カード性能確認
青3・エンチャント-事件
① 通常効果:あなたがインスタント・ソーサリー呪文を唱えるコストは1少なくなる。
② 解明条件:同一ターン中にあなたがインスタント・ソーサリー呪文を4回唱える。
③ 解明完了:あなたはインスタント・ソーサリー呪文を唱えるたびに1枚ドローする。
第一印象
「出た瞬間仕事しねぇなぁ~……『失せろ』で割られるエンチャントだしなぁ~~」
「んなこと言ってたら何も出せんだろっ!」と言われそうですけどね(;^_^A
それくらい『失せろ』のインパクトが大きかったといいますか……ていうか、何であれエンチャントも対象にできるんでしょ?
X(旧Twitter)で「なんで『事件』がエンチャントなんだ!バトルにしろよ!」という声を見かけましたが、あの人も私と同じようなこと考えていたんですかね……
まぁ、なんにしてもビビッてちゃどうしようもありませんから、除去されるリスクより『研究所荒らしの事件』をどう強く扱うか考えていきたいと思います。
カード性能評価
荒らされたのはカイロックスの研究所……かもしれないカードの詳細を見ていきましょう。
強み:前例よりも優れた効果内容
『研究所荒らしの事件』はインスタント・ソーサリー呪文の不特定マナ(数字で書かれたマナコスト)を1軽減してくれます。
とはいえ、これだけなら多くの前例が存在し、珍しくもありません。
『研究所荒らしの事件』の強みは、「クリーチャーよりも割られにくいエンチャントであること」「最大限活かせる相棒がスタンにいること」です。
強み1:エンチャントであること
今更な話だと思う人もいるでしょうが、エンチャントはクリーチャーよりも対処がされにくいです。
※エンチャント・クリーチャーを除く。この場合には純粋なエンチャントを指します
もちろん、クリーチャーではないことがデメリットになること(攻撃・防御ができない、クリーチャーサーチの対象になれない)も否定できません。
しかしそれを除いても、マナコストを軽減する貴重な効果を持つカードが除去されにくい点は評価に値します。
強み2:最高の相棒「増殖コントロール」
『ファイレクシア:完全なる統一』で生まれたアーキタイプ、増殖コントロール。
『研究所荒らしの事件』は、このデッキの最高の相棒(になるはず)です。
以前の(動画内のような)デッキを改造するのであれば、とりあえずカンスペは抜く(スペル連打のハズレになってしまう)方向性になりますかね。
あとは毒カウンターを溜めるまでの時間を稼げる除去と追加のドローソースを考えるべきでしょうか。
新しくやってきた、この黒の全体除去もいいかもしれません。
研究所荒らしを設置したなら、次のターンから撃つこともできます。
弱み:有色マナは減らせない
『傲慢なジン』などを採用している方は分かると思いますが、不特定以外のマナを軽減することは『研究所荒らしの事件』でもできません。
できてしまったら0マナスペル連打大会になってしまうので、当然ですけどね(;^_^A
しかし、解明完了時のドロー効果自体は使えるので、イゼットフェニックスなどのデッキにおけるドロー装置として活躍しそうな気がします。
採用枚数
以上をふまえて、デッキに採用する枚数を考えてみました。
増殖コントロールとしては、3枚か?
以前完全なクリーチャー非採用型の増殖コントロールを使っていた身としては、3枚採用にしたいと思いました。
場合によっては複数枚を展開して、同時に解明完了条件を達成。
ドロー効果を倍にして一気に引く……というのも魅力的ではありますが、それよりも軽減先のスペルを増やした方が賢明でしょう。
『カルロフ邸殺人事件』がリリースされたら、採用枚数の検討していきたいです。
さいごに
今回は『研究所荒らしの事件』ついてご紹介させていただきました。
価格はどうなると思う?
下がる……とは思いますが、正直どうなるのかはあまりわかっていません。
解明完了時の効果がどこまでやれるかにかかってくる気はします。
現在価格680円での購入は、明確なプランが組める人は踏み切っていいでしょう。
※今後の価格につきましては保証いたしかねます
それでは今回はこの辺で!
#アザの新弾妄想 というタグでつぶやいていますので、よろしければそちらもどうぞ!