【MTG】パイオニア環境で高騰しててビックリしたカード達16選

パイオニア環境高騰カードについてアイキャッチ画像 ゲーム
・『パイオニア』フォーマットで高騰しているカードについての記事です。
・その中から、特に筆者が驚いたものを16枚厳選して紹介しています。

こんにちは、アザ・キャストです。

現在私は、テーブルトップ(紙)のマジックができない環境にいます。

具体的に言うと、「最新弾のパックを買うことはできるが、大会が行われる店舗までは車必須の距離であり、無職であるため車などあるわけもなく、さらにコロナが超怖い」という感じです。

アーテイの嘲笑

「いやそんなんお前、さっさと再就職して車買えよw」

はい、Exactly(その通りでございます)としか言えないわけですが、Webライターの就職先って、本当にないんですよね……

選り好みしているのではと疑われそうですが、「大してやりたくもないを仕事やってぶっ壊れた身」としては、今度は「やりたい仕事」に挑戦したいところ。

一切合切ないわけではないと思うので、必死こいて探していきたいです!(さっさとやれよ)

やる気に燃えている男性のイラスト

さて、近況報告はこの辺にしておいて、本題に入りましょう。

紙のマジックができない身であるものの、「今どんなカードがアツいのか」には興味がある筆者。

可能なら、家で肥しと化したカードをいくらか処分してしまいたいところなんですよね。

そうして『晴れる屋』様の商品ページを覗いたワケですが……

びっくりして目が飛び出ている男性のイラスト

「えっ!?今これが値上がってるの!!?」

久々に見たカードの価格に、思わず『驚愕』してしまいました!

驚愕

ちょうどバリバリにやっていた学生時代のカードも含まれる『パイオニア』のカードを見ていたのですが、まさかあそこまで騰がっているとは……

そこで今回は、久しぶりに見たら価格が高騰してビックリしたカード16選をお送りいたします。

・取り上げるカードは「それ程高くなかったはずのカード(※主観)」「現在の価格が500円以上になっている」「パイオニアフォーマット内」となります。
・表示価格は、2022年9月13日現在の『晴れる屋』様での日本語版価格です。

・この記事を読めば「パイオニアで高騰しているカード(の一部)」がわかります。

私のように「カードはあるけど、最近やってないなぁ」という方は、ぜひご覧ください!

高騰カード紹介(ラヴニカへの回帰~基本セット2019)

基本セット2019キービジュアル

では、高騰したカードを見ていきましょう。

まずは私個人が紙のマジックを比較的やっていた『基本セット2019』までのカードです。

時間への侵入(¥3,000)

時間への侵入

最近のプレーヤーなら「普通に高いカードじゃん!」と言うかもしれませんね。

ですが、スタンダード当時はそれほど高くなくて、1,000円切っていた気がします。

時間への侵入価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

ここ一年を見ると、やはり記憶通り1,000円以下だったこともある様子。

最近2,000円オーバーするようになったのは、パイオニアのイゼットフェニックスなどで採用されているためらしいですね。

確かにスぺルを唱え続けて墓地が肥えるので、『探査』との相性はバッチリです。

引き裂く流弾(¥900)

引き裂く流弾

当時のスタンダードでも、サイドボードカードとして優秀だった記憶があります。

大体100~200円程度だったはずです。

引き裂く流弾価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

それが三か月ほど前から、なにやら急に伸び始めたようでして。

モダンで活躍しているらしい、『創造の座、オムナス』への解答ということでしょうか?

ニッサの誓い(セール価格¥780・英語版¥1,400)

ニッサの誓い

当時のスタンダードの予約段階で1,180円(当時のメール参照)したものの、その後かなり下落していった印象が強いカードでした。

パイオニアでは一時禁止指定されるほど猛威を奮っていたみたいですね(現在は解禁)。

ニッサの誓い価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

解禁されたのは2020年7月13日の禁止改定時ですが、高騰は2022年6月頃。

パイオニアの緑単、緑信心で4枚フル投入されていることが確認されました。

霊廟の放浪者(セール価格¥780・英語版¥900)

霊廟の放浪者

スタンダードの頃から、「モダンのスピリットに入る」と話題になっていましたね。

当時はあまり姿を見かけなかった気がしますし、価格も500円以下だったような。

霊廟の放浪者

引用元:Wisdom Guild

価格が伸びてきたのは、『引き裂く流弾』や『ニッサの誓い』と同じ頃でした。

パイオニア以下のスピリットデッキで、もれなく4枚投入です。

筆者にはよくわかりませんが、2022年6月頃に何か大会とかありました?

戦闘の祝賀者(¥1,500)

戦闘の祝賀者

攻撃時に『督励』をすれば、追加戦闘フェイズが得られる神話レア。

今思うと、かなり緩い追加条件です。

スタンダードの頃は、ショップのストレージに150~300円で入ってました。

2021年12月あたりから、徐々に上昇してきたようですね。

どこで採用されているのかと思っていたら、パイオニアのローグで4枚フル投入!

『ラノワールのエルフ』『エルフの神秘家』も同じく4枚入っていることから、2ターン目に着地させていくのでしょうか……?

執着的探訪(セール価格¥780・英語版¥1,000)

執着的探訪

+1/+1修正とドロー効果が付くものの、攻撃を躊躇えば即生け贄となるエンチャント。

当時は青単のドローソースとして活用され、価格は250円前後くらいでしたかね。

アンブロッカブルとの相性は最高です。

執着的探訪価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

2022年7月にドカッと上昇して、後は高止まりしています。

『飛行』が多いスピリットや呪禁オーラなどでフルで採用されているようです。

戦闘研究

『団結のドミナリア』では強制生け贄効果のない『戦闘研究』が登場しましたが、はたしてシェアはどうなることやら……?

(スピリットでは両方とも4枚投入されているようです)

無謀な怒り(セール価格¥780・英語版¥900)

無謀な怒り

スタンダードでも採用の声は結構聞こえていたカードです。

しかし、やはり価格は200円前後だったような……

普通に見かけていたものがいつの間にか高騰するのって、怖いですねぇ (;^ω^)

無謀な怒り価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

『ニッサの誓い』などと同じく、2022年6月から価格が上昇。

誰か、この頃に何があったのか本当に教えてくださいっ!!

ちなみにデッキとしては、自身を対象を取るとスペルを手札に戻せる『フェザービートダウン』で採用されているみたいです。

若葉のドライアド(¥700)

若葉のドライアド

「いやいやwドライアドとか使わんしwww」

そう思っていた時期が、私にもありました。

価格も100円したかしないかだったような、よく覚えていません。

若葉のドライアド価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

2021年7月の時点では、既に現在の価格になっていたようです。

採用場面は「各アップキープ」の文面で察しは付いていましたが、統率者。

4人いますから、モリモリ苗木が増えちゃいますね!

高騰カード紹介(ラヴニカのギルド~)

ラヴニカのギルドキービジュアル

ここからは、紙のマジックの対戦からは離れた『ラヴニカのギルド』以降のカードです。

アゾリウスの造反者、ラヴィニア(¥800)

アゾリウスの造反者、ラヴィニア

その効果から「モダン以下の環境で刺さる」と言われていましたね。

スタンダードではマナ・コストをチョンボするデッキなんてないものですから、ただの伝説の『熊』と化していました。

価格は100~200円くらいだったと覚えています。

アゾリウスの造反者、ラヴィニア価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

2022年6月あたりから、突然価格が緩やかに上昇し始めました。

採用デッキを確認すると、サイドボードに1~2枚入れられているようです。

パッと見た感じ、『不屈の独創力』などへの対応策でしょうか?

魅力的な王子(セール価格¥680・英語版¥800)

魅力的な王子

『団結のドミナリア』でも『霊気の媒介者』という、似たようなカードが出ています。

とはいえ、あちらは3マナでこちらは2マナですが。

スタンダード当時はあまり見向きもされず、100~200円だったような。

魅力的な王子価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

最近(2022年8月)になってから、何やら注目されている様子。

パイオニアの『人間』や『パルヘリオンシュート』で、ブリンク能力を『救出専門家』と組み合わせるなどして使うみたいですね。

王子ははたして、逆シンデレラ・ストーリーを歩むことができるでしょうか……?

 

運命を紡ぐ者(セール価格¥380・英語版¥500)

運命を紡ぐ者

2マナ2/3+効果の恵体ながら、スタンダードでは見かけることがなかった印象。

クリーチャーだけでなくエンチャントも「打ち消されない」効果があるにもかかわらず、アンコモンというのは破格なのでは?と思っていましたが、なかなかどうして……

ストレージにいることも多く、価格は50円前後だったと思います。

運命を紡ぐ者価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

爆発的ではないものの、2021年8月あたりから緩やかに騰がり続けているようです。

『エンチャントレス』や『奇怪な具現』で、1~3枚採用されています。

あと、『運命を紡ぐ者』自体もエンチャントなんですね……

絶滅の契機(セール価格¥680・英語版¥800)

絶滅の契機

奇数か偶数かで範囲を限定できる黒の全体除去。

器用なようで不器用な、かと思えば結構器用だったような……

200~300円程度だったかなぁと、正直なところうろ覚えです。

絶滅の契機価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

2022年8月から急に価格がジャンプ!

デッキを見ると、1~2枚と思えば4枚フルもあり、どういうことなのかよくわかりません。

『創造の座、オムナス』など厄介な偶数クリーチャーとトークンを一掃できる……とかでしょうか?

波起こし(セール価格¥380・英語版¥400)

波起こし

「え?こんなのいましたっけ?」というレベルで覚えてないです (;^_^A

おそらくストレージに、50円もしないレベルで置かれていたんじゃないですかね……

波起こし価格グラフ

引用元:Widdom Guild

2022年7月から、文字通り「波を起こす」ように価格上昇。

どうやら『リビングエンド』や『王神の贈り物』での採用がされているらしいです。

言われてみれば自前の能力で墓地に送るだけでなく、サーチ&さらに1枚墓地肥しができるんですよね『波起こし』。

ウィザーブルームの命令(セール価格¥680・英語版¥900)

ウィザーブルームの命令

「2マナコマンド!……って、ソーサリーかぁ」が第一印象でした(笑)

基本選択するのは1番目と4番目かなぁ~なんて思いながら眺めていましたね。

価格は下がりに下がって、100円切ったあたりから記憶がないです。

ウィザーブルームの命令価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

2022年8月に500円以上の大上昇!

理由は『パルヘリオンシュート』での4枚採用でしょう。

さらに2点ドレインのオマケや小型除去もついてますもんね……強いですわ。

墓地の侵入者(¥1,200)

墓地の侵入者

「うんうん、アリーナで使っても使われても強いなぁとはわかっている……けど、君確か『チャレンジャーデッキ』に3枚も収録されていたよね?」

と言いたくなるような価格になっていて、正直驚いています。

一時期は確か、300円前後だったような気がするんですよ。

墓地の侵入者価格グラフ

引用元:Wisdom Guild

300円どころが、出てしばらくは平均値でも100円を切っていた衝撃の事実。

2022年4月と7月の二段ジャンプで、今や平均で900円台に。

黒系デッキの「除去されてもアドバンテージなクロック&墓地対策」として優秀という評価がされているようです。

収穫祭の襲撃(セール価格¥680・英語版¥800)

収穫祭の襲撃

『団結のドミナリア』1個前のスタンダードで、これから『レンと7番』などを出されて辟易していたのが懐かしいですね。

しかし、緑トリプルシンボルでデッキも選ぶから100~200円程度なんだなぁと思っていました。

収穫祭の襲撃価格グラフ

これも確かに、思っていたような価格がだった時期はありました。

しかし、現在は様々なデッキで普通に4枚フルに使われていることがザラなようです。

5マナまでにフィニッシャーは十分いますし、色マナさえなんとかなれば2枚も出せちゃいますもんね……

さいごに

フォーゴトン・レルム探訪キービジュアル

今回は、久しぶりに見たら価格が高騰してビックリしたカード16選をお送りさせていただきました。

筆者は今回紹介したカード持ってるの?

回収したカード2022年9月9日

情報を確認した後、「そろそろ処分しようか」と思っていたカードの束を漁りました(笑)

そしたら、『アゾリウスの造反者、ラヴィニア』などを回収できたのでよかったです!

(しかし、カードの量がすごいので、もうため込んでおくのも潮時ですね……)

 

皆さんは、「最近これ値上がっててビックリした!」というカードはありますか?

Twitterもやっていますので、ぜひ教えていただけると嬉しいです!

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