・筆者が体験した「SNSでネガティブな発言をすること」で生じるリスクが書かれています。
・「SNSでネガティブな発言をすること」に対する予防策についても書かれています。
こんにちは、アザ・キャストです。
皆さんは「SNSでネガティブな発言」をしていませんか?
ちょっとしたグチから自〇をほのめかすような文章まで。
多岐に渡りますが、その類の発言の経験がある方は少なくないのではないでしょうか。
かくいう私も数年に渡り、「〇んでしまいたい」「この先の人生、もうどうにもならないんだ」等といった言葉を大勢にぶちまけていた時期がありました。
手元のスマートフォンで手軽に感情を吐露することができる時代、ついつい「感情のエチケット袋」に頼ってしまいますよね。
しかし、SNSでネガティブな発言を繰り返すことは、後に大きな問題を抱えることになることをご存知でしょうか?
吐き気を解消するはずの行為が、さらに重い吐き気を催すことになるのです……
そこで今回は、【SNSでネガティブな発言を続けることで生じるリスク】と予防策についてご紹介いたします。
・ネガティブな発言に対する予防策を、3パターンご紹介します。
この記事は7~8分程度のボリュームとなっています。
※人によっては過去の辛い体験を想起させる可能性があります。ご了承ください。
リスク1:フォロワーが減る
ネガティブな言葉はできる限り目にしたくないのが、人情というものでしょう。
続けていれば、人はどんどん離れていきます。
他人もネガティブにさせる
「人は鏡だ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
嬉しそうにしている他人がいたらこちらまで嬉しくなってきたり、反対に悲しそうにしている他人がいたらこちらまで悲しくなるという現象を指す言葉です。
ネガティブもまた同様に、他人をネガティブにすることに繋がります。
したがって、自然と相手はあなたから離れることになるでしょう。
他人への耐久値
また、人間は相手が自分にとって身近であるほど、ある程度の逆境にも耐えることができます。
(例:子育ては非常に大変であるが、我が子は近しく愛しいので頑張れる)
反対に、顔も名前も知らない相手のネガティブにそこまで付き合うことがができるでしょうか。
時間はもちろん、メンタルだって削られるような相手にです。
リスク2:陰口をたたかれる
世の中には、善意ある人間だけではありません。
人の不幸を貪る生き物もいます。
格好の的
そういった生き物にとって、ネガティブで鬱になっている人間は格好の的です。
からかい、嘲笑し、あることないことをさも「自分達はまともな感性がある」ような顔をして、好き勝手に言い散らかします。
そのような輩の的にされるというのは、何とも癪に障る話ではないでしょうか?
餌場
「質問箱」などを利用している場合、特に注意しましょう。
SNS以上に匿名で書き込めますので、人の不幸を貪る生き物たちの餌場になっています。
鬱のあまり自〇をほのめかすツイートなんてしていたら、「いつ〇ぬの?」「自〇してくださいよ」という文章を大量に送られることになりますよ!
