こんにちは、アザ・キャストです。
皆さんは、自分のことは好きでしょうか?
「自分大好き!最高!」というような方は、今回読まなくて大丈夫です(笑)
読んで欲しいのは、「自分は無価値だ」「生きていたくない」などなど。
自己肯定感が低くなっている、そこのあなたです。
今も「生きるのが辛い」「けれど、自〇するような勇気もない」という蟻地獄のような状態が続いているのではないでしょうか?
私もかつて、ひどい精神状態になった経験があります。
そこで今回は【自己肯定感極低の私が何で生きる気になったか】というお話をしたいと思います。
※個人の感覚かつ特有の環境での知見ですが、少しでも類似点を感じていただければ幸いです。
・「自分にとっての重荷」は「他人にとっては軽荷」であることも。
・「ご飯と睡眠と運動」は最強のメンタル回復セットです。
・生きる気になれたら問題も等身大で見れます。
この記事は5~6分程度のボリュームとなっています。
自己肯定感極低の一番の原因
自己肯定感を低くしている最たる原因は「自分」にあります。
なぜ「自分」と言えるのか?
「違う!オレは他人(家族・上司など)のせいでこうなったんだ!」
確かに罵詈雑言を言う相手は世の中腐るほどいますし、中には口だけではなく、私が想像する以上の肉体的な暴力をふるってくる相手もいるでしょう。
しかし、過程は人それぞれであっても最終地点は全員「自分」です。
どれほど他人や世間に左右されようと、最後に決定するのは他ならぬ「自分」です。
もっと言えば、他人や世間は「あなた(自分)が選んだんでしょ」ということにしてきます。
逆を言えば、「自分」が低くする選択をしなければ自己肯定感はある程度保つことができます。
したがって、自己肯定感を改善するには「自分」というものに大切にする必要があります。
自己肯定感を低くした事例
私の「自分が自己肯定感を低くしていた事例」をご紹介しましょう。
・自分の価値を「他人との比較」の中に見出していた。
・特に「大勢の他人ができて自分だけができない」ことに強い劣等感を覚えていた。
・そして就職活動や新人研修の中で、まさに「自分だけができない」状態に陥った。
・結果、心身のバランスを崩すこととなった。
このように、私は以前「他人との比較」で自分に価値があるものと見ていました。
「他人との比較」は競争心・向上心をかきたてる手段ではありますが、同時に「自分の価値を他人が定めた基準にゆだねてしまう」という危険性も合わせもっています。
つまりかつての私は、自分で自己肯定感を低くする決定をしていたのです。
あなたは自己肯定の基準を「自分以外」に頼り切りになっていませんか?
なぜ「自分」が重要なのか?
「自分」というものが大切という帰結に至るわけですが、それではなぜそこまで重要なのか。
一言でまとめるなら「自己肯定感を低くする選択は、すごくデメリットが大きいから」です。
自己肯定感を低くした状態が長く続くと単純に辛いことに加え、いざ回復させようとした際に時間や労力がかかります。
そして、あなたが辛かろうといっさい時間は止まりません。
他人もほとんど、あなたのことを見向きもせずに通り過ぎていきます。
「自分」を大切にしない間に様々なものが過ぎ去っていき、それこそ手遅れになります。
いかがでしょう、「どうにかしなければ」という気になりませんか?
自己肯定感を高める行動①:他者との会話
それでは、「自分」を大切にして自己肯定感を高めるための方法をお話ししましょう。
まずは、「他者との会話」です。
理由:問題を客観視できるから
他者との会話を勧める理由は、「自分が抱えている問題を客観視できるから」です。
相手が思い悩んでいる問題が、あなたから見たら「こうしたらいいのに」「こうしたら簡単なのに」と思うような経験はないでしょうか?
同様に、あなたが抱えている問題も他から見たら解決が容易だったなんてことも、十分考えられるのではないでしょうか?
したがって、自分の問題を客観視するために他者と会話することは有効な手段と言えます。
コツ:信頼できる相手を見つける
当然ですが、誰にでも話すというわけではなく、信頼できる相手を見つけましょう。
近年ではSNSなどネットが発達していますから、相手を探せる範囲が広くなっています。
注意点としては、「感情のまま話そうとしない」ことです。
延々とネガティブな話を聞かされたら、普通の人は嫌になりますよね。
自己肯定感を高める行動②:飯と睡眠と運動
続いては、「飯と睡眠と運動」です。
感想①:先人の確かな知恵である
「ご飯しっかり食べなさい!」「早く寝なさい!」「ちょっとは運動しなさい!」
親にこのようなことを口うるさく言われた経験は、多くの方があるのではないでしょうか?
私もかなりあります。
そして今になって、その言葉は真理なのだと実感しています。
ひどい精神状態になった頃にこれらを実践したことが、現在の回復につながりました。
何もかも嫌になって苦しいとは思いますが、ぜひ実践して欲しいです。
感想②:特に運動は効く
中でも特に、運動がオススメです。
運動で血行が促進されることで、全身に酸素が運び込まれて心身の凝り固まりが改善されます。
注意点としては、急な運動は避けること。
使われていなかった体をいきなり動かすことは、ケガに繋がります。
インストラクターからの適切な指導を受けるのがベターです。
自己肯定感を高める行動③:妄想と現実の区別
最後は「妄想と現実の区別」です。
これは①と②を実践して、ある程度改善した後にできるようになります。
段階①:「妄想はヤバい」と気づくようになる
自己肯定感が回復してくると、かつての自分の「妄想のヤバさ」が見えてきます。
客観的に物事が見えるようになっていきている、いい傾向です。
その時に「何で私はあの時…」と後悔してネガティブになるのは避けましょう。
過去はどうにもなりませんが、未来を妄想で埋め尽くさないために戦っているのです。
段階②:「他人を神格化」しないようにする
自己肯定感が低いと、相対的に他人が大きく(それこそ神か何かのように)見えてしまいます。
私も「他人はすべからく私の上に立っている」と思いこんでいた時期がありました。
しかし、他人はあなたより優れた面があるかもしれませんが、あなたも他人も同じ人間です。
あなたを下げることなく他人を仰ぎ見ることもしないことで、妄想から醒めましょう。
段階③:現実の問題を把握する
妄想から抜け出したら、現実と正しく向き合いましょう。
この時「無理かも」「大変そう」「めんどくさい」は禁止とします。
なぜなら、現実というものは案外無茶苦茶なものではないからです。
段階①でも書いたように、無茶苦茶にしているのは妄想にとらわれた自分です。
現実の問題は「案ずるより産むが易し」の場合が多いですから、大丈夫。
(※無茶苦茶にしている要因が自分以外の場合は、助けを求めてください)
さいごに
今回は、【自己肯定感極低の私が何で生きる気になったか】について経験を交えながらご紹介させていただきました。
色々とめんどうくさくなってい現在、どうしても自己肯定感が低くなることが多いです。
そんな時に、今回の文章が支えになれたらいいなと思いながら締めさせていただきます。