのクレリックロードには、私も驚きました。
下の能力がリアニメイトではなく、山札サーチからの戦場にアンタップインで出すというのも、黒にしては珍しい気がします。
不気味な魂の守護者
ETB能力で『切削』を行い、墓地から追放でクリーチャーを回収。
パワー偏重型なので、『後援』のタネとして使うことも考えられます。
『切削』を発動したくなければ、手札から墓地に送る手もあります。
回収能力はコストが高めなので、相手のエンド時に起動させたいですね。
囈語のバリケード
パワーのある壁でありながら、クリーチャーをリソースに変えるカード。
能力の対象に自分自身を選択できるのは、コモンとは思えない有能さです。
リミテッドで場が停滞している間に、手札とライフを稼いでいきましょう。
コストのクリーチャーが死亡時誘発や墓地で活きる効果なら、なおグッド。
激しい闘いの祝福
『接死』がついに『先制攻撃』に勝ちました!
『破壊不能』のおかげで、『接死』を確実に打ち込めます。
相手が複数でブロックしてきた時、使えたら最高ですね。
使用に合わせて除去されるのには気を付けましょう。
跳ね散らすゴブリン
ファイレクシアでも、「ゴブリン=特攻兵器」という認識のようです。
「形状と目的が一点で交わる」というのは……物理的に?
「跳ね散らす」という名から、やはりそういうことなのでしょう。
これ1枚で相手を2体討ち取れたら、ラッキーですね。
ギックスの残虐
ファイレクシアの(おそらく)初代法務官・ギックスの『英雄譚』です。
『蔑み』『不気味な教示者』『ゾンビ化』を行うことができます。
実はギックスは、ヴァンガード以外ではカードになっていません。
次回作『兄弟戦争』ではついに初登場……だといいですね!
ファイレクシアの軍馬
『キッカー』で乗り手兼食料を生み出す、ファイレクシアの馬。
生け贄効果に要するマナが軽く、タフネス修正まで受けるのが嬉しいですね。
よく見ると、乗り手が転がっています。
装飾の名残から、おそらくベナリアの騎士だったのでしょう。
骨の粉砕
追加コストにクリーチャーを要するも軽くて使いやすい除去が再録。
1/1のトークンや死亡時誘発を持つクリーチャーをコストにしたいところです。
1マナなので、他のアクションの邪魔になりにくいのが強いですね。
あと、イラストの顔がマフィア梶田さんっぽいと思っています。
ファイレクシアの生体解剖者
2マナ2/2の『熊』ボディに『占術1』を行う効果も持つクリーチャー。
死亡したクリーチャーで『占術』を行っているのでしょうか。
特別優秀ではないものの、リミテッド序盤の戦力としては十分です。
高コストで重くなりすぎないよう、こうしたカードも入れましょう。
『赤』のカード
シヴの壊滅者
緑のお家芸・ハイドラが赤になったら、飛行と速攻がついてきました!
序盤から終盤まで、サイズを調整した活躍が見込まれます。
シングルシンボルなのも強いですね。
タッチ赤で入れることができるデッキを問わない良カードという印象です。
焦熱の交渉人、ヤヤ
ドミナリアの伝説の紅蓮術師が能力4つを持っての登場です!
トークン生成とルーティング能力をメインとした運用……となるのでしょうか?
「入れるだけで強い」というカードではないですね。
ですが、かみ合った構築ができたら強いかもしれません。
時の火炎嵐
旧世代プレインズウォーカー、ヤヤとテフェリーの合体呪文!
という感じがして、すごくカッコいいですよね。
キッカーを最大限活かすと9マナ。
効果は強力ですが、基本キッカーなしで撃つ運用になりそうです。
怪しげな統治者、スクイ―
旧ウェザーライト号のクルーにしてメルカディアの太守であるゴブリン、スクイ―も再登場です!
ストーリーでの不死身能力は、今なおカードでも健在。
『ゴブリンの熟練扇動者』を思わせるゴブリン生成能力ですね。
墓地に落ちても何回でもやってくるのは厄介極まりないとしか言えません!
ラーダの扇動者
ブロック妨害能力を持つ、2マナ3/1と前のめりな標準スペック。
『版図』能力をいかに軽くするかが、強さのカギとなるでしょう。
1回しか起動できないのが残念ですが、1回でも起動できればパワー4以下のブロックから味方を守ることができます。
現実的なラインとしては3種で3マナ軽減、2赤での能力起動となるでしょうか。
稲妻の一撃
『イクサラン』以来、約5年ぶりの再録です!
構築なら『血に飢えた敵対者』+追加コストで6点ダメージも狙えます。
超強力というわけではありませんが、嬉しい再録ですね。
コモンであるため、リミテッドはタフネス4以上を意識することになりそうです。
ヴィーアシーノの枝乗り
最序盤から終盤まで、サイズを変えながら戦えるナイスガイなコモンカード。
パンプアップ能力は、相手の対応を見極めながら起動するのが醍醐味ですよ。
個人的には、リミテッドはこういうカードが面白いと感じています。
レアのパワーではなく、リソースの注ぎ方で明暗を分けるのが特にいいんです。
胸躍る可能性
手札入れ替えカードの定番が、約2年7カ月ぶりに再録されました。
フレイバーテキストのアスモラノ(以下略)がTwitterで話題になっていましたね!
墓地を参照するカードも多そうなので、出番がありそうです。
『トレイリアの恐怖』ならこのカード自身もカウントできます。
ケルドの炎賢者
『後援』によってパワーを伸ばして呪文を唱える、なんとも豪快なカードです。
Xを伸ばせば伸ばすほど、パワーだけでなく掘れる範囲も広がるのがスゴイ!
マナコストを支払う必要がないので、普通なら唱えにくい呪文を出したいですね。
スタンダードなら『招来サイクル』などが考えられそうです。
混沌性変異
『不屈の独創力』を想起させるような、赤のダイナミックな呪文。
対象が各1つに限定された代わりにマナコストが固定化&範囲が広がった、という印象ですね。
この類のカードは、確定で目的のカードを出せるよう構築されます。
またとんでもないデッキを組む方が現れる予感がしますね……!
溶鉄の大怪物
コスト軽減コモンサイクルの赤は、貫通能力持ちのヘリオン。
枚数ではなく最大値であるせいか、青や黒よりも1コスト重くなっています。
赤や赤緑が得意とするパワータイプのクリーチャーを出して、このカードを連打できたら楽しそうですね!
フェニックスの雛
1マナ速攻飛行の時点で優秀な上、軽いマナコストで復活可能なフェニックス(小)。
ルーター能力などで能動的に墓地に落としたうえで、復活させたいですね。
とはいえ、3体以上で攻撃するのは少々大変。
上手いこと攻撃を通せる環境を作り上げたいものです。
チビ・ドラゴン
かわいらしいドラゴンの雛が、約13年と2カ月の時を経て戻ってきてくれました!
未熟な『火吹き能力』は調整したり、ここぞの場面で自壊を恐れず繰り出していきたいですね。
マジック始まりの地にふさわしい復刻だと思います。
ところで、チビが乗っているおじさんは誰ですかね?
ヤヴィマヤの鋼潰し
『ゴリラのシャーマン』が思い出されるような類人猿が登場です。
鎧を着こんだおかげか、1マナでアーティファクトを制限なく壊せるようになりました!
2マナ2/2と及第点な上、『後援』とアーティファクト破壊のオマケ付き。
赤のコモンでは選択肢に食い込んでくるような気がします。
バルデュヴィアの狂戦士
見た瞬間「やりやがったっ!!」と声に出ていましたね(笑)
『後援』が発動する前、被害が少ない段階で除去しないと大変なことになります!
ベストな回答は、追放除去ですね。
リミテッドなら『市民の拘束』あたりになるでしょうか。
投げ手のサイクロプス
クリーチャーを弾にどこにでも1点をシュートしてくるサイクロプス。
相手から奪取したクリーチャーを飛ばすのは、いつになってもクセになります。
パフォーマンスは決していいものとは言えません。
しかし、停滞した状況下では選択肢にあがってくる性能ではあります。
ヨーティアの宣戦布告
兄弟戦争の舞台となった国『ヨーティア』を描いた『英雄譚』です。
3章に『飛行』が付かないのは、1章のトークンを前提にしている感がありますね。
『飛行』は付きませんが、いきなり4/4になってゲームエンドなんてことも。
隙が生じますが、2章の除去モードもリミテッドでは貴重です。
ランドヴェルトの大群率い
2マナレアロードサイクルの赤は、ゴブリン。
唱える条件がゴブリンなので、部族デッキでの採用がベストですね。
ちなみにトップ追放効果は強制です。
並べ過ぎた状態で全体除去を撃たれると、山札が消え去る……かも?
ハールーンの戦賛歌
プレインズウォーカーにも飛ばせる、3マナ4点の使いやすい火力インスタント。
『キッカー』で得るライフもマナの割に多いので、ぜひ付けていきたいです。
タフネス3が多めの印象なので、4点火力はありがたいですね。
リミテッドならライフゲインの価値も、構築より高くなります。
静電式歩兵
「チャージ」の意味を間違えでいるらしいです(※chargeは、充電と突撃両方の意味がある)。
+1/+1カウンターによる継続的な強化が嬉しいところ。
2マナなので序盤に出し、その後呪文を重ねていきたいですね。
クリーチャーが主体となるリミテッドだと難しそうですが。
戦元の熱狂
個人的に、本セットのリミテッドでやられたら一番「アジャパー!」となりそうなカードです。
通したら大ダメージ、通さなかったら相討ち取られた上ドローされる……悪夢ですね!
相手のライフとブロックの仕方を見極めて使いたいところです。
それにしても黒1マナでドロー補償してくれるの、強すぎませんか?
ヤヤの火災旋風
「火には大体弱いだろ!」とツッコミたくなる、ヤヤ婆さんのフレイバーテキスト。
5マナ5点ソーサリー……コモンならこんなものでしょうかね。
決してパフォーマンスのいい除去ではありませんが、こうした大型除去もないと詰む場面があるのも確かです。
双業火
かつて恋仲でもあったヤヤとジョダーの合体呪文のような一枚。
どちらの効果も、軽いマナで強い効果を発揮してくれます!
軽量かつシングルシンボルで強力な呪文だと思います。
ただし、単独では何もできないことにはご注意を。
勝利の炎
インスタントタイミングで手札の数だけダメージを与える火力呪文。
キャントリップ付与は重めですが、コントロール的には十分嬉しい効果ですね。
構える戦術のコントロールであれば、3~4点ダメージも狙えそうです。
逆に、手札が0枚の時には絶対に引きたくない1枚になります!
本能を穢すもの
ファイレクシアコスト化サイクルの赤は、好きな対象に1点ダメージ。
赤のパーマネント呪文を無限に唱えられたら、ゲームを決めることができますね!
無限ではなくとも、普通に1点火力は小型の対処に便利です。
コスト軽減効果が火力の機会を増やしているのもグッド。
流動石の注入
黒の呪文ような効果を持つ、赤の呪文。
小型のみですが、赤が『破壊不能』にも対応できるのは大きいと感じます。
除去以外にも、パワーを上げる呪文としても使えます。
コストも軽いので、アグロにも重宝されるでしょう。
ケルドの急襲隊
『キッカー』によるトークン展開と、出たターンに『速攻』を全体に付与するカード。
追加コストなしでも『速攻』は付くので、実質3マナ3/1速攻のクリーチャーですね。
リミテッドの終盤、マナが豊富な状態からフィニッシャー → 『ケルドの急襲隊』という流れは多くなる気がします。
猛然たる怒声
攻撃力を上げた『先制攻撃』で一方的に敵を討ち取ることができるコンバットトリック。
2体以上にブロックされた時、自分だけ生き残るよう戦闘を進められたら最高ですね!
『先制攻撃』で先に相手を倒し、味方が討ち取られるのを防ぎましょう。
もちろん、あと3点以内で勝てる場面でのフィニッシュ手段としても優秀です。
メリアの先導
緑がメインカラーであるエルフで、赤単色は珍しいですね。
『版図』による火力がプレイヤーだけにしか飛ばないのは少々残念。
逆に利点としては、『呪禁』を通り抜けられることでしょうか。
可能であれば、4~5点程度のダメージを与えたいですね。
ゴブリンのがらくた拾い
イカしたゴーグルをかけたゴブリン。
ルーター能力は、基本土地が重なりがちなリミテッドにおいて優秀です。
こちらのゴブリンは、きちんと働いています。
突撃するだけがゴブリンではないのです!
流動石のカヴー
3マナ2/3威迫持ちと、『恐れる村人』などを彷彿とさせるスペック。
タフネスをパワーに変換する能力は、ブロックのされ方と相手の土地を見て使いたいですね。
上手くいけば、最大4点のダメージ!
ただし、タフネスが下がった瞬間に火力が飛んでくる可能性があります。
ギトゥの増幅士
インスタントかソーサリーを連打すれば、一気にパワーが上がります。
とはいえ、クリーチャー主体のリミテッドだと難しそうですが……
『キッカー』も効果の割にコストが重い印象です。
しかし、正念場での除去としては十分だと言えるでしょう。
芽吹くゴブリン
緑1マナ追加で払えば、土地の補充とデッキ圧縮が行える優れモノ。
土地をコストにする能力も付いているのが、ゴブリンらしいですね!
1マナで土地を確定サーチできるのは普通に優秀。
土地のドロー変換も、過剰なマナソースを有効活用できて便利です。
連合の戦暴者
『トランプル』があることで『後援』が活かされ、さらにタフネス高めで生存力があります。
リミテッドの赤系デッキの主力となりそうですね。
タフネス4は3点火力を生き残れるのが強いです。
ただし、ダブルブロックやダメージ後の火力では普通に倒れますのでご注意を。
槌手
ここぞの攻撃を通したい時に便利そうなエンチャント。
初心者の頃見た時、「1マナでできる仕事じゃない!」と思いました。
ブロック妨害の効果は「戦場に出た時」なので、唱えたタイミングでエンチャント先が破壊されたら効果は発動せず墓地に送られるので気を付けましょう。
塵と化す
ニッチな効果ではありますが、選択肢が多いのが魅力的です。
『防衛』破壊も本セットでは対象が多いため、いつもより活きてくると思います。
ソーサリーですが、軽めですので隙も生じにくいです。
ちなみにイラストはファイレクシアの巨大機械とのこと。
奈落のとりこ
1マナ重めの『反逆の行動』に、操作先を処理する能力が付いたカード。
通常「次のターンには返ってくるからスルー」をする効果ではありますが、『キッカー』込みだとそれができなくなるのがいやらしいですね。
強力ではありますが、やはり7マナでは重いと感じます。
通常は普通に『反逆の行動』として使うことになりそうです。
巨竜戦争
ドミナリアにおけるドラゴン達の大戦争を描いた『英雄譚』。
「戦争の惨禍」と「それによって起こった変化・誕生」を表すような効果ですね。
『先読』のおかげで、4/4飛行持ちを即出せるのがグッド。
この手の『英雄譚』は、タイムラグの間に攻められるのがネックでした。
『緑』のカード
ラノワールの壌土語り
「ラノワール」定番のマナ生成能力に加え、土地のクリーチャー化が可能なクリーチャー。
マナの色は自由なので、他の色とも組み合わせやすいのがいいですね!
ソーサリーとはいえ、タップだけで3/3速攻を生み出せるのは強いです。
ただし、除去で土地を破壊されるリスクには注意しましょう。
ニショーバの喧嘩屋
キーワード能力『版図(はんと)』が、スタンダードで13年ぶりに登場しました!
『ショックランド』や『トライオーム』が使用できる環境なら、『ニショーバの喧嘩屋』は2ターン目に4/3トランプルなんてサイズにもなりえますね。
『ニューカペナの街角』のレア土地サイクルと組み合わせたいところ。
ですが、2マナ2 or 3/3でも序盤は普通に脅威だと思います。
群れの渡り
7マナと重めですが、最大5体も3/3を展開できるド派手なカードです。
序盤に引いても、土地サーチ&ライフ回復できるのが嬉しいですね。
「ランプで使え!」という強烈なメッセージを感じました。
土地のサーチと場に出す能力に優れた緑なら、『版図』のための基本土地タイプを揃えるのも比較的楽でしょう。
世界呪文
ドミナリアの氷河期を集結させた大呪文が、ついにカード化!
『先読』効果があるおかげで、即座に強力なパーマネントを展開して逆転も可能です。
かつての『出現の根本原理』に代わるフィニッシュ手段となる予感がします。
時間をかけられる盤面なら、自力でサーチができるのもいいですね。
属地のマロー
MTGの主任デザイナー、Mark Rosewater氏の愛称から名前が付いたクリーチャー。
最大5マナ10/10ものサイズになる可能性があります!
増減しがちな手札の枚数よりも安定したサイズになるのがグッド!
あとは『飛行』や『トランプル』を他のカードで付けたいところです。
活力を穢すもの
ファイレクシアコスト化サイクルの緑は、+1/+1カウンターの拡散。
このカードを放置してしまうと、ファッティ軍団を形成されてしまいます!
コストも軽減できるので、後続もポンポン出てきますよ。
使う側としては、『タミヨウの保管』などでガードしていきたいですね。
ヤヴィマヤの偶像破壊者
最近のクリーチャーのハイスペックさを体現するような一枚ですね。
『キッカー』による修正がタフネスにまで及ぶのがスゴイ!
偶像破壊(アーティファクトを破壊するとは言っていない)。
それにしても、『キッカー』の有用性が今回爆上がりしてますね。
マグニゴスの歩哨
映える能力ではありませんが、順当にリミテッドで強いカードという印象を受けます。
華奢な『飛行』持ちは、このカードがいるだけで足踏みをすることになるでしょう。
たった二文字『到達』と書いてあるだけで、強さがグンと増しています。
厄介なものの貴重な除去を割きたくない……という気持ちにさせられますね。
スライムフットの調査
ウェザーライト号のクルー、スライムフットはスペルでの参戦です。
5マナと重く感じますが、ランプデッキではかなり活躍しそうな予感がします!
持ってくる土地は、確定タップインの『トライオーム』がベスト。
出した後のサーチ能力でのXを、最大値の5にすることもできます。
荒野の偵察
『キッカー』込みなら『急報』の付いた調整版『不屈の自然』となるカード。
レアリティが上がれば、インスタントにもなっていたかも?
コモンということもあり、パワーは低めに設計された感じがします。
リミテッドなら、時間稼ぎ+ランパン+デッキ圧縮でワンチャン?
壮大な成長
『巨大化』系のパンプアップが、手ごろな『キッカー』付きで新登場です。
コンバットトリックから終盤のフィニッシュまで、幅広い活躍が期待されます。
『キッカー』がサイズアップと『速攻』だけかと思ったら、まさかの『トランプル』まで付くとは思いもしませんでした!
消耗戦の末、出したクリーチャーにこれを撃って勝つ場面もありそうですね。
未発見の脅威
『けちな贈り物』『未知な領域』と同じポーズということで話題になっていますね。
最大4枚ですから……2枚だけ選んだら確定サーチということに!?
「最大」の文面には、書いている途中で気が付きました。
「2枚だけ選んで使え」と書いてあるようなものですよ、こんなの。
【訂正】選択したカードは「山札に戻す」ことを知りました。失礼いたしました。
罠紡ぎ
対飛行戦力用としてかなり優秀な蜘蛛が再録されました。
2マナで3マナ以上の『飛行』持ちも妨害しうるので、かなり優秀ですよ。
白や青の『飛行』は細いものが多いので、これ1枚で結構止まります。
赤の4/4ドラゴンとかは……勘弁してくださいっ!(笑)
蔦形成師の神童
『キッカー』コストを払うことで、『予期』相当の動きができます。
後半になっても打開策を探す役割を担えるナイスカードだと思いますね。
コモンであるため、複数枚ピックも普通にありえるでしょう。
序盤の展開と中盤以降のボムへの繋ぎの二役を担うことができます。
ラノワールの緑後家蜘蛛
イラストからその巨大さがわかる、嫌いな人は本当に嫌いそうな蜘蛛。
『版図』による復活能力を最大限活かすなら、ランプデッキでの採用となりそうです。
ランプに墓地に落とす手段が加わったら、本当に強そうです。
復活能力はインスタントタイミングでも起動できるので、マナがあれば『未認可霊柩車』からも逃げ切ることができます。
【訂正】能力起動後に付与される追放効果の存在を忘れていました。失礼いたしました。
連合の力
1マナ+2/+2のパンプアップにカウンター拡散が付いたインスタント。
相手のターンに『キッカー』込みで使えば、計算を大きく狂わせられそうです!
クリーチャー主体の構築に、4マナは決して軽くはないですけどね。
1マナでの使用もメインに考えていいかもしれません。
尾の強打
ソーサリータイミングであれば強化も受けることができる格闘呪文。
とはいえ、インスタントである時点で『捕食』の上位互換でもあります。
相手の意表をついた『格闘』を発生させるのが強味だと思います。
『破壊不能』を付与する『吹雪の乱闘』は色々おかしかった……
クウィリーオンの獣呼び
クリーチャー・呪文を唱える度大きくなり、死亡時にはカウンターを細かく割り振ることができる器用なクリーチャーです。
複数の後続に割り振れば、戦力が一気に削られることを防げますね!
『霊気紛争』の頃にいたら間違いなく使ってました!
『巻きつき蛇』などと合わせたら、すごいことになりそうです。
エルフの水流術師
攻撃寄りの標準サイズに、『キッカー』でクリーチャーのコピーを生成するエルフ。
大型クリーチャーを出している時に、盤面を動かす力がありますね。
あるいは、停滞した場面で『飛行』持ちを増やしレースを加速させるなど。
システムクリーチャーをコピーするのも選択肢に入ります。
沼アナグマ
リミテッドのフィニッシュ手段になるだろうと思われる一枚です。
『威迫』が付与されることで、ブロック側は攻撃を通さざるをえなくなります。
同数のブロッカーを立てていたとして、半分は防ぐことができません。
コモンのため登場頻度も多くなるのが、とても恐ろしいです。
戦線破りのベイロス
タフネス5に加え、『後援』による高火力!
パワー2しかいないならば、4点以上のダメージがダイレクトに!
ブロック制限によりパワー5を1体、パワー3を2体は討ち取ることができます。
相手のタフネスの総量に合わせた『後援』をしたいところですね。
ガイアの力
なんと約21年7か月ぶりの再録となるカードです!
5種類の基本土地タイプがあれば、なんと1マナ+5/+5の修正になります!
現実的に5種類は難しいですが、『トライオーム』が1つあるだけでも『巨大化』相当のスキルになります。
可能であれば、4種類+4/+4修正にはしたいですけどね。
羅利骨灰
素で撃てば追放版『帰化』、『キッカー』込みなら万能追放除去となります。
通常時でも十分強いですが、クリーチャーメインのリミテッドであれば、やはり『キッカー』で撃ちたいところですね。
ちなみに『魂売り』とは、『アポカリプス』で登場したカードです。
追放がある今はともかく、当時は手の打ちようがほぼない性能だったそうです。
シルバーバックの古老
5マナ5/7のタフボディに、色を問わずクリーチャーを唱える度に発動する効果。
リミテッドで3番目の効果を連打されたら、悪夢ですね……
厄介な置物があれば割り、何もなければ土地を増やす。
ひたすらアドバンテージを広げてくる、強いゴリラですよこれは。
死花の庭師
3マナ1/1『接死』持ちでありながら、マナクリでもあるエルフです。
ある程度展開した後、マナがいらなくなったら『接死』で再利用でしょうか。
マナが出せるのはありがたいですが、3マナは少々重めの印象。
また、『接死』として機能させるのにも時間がかかりそうです。
ヤヴィマヤの滞留者
『版図』でコストが軽くなる4/6タフボディ。
5~6マナで登場してくるのが、現実的なラインだと言えるでしょう。
『版図』による軽量化以外に効果がないのも残念。
ですが、タフネス6のおかげで大体のものは止められそうです。
樹皮織りの破壊者
タフネス高めの『後援』持ちクリーチャー。
3/1など攻撃に偏った他のクリーチャーを使って、大打撃を与えましょう。
『後援』持ちの中でもタフネスが高めで素晴らしいです。
『トランプル』などを付与できれば、さらに輝くでしょう。
樹皮織りの破壊者
一部で人気のある『ルートワラ』に新たな仲間が加わりました!
パンプアップ能力が特徴のシリーズですが、今回は『版図』による強化です。
最大値になると、2マナ7/7のオバケサイズに!
能力起動に必要なマナを立てた状態で、コンバットに臨みましょう。
ウェザーシード盟約
ヤヴィマヤの守護者、ムルタニとウルザが盟約を結んだ瞬間を描いた『英雄譚』。
しかしここから先、ウルザの外道ムーヴが加速することをムルタニは知りませんでした……
「土壌を耕し」「生命を育み」「自然が猛威を奮う」ような効果。
フィニッシュ手段として3章から入ることも十分にありそうです。
ラノワールの追跡者
他のクリーチャーが出る度にパワーが上がるエルフ。
タフネスは上がらず回避能力もないので、対処は難しくはなさそうです。
逆を言うなら、回避能力を付与したら強いということです。
油断した相手の裏をかけたら、楽しそうですね!
エルフェイムのワーム
5/4の巨体と『トランプル』で敵を薙ぎ払うワーム。
『警戒』もあり、相手も残したくないでしょうから、相討ち上等で攻めましょう。
コモンでありながら、相手が十分嫌がる性能をしています。
最悪1/1接死持ちに阻まれても、4点のダメージは通せますよ!
呪詛消しの亀
『護法2』も持ち合わせる『後援』クリーチャーの亀。
除去呪文は飛ばないものの、普通にブロックされそうですね。
ブロックされることを利用し、『トランプル』などを付けるのもいいでしょう。
そうでなかったら、パワー3の待ち剣として使うのもアリかと。
噛み締め
プレインズウォーカーにまで飛ばせる『直接射撃』系の呪文です。
コモンにもかかわらず2マナかつインスタントだなんて……恐ろしい子……!
緑のメイン除去となるでしょう。
『格闘』ではなく一方的にダメージを与えるのはズルいです。
花咲く蔦壁
蔦は花より丈夫なはずなのに、『花の壁』よりも脆いのが残念。
かわりに、1枚ドローが6枚から土地をサーチする能力に強化されています。
壁としての性能は低いですが、3マナへ繋げる性能は高いです。
基本土地に限定しないのが、またいいですね。
アーボーグのルアゴイフ
スーパークリーチャー、『タルモゴイフ』の新たなシリーズが爆誕しました!
『ルアゴイフ』のコストが半分になり、小回りが効くようになった印象です。
『ヴェールのリリアナ』も再録され、在りし日のジャンドのようですね。
『未認可霊柩車』をはじめとした墓地対策とどう向き合うかが重要です。
葉冠の幻想家
2マナレアロードサイクルの緑は、エルフ。
1マナ1ドローの効果は、見た瞬間「あっ絶対強いやつだコレ」となりましたね……
マナが出る色であるエルフに、とんでもないものが来た気がします。
見て即焼かなければ、相手のリソースは延々と補充されるでしょう。
古き苔髭
リミテッドで重宝される「ライフゲイン効果を持つファッティ」のカード。
さらに、パワーが高く『トランプル』が付いているのが優秀ですね。
長期戦となった時に頼りになるスペックです。
相手の盤面をその巨体で蹴散らしていきましょう!
壊れた翼
『ニューカペナの街角』から続投の『飛行』&置物対策カード。
ストーリーでは、ウェザーライト号が骨ドラゴンを撃ち落とすシーンでした。
『市民の拘束』や『シャライの侍者』のようなカードに使いたいですね。
リミテッドで緑を使うなら、1枚はお守りに入れていいでしょう。
『多色』のカード
老いざる革新者、ジョイラ
通算3枚目となるジョイラは、2マナ2/3の優れたボディに発明カウンターを溜める能力持ち。
毎ターン繰り返し能力を起動させることで、大型アーティファクトもタダで出せちゃいます!
カウンターが2個ずつ乗るのには驚かされました。
極楽鳥などと同様「見たら焼く!」の精神で対処していきましょう。
永遠の策謀家、ズアー
ドリナリア氷河期のキャラクターがまさかの再登場!
イラストには往年のエンチャントカードたちが描かれていて……アツいですね!
クリーチャー・エンチャントに三種のバフをかける能力は非常に強力!
しかし、既にスタンダードで活躍しているエンチャントはナヤカラー(白赤緑)なので、そのまま採用とはいかなさそうです。
ウィンドグレイスの魂
アーボーグの守護者、ウィンドグレイズ卿の魂が駆けつけてくれました!
土地を捨てる→土地を戻すまでは自己完結しているので、手札に加える手段が欲しいです。
「攻撃するたび」を『破壊不能』でカバーできるのは強いですね。
『破壊不能』を付与するタイミングで除去されないようには気を付けましょう。
ウェザーライトの重鎮、ラフ
「新ウェザーライトのアーテイ枠か?」と言われている、ラフ・キャパシェン。
彼のように魔改造される未来だけは歩んで欲しくないものです。
カードの効果の方は、リミテッドで輝きそうな雰囲気。
特に5マナ全体+1/+1バフは、リミテッドにおいて決め手になるかと。
穢れたもの、ソルカナー
プレインズウォーカー、ジアドロン・ディハーダの下僕となった森の精も再録です。
最終的には主人を裏切る効果を発揮するあたりに、「穢れ」を感じます。
5/5の脅威で攻めつつ、生け贄手段を用意しておきたいですね。
もしくは、除去や相討ちをされることを前提にサクサク攻めていきましょう。
潜伏工作員、アジャニ
ゲートウォッチの最大の良心ともいえるアジャニが、まさかの完成化。
「強さと穏やかさを併せ持つ人格者である彼が…?」と思ったプレイヤーも多いでしょう。
カード能力もアジャニっぽさが残っているのが、いたたまれなくなります。
私もその事実を知った時には、ものすごくショックでした。
どうかストーリーで救いがあらんことを……
太古の番人、ネマタ
過去と現在の両方でファイレクシアと闘う、マグニゴス・ツリーフォークの王もリメイクです!
能力は『ゲトの裏切り者、カリタス』の調整版という印象を受けます。
生成するトークンのサイズやバフ能力は『カリタス』より低いですが、こちらにはドロー能力が付いています。
中盤を担当し、フィニッシュへと繋げる運用が強いのではないかと思いました。
刃を持つ者、アスター
装備と搭乗のコストを一気に軽くする唯一無二の能力を持った伝説のクリーチャーです。
スタンダードなら『電圧改竄メカ』などと一緒に活用すると強そうですね!
『団結のドミナリア』はスタン落ちまでの2年間でフルに使えるセットです。
今後強力な装備品・機体が登場したら、輝くかもしれません。
ルアダッハの女王オーリナル
自軍のクリチャー数によってステータスが変化するエルフの女王です。
追加生成効果を活かすなら、1対ずつトークンを生成するカードと組み合わせたいですね。
増やしたトークンを『活力を穢すもの』で強化したら楽しそうです!
除去には弱いですが、逆に除去がないと手が付けられなくなります。
憤怒の乗り手、アヴナントのトーリ
攻撃時、自分以外に色に応じたバフをもたらすロード系クリーチャー。
攻めていくのであれば、赤を中心に組んで『トランプル』付与ができるデッキにすべきでしょう。
当然両方の能力を得られたら強いですけどね。
構築が歪まない程度に活用していきましょう。
嵐の走者、ナジャル
ソーサリー・呪文をインスタント化させ、呪文のコピーも生成できるランナー。
2つ目の能力で強力な呪文をコピーできたら、最高にハイになれそうです!
自身が5マナと軽くないので、「生き残れたら強い」感じですね。
コピー可能なタイミングが攻撃後であることにも気を付けましょう。
巣穴の長、ルリク・モンス
『モダンホライゾン』で登場した、パシャリク・モンス関連のゴブリン。
ちなみに「パシャリク」は名前ではなく称号らしいので、「ルリク」もそうなってくるのでしょうか?(※名称のルールが変更された可能性もあり)
『威迫』持ちなので、2番目の能力が複数回発動することもありそうです。
めくったカードが土地じゃなくてもトークンが出るのは、ありがたいですね!
浄化の刃、シャナ
艦長シッセイの子孫にして現ウェザーライトの艦長を務めるシッセイが、神話レアで登場です。
1マナにつき1枚ドローできる能力は強力ですが、自身は平凡なサイズであるため、他の回復手段も用意したいところ。
やむを得ないとはいえ、ウェザーライトの完成化に加担してしまったシャナ。
この後ドミナリアと名誉をどのように取り返すのか、注目しています。
ガリ骨のボータック
『版図』で最大5マナ以下をリアニメイト可能な伝説のトロール。
それ以外の能力はないので、活かす構築が求められてきます。
最悪リアニメイトではなくとも、手札に戻すことはできます。
とはいえ場に出せるなら出したいのがニンジョ―というものですよね。
国王ダリアン四十八世
ドミナリア氷河期にあったキイェルドー王国から続くダリアンの48代目(長っ!)。
民を鼓舞し、率い、守る能力は、まさに王の姿そのものですね!
構築でもリミテッドでも、民衆を率いていただきたいものです。
トークンの弱点・全体除去をかわせるのも素晴らしいですね。
アーボーグのラタドラビック
『下僕の呟き』など、『時のらせん』のフレーバーテキストで登場していたゾンビ。
テキストから推察される性格は、とても屍術師らしいものだと感じました。
ノーコストでゾンビ化する能力は、生け贄と相性がよさそうです。
漫画とかだったら主人公側にブチギレられそうな力ですけどね!
憎悪の手、ラゴモス
服装から陰謀団の司祭だと推察されるクリーチャーです。
チャンドラのようなトークン生成と生け贄前提のサーチ能力を持っています。
リミテッドでも、単純な2/1速攻生成器として機能するのはグッド。
下の能力は、『ナントゥーコの鞘虫』などの能力と相性がいいですね。
陽気な呪文盗み、アイヴィー
敵味方を問わず、強化されればそれに乗じることができます。
「してもよい」のため除去や弱体化はかわせる、とても厄介なフェアリーです。
オーラ・呪文も対象というのがまた恐ろしいですね。
単体除去をする時は、最優先で狙いましょう!
偏執的な援護者、ステン
エンチャント、アーティファクト、インスタント、ソーサリー、部族、プレインズウォーカー、ダンジョンのうちどれか1種類のコストを軽減可能なクリーチャー。
しかも『明滅』能力持ちですので、何度でも設定変更が可能です。
ストーリーではあんな展開でしたが、カードでは影響を受けなかった様子。
『明滅』能力は同時に、除去を回避することにも役立ちます。
シェオルドレッドの心酔者、ローナ
以前からドミナリアに潜んでいたファイレクシアの信奉者です。
伝説ですが、ドレイン能力が『ウィザーブルームの初学者』の下位互換であるのが残念。
ゾンビのような復活効果は、タップインの制約がありませんね。
しかし、自分のターンにしか復活できないのが不便です。
潮に仕えるもの、タトヨヴァ
自身が動かす土地やミシュラランドに『飛行』を与えるマーフォーク。
土地を一気に展開できれば、ゲームエンドまで持っていくことも!?
緑青と、まさにランプデッキで使えという配色ですね。
クリーチャーにする時にはタップ状態ではないか確認しましょう。
エフラヴァの末裔、ザー・オジャネン
猫族最強の戦士、ジェディット・オジャネンの子孫にあたるキャラクターです。
リーダーらしい、全体にカウンターを配る能力を持っています。
タップ状態になればいいので、『後援』との組み合わせも可能です。
空騎士、トゥーラ・ケネルッド
氷河期末期のキャラクター、アーナ・ケネルッドの子孫と推測されます。
祖先はフレイバーテキストのみでしたが、ついにカード化を果たしました!
インスタントやソーサリーを唱え続ければ、軍勢の完成です。
本体が5マナと重めなのがネックですけどね。
爪のライヴァズ
ドラゴンのためのマナを生み、ドラゴンを蘇らせる驚異の能力を持っています。
好きな色のマナを出せるので、複雑な配色のドラゴンにも対応可能です!