リスク3:個人情報を晒される
ネガティブが続くと、行動にも異常が生じてきます。
あなたのそういった姿は、想像以上に見られていますよ。
悪趣味な生き物は近くにいる
人の不幸を貪る生き物ですが、案外実生活の身近に潜んでいます。
ネガティブが悪化すると気が狂いそうになって通常考えられい言動に走るかもしれませんが、その様子を見て、ネットに書き込み、悦に浸っている存在の可能性も頭に入れておきましょう。
ネットで陰口を叩いている生き物ほど、リアルではおとなしくじっとしているものです。
予防策1:ネガティブな時はSNSをしない
では、ネガティブな発言のリスクを回避する術についても見ていきましょう。
まずは、「そもそもSNSに手を伸ばさない」ということです。
距離を置く
深呼吸、仮眠、食事などをすることで、ネガティブな気持ちから距離を置きましょう。
※飲酒はオススメしません(気が大きくなったり、ますます気持ちに歯止めが効かなくなるので)
いったん離れて、ガーッとした荒々しい気持ちをやり過ごすのです。
「今SNSをやって大丈夫か?」
ある程度余裕のある人は、「今SNSをやって大丈夫か?」と自分に問いかけるのもアリです。
「相手の安い挑発に乗ってはいないか?」
「この話題について、自分は時間をかけてまで目にする必要はあるのか?」
などなど、激情にのまれる前にワンクッション置いて考えてみましょう。
予防策2:相手を選ぶ
ネガティブな発言自体を止められればいいですが、おそらくずっとは難しいでしょう。
その場合、吐き出す先を選ぶことが大切です。
信頼できる個人
あなたの話を否定せず、バカにもしない相手に話を聞いてもらいましょう。
ただし、ネガティブな期間が長いと普通の人は参ってしまいます。
あまり頼り切りにはならず、力を借りる程度の認識の方が関係も続きますよ。
専門の医師・カウンセラー
餅は餅屋、心の悩みは医師やカウンセラーに相談するのがベターです。
仕事にしていますから、話を遮ることも拒否することもありません。
ただし、具体的な解決策の提示はしませんのでご注意を。
解決できるのは、最終的にはどうあっても自分自身しかいません。
彼らがしてくれるのは、単純に話を聞くか、薬物によるサポートです。
予防策3:熱中できるものを見つける
聞いたことがある人も多いと思いますが、ネガティブなことを考える暇を与えない方法です。
何でもいい!
法に抵触しない・他人に迷惑をかけない範囲であれば、内容は問いません。
仕事に熱中して、賃金アップや昇進を狙うのもよし、先輩から褒められるのもよし。
あるいは、趣味にしていることをためらうことなくやるのもいいでしょう。
とにかく、熱中できるものを見つけて専心すれば、おのずと考えている暇もなくなります!
すぐに見つからなくてもいい!
とはいえ、「そんなの自分にはないよ……」という方もいるでしょう。
今すぐ見つからなかったら〇ぬという話でもないので、大丈夫ですよ!
時間と行動を重ね、生きてさえいれば、何かしら見つかるものです。
私の場合、メンタル崩壊して休職したり、〇にたい〇にたいと毎日思いながらも生きていたり、アルバイトで働いたりした何年かの中で、Webライターという熱中できるものに出会いました。
大丈夫、きっと見つかりますよ。
さいごに
今回は、【SNSでネガティブな発言を続けることで生じるリスク】と予防策についてご紹介させていただきました。
筆者はそんなにネガティブだったの?
どえらいネガティブでしたよ、本当に(笑)
たくさん人も離れていきましたし、たくさん悪趣味な生き物にバカにされました。
ちょっと好みだと思った異性も、ネガティブさと理屈っぽさが原因で私のことを見限りましたし。
それでさらに落ち込んで、〇ぬ勇気もないのに「自分は〇ぬべきなんだ」「もう手遅れなんだ」「この先生きていたって仕方ないんだ」って長いことなってましたね。
それでも、今生きてるんですよ。
大丈夫、人間生きて藻掻いていれば何とかなるもんです。
抜け出す具体的な方法は何?
ないんですよ、これが(苦笑)
具体的な方法、普遍的に効果があると言える方法なんてないんです。
敢えて言うとしても、「時間」とか「気づき」とか至極曖昧なものになるんですよね。
時間をかけて再起しようと思えるようになること、「自分がネガティブになる必要なんて本当はないんだ」ということに他人の言葉ではなく、自分で明確に気づけるようになること。
私の場合、その2つだったのかもしれません。
どのくらい時間がかかるか、いつ気づけるかには個人差がありすぎるかつ再現性が乏しいためで、この方法が正しいとは言い切れないんですよね。
それでも、生きていきましょう。
悪趣味な生き物たちのための時間は、これでおしまい。
これからは、他でもないあなたのための時間なのですから。