【ゲーム】大炎上!?『まんわかコラボ』について語りたいこと【FGO】

『まんわかコラボ』についてアイキャッチ ゲーム

こんにちは、アザ・キャストです。

皆さん『まんわか(マンガで分かる!FGO)』コラボイベントの調子はいかがでしょうか?

まんわかコラボイベント タイトル画像

今年は『FGOアーケード』とのコラボだろうと言われていた矢先、まさかの開催でしたね。

とはいえ、発掘クエストをはじめ