出した次のターンに、ドラゴンなら6マナまでアクセスできるのが強力。
真っ先に対処しなければ、パワーに圧倒されること間違いなしです。
古代学者、メリア
ストーリーで、ジョダーがヤヴィマヤに助力を求めた際に登場したエルフです。
ローナが操るドラゴン・エンジンとの闘いでは、非常に重要な役割を果たしました。
自然を重んじるエルフでは珍しいタイプのキャラクターですね。
効果を発揮するためのアーティファクトがトークンでないもの限定というところに、彼女のこだわりを感じます。
トゥーグの落とし子、ウゥーグ
『掘削するアヌーリッド』のフレーバーに登場する『トゥーグ』の落とし子です。
いつか親である『トゥーグ』もカードとして登場……するのでしょうか?
2つの効果で土地を墓地に置くので、パワーは伸びやすいでしょう。
リミテッドでは土地がダブつくことも多いので、結構便利な気がしますね。
アルガイヴの徴募人、ベイルド
前作『ドミナリア』に続き、ベイルドが参戦です!
以前は防御寄りの効果でしたが、今回は兵士を率いる攻撃的なものになっています。
『装備品』や『オーラ』、ロード能力との相性がいいですね。
序盤から場に居続けられたら、ものすごい展開力を発揮しそうです。
戦闘魔道士の隊長、バルモア
自身を含めたパンプアップと『トランプル』付与を行うことができます。
スペルデッキにとっては、待望の存在ではないでしょうか。
『イゼット・フェニックス』に入ったら、火力と貫通力がアップしますね。
どのように活躍するのか、ワクワクして目が離せません!
ケルドの血拳、ガルナ
こちらも前作『ドミナリア』から引き続き登場しているキャラクター。
しかし、公開されているストーリーでの記述がないのが残念です。
「そうでないなら」は、相手や自身の死亡時を指すのでしょうか?
本セットでは少々解釈に悩む効果が多いような気がします。
残忍な巡礼者、コー追われのエラス
ドミナリアに帰還したリリアナの前に姿を現したファイレクシア人です。
聞くところによると、ファイレクシアは「あるもの」を探しているようですが……
自身以外のクリーチャーの増減で、ライフにかかわる能力を持ちます。
相対した時には、接死持ちですので除去していきましょう。
ヴォーデイリアの冒涜者、ヴォハー
MTGのヘッドデザイナー、Mark Rosewater氏のヒントにあったカード。
インスタントとソーサリーに関するルーターと再利用効果を持っています。
ルーターにドレイン効果が付いているのは、地味に嬉しいですね。
下の能力は「唱えてもよい」なので、マナを要するのにはご注意を。
エイヴィーゾアの空士、ナエル
戦闘ダメージを与える度、『版図』の数だけトップを見れるクリーチャー。
手札に加えるまで持っていくためには、十全な構築が必要となってきます。
リミテッドでは2~3枚の中からトップに置く効果となるでしょう。
最大1枚なので、有効牌がなければボトムに回すことができます。
解放されし太古、リース
「始祖ドラゴンのかぎ爪」と呼ばれる上古族ドラゴンの1体です。
余剰のダメージ(例:タフネス2のクリーチャーが3点火力で除去される)を相手に与えていた場合、4/4飛行のドラゴンを生み出します。
生み出したドラゴンにも『護法2』が付くので生き残りやすいです。
余剰のダメージは種類を問わないため、条件達成も結構容易ですね。
ベナリアの堕落者、アロン
ダニサとラフの父親ですが、ファイレクシアに囚われ『完成』されてしまいました。
兵を鼓舞する能力が生け贄を要する部分に、冒涜的な改造が行われたことを感じますね。
しかも「元のアロンとしての人格」を保ったまま『完成』させた模様。
ファイレクシアの凶悪さ、恐ろしさがわかる一枚です。
復活したアーテイ
ただ、「どう復活したのか」についての記述が公式ストーリーにないのが、非常に残念です。
『悪意の熟達』はあまり評価されませんでしたが、広範囲の打ち消しと破壊効果があるアーテイはどうなるか、コントロール使いとしては実に気になります。
統べるもの、ジョダー
ウルザ直系の子孫にして不老不死の大魔術師であるジョダーも参戦しました。
能力は、自身を含む伝説の強化と伝説呪文に疑似的な『続唱』を付けるものです。
実質5マナ6/6である新ジョダー。
マナ色と他の伝説をいかに準備できるかが最重要課題ですね。
連合の大将軍、ラーダ
ケルド人の指導者、ラーダの新バージョンです。
『後続』で使えと言わんばかりの『版図』効果を持っています。
『後続』の弱点であるタフネスを補えるのが強力です。
自身のパワーも含めて+6/+3程度の強化は望めそうですね。
『無色・アーティファクト』のカード
生けるレガシー、カーン
打倒ファイレクシアの宿命を持つカーンは、もちろん登場します。
能力にはクセがありますが、『兄弟戦争』『ファイレクシア:完全なる統一』の発売後にはさらに強くなる可能性もありますね!
個人的に驚いたのは、+能力で出るトークンが使い捨てではないことです。
限定的ですが、恒常的なマナ増加が+能力なのは間違いなく強力でしょう。
英雄の家宝
装備先が伝説であれば追加効果が得られる装備品です。
追加効果抜きでも、リミテッドでは十分活躍できるのではないでしょうか。
使ってみるとわかりますが、装備品はリミテッドで強いです。
使われてみると特にわかると思います。
完成化したウェザーライト
まさかのファイレクシア化に至ったウェザーライト号。
クリーチャーが死亡するたびに、完成へと至る過程が再現されます。
ファイレクシア化は有機物だけに適応させるわけじゃないんですね…
伝説の船がこんなことになるなんて、夢にも思いませんでした。
金色の大帆船
ウェザーライト号に代わり出てくるのは、ケルド人の指導者ラーダが有する『金色の大帆船』です。
搭乗したクリーチャーを『明滅』させる、唯一無二の機体となっています。
『ETB能力』を持つクリーチャーを手軽に再利用できるのは強いです!
ただし、『明滅』は攻撃した場合に発動することをお忘れなく。
歩く防壁
ドミナリア的な丸みを帯びた『防衛』持ちのゴーレム。
起動能力の対象は1体のみですが、『速攻』を付与できるのが便利です!
油断していたら、壁がいきなり突っ込んできます。
『怒り狂う島嶼、キャリクス』とかだったらゾッとしますね。
刻まれたタブレット
デジタルではなくアナログの方のタブレット。
掘れる枚数は少ないですが、スカだった時にドローができるのはありがたいです。
土地があっても手札に加えず、ワンドローするということはできないのでご注意ください。
ジョダーの写本
すごくぶ厚いのに、結論(フレーバー)はかなり簡潔っ!!
『トライオーム』などを駆使すれば、0マナ1ドローもできそうですね。
マナコストも結論並に軽くしていただきたかったですね。
出してすぐに除去が飛んでこないことを祈りましょう。
永久の水蓮
『金粉の水連』がタップ状態かつ色マナ固定になったら、5マナ出るようになりました。
1ターン空くとはいえ、次のターンに10マナへジャンプは恐ろしいです……!
能力はシンプルなので語るに及ばず。
フレーバーからはインガオホー感がすごく漂っていますね。
カーンの酒杯
打倒ファイレクシアのために用意された、とっておきのアーティファクト。
ライフコストを禁止する部分から「ファイレクシア許すまじ」という意志を感じます。
唱えるのと起動コストには使えませんが、ライフロス効果は対象外です。
『思考囲い』などは問題なく使うことができます。
勝者の斧
かの有名な『骨断ちの矛槍』が、装備コストが増えながらも帰ってきました!
増えた1マナを「軽い」と思うか「重い」と思うかは、あなた次第です。
リミテッドで、継続的に強化ができる『装備品』は侮れない強さを誇ります。
中でもこのカードは空いたマナで強化できますから、特にやり手ですよ!
盾壁の歩哨
4マナ1/3と優秀とはいいがたい性能ですが、『防衛』を確実にサーチできます!
『歩く防壁』のような、防衛を強くするカードを持ってきましょう。
4マナで1/3防衛持ちは、リミテッドでも悠長さが否めません。
使う場合には、このカードまでに戦線を維持できるようにしたいですね。
隕石
除去兼マナ生成ができるアーティファクトが再登場です。
5マナ2点は頼りなさげですが、リミテッドでは貴重な除去枠として機能します。
攻撃偏重のタフネス2以下クリーチャーを倒しちゃいましょう!
その後は、何回でも使えるマナファクトとして便利です。
発掘されたマナ労働機
タップ不必要なマナ色変換カード。
「毎ターン1回」ですので、自分と相手のターン各1回起動できます。
マナは増えませんが、色調整が重要な局面もあります。
タフネスも3ありますので、壁として機能させることも可能です。
伝説の秘宝
『連合の秘宝』を彷彿とさせる名前とイラストのアーティファクト。
伝説のクリーチャーをタップさせてマナを出す能力に、回数制限はありません!
つまり、無限にアンタップできる伝説がいれば無限マナです(笑)
そうでなくとも、伝説+1のマナを出せる時点で十分強いですが。
自動司書
『ニューカペナの街角』の『金属猫』の占術が1増えました!
2枚先のカードまで調整できるのは、地味ですが強いですよ。
色を選ばない&及第点のボディというのも長所です。
リミテッドの3マナ帯で十分仕事をしてくれるでしょう。
『土地』のカード
ペインランド(6種)
ドミナリア次元の各地名を冠する『ペインランド(ダメージランド)』が再録されました。
ただし今回は、友好色と対抗色各3枚という異例の組み合わせとなっています。
未収録の土地はファイレクシアの侵攻を受けたのでしょうか?
ゲーム的には、スタン落ちに合わせた土地の入れ替えができない色(青黒や赤白など)が出てくるので、不便さを感じますね。
タップインデュアルランド(基本土地タイプ付き)
2色全種類(10種)のタップインデュアルランドがコモンで収録されます。
色マナを安定させるほか、リミテッドにおける『版図』を成立させるためでしょう。
『版図』のためだけに使わない色を取るかは要検討です。
また、「基本土地タイプがある≠基本土地である」なのはお忘れなく。
英雄の公有地
伝説のためにある土地です。
『統べるもの、ジョダー』デッキを構築するとしたら、これは4枚フル採用でしょう。
伝説の呪文・パーマネントの展開次第で価値が変わってきそうです。
一番下の効果は、プレインズウォーカーも含めてよかったと思っています。
水晶の岩屋
ETB能力として『占術1』が付いたフィルターランド。
リミテッドの色マナ安定として役に立ちますね。
『占術1』があるのは、土地のダブつき軽減してくれます。
無色マナは自力で出せるので、邪魔になることもないでしょう。
スランの門
土地タイプに『門』を持った新ペインランド。
場に出ると1色に固定される上タップインの可能性もありますが、好きな基本土地タイプが選べるのは想像以上の強さを秘めているよう思えます。
『兄弟戦争』以降でも『版図』が出てほしいですね。
そうなったら、『マナの合流点』に負けない土地になる気がします。
さいごに
今回は、『団結のドミナリア』のプレビューで紹介されたカード情報ならびに個人的な評価をお送りさせていただきました。
筆者は購入についてどう考えているの?
とりあえずプレビューをおもに青白・青黒・エスパー(青白黒)コントロールの観点から見つつ、「これは使いたいな」と思ったものをチェックしたいと考えています。
アグロやミッドレンジも楽しそうではありますが、自分がもっとも好むスタイルを中心にこだわっていきたいですね。
購入は紙のカードで遊ぶ機会もないので、本当に「これは!」と思うものがなければしないかなと。
(FGOの課金で財布が厳しいというのもありますが)
転売目的の予約はやめよう!
毎回プレビューの時期になると、「今のうちに安く仕入れておいて、高騰したら売ろう」と考える生物を一定数見かけます。
しかし、その行為については「やめておけ。」としか言えません。
MTGの価格変動は激しく、特に新弾のカードは予約時点から下落するカードがほとんどだからです。
予約時3,000円超したカードが、フタを開けたら100円になっていたなんてこともありましたね……
したがって、MTGの予約時点での買い占め行為はリスクの高い行為ということがわかります。
こすい心で買った結果泣きを見る……なんて、カッコ悪すぎではないでしょうか?
繰り返しとなりますが、『団結のドミナリア』は2022年9月9日発売です!
新たな環境での戦いに胸を躍らせつつ、発表を楽しみに待ちましょう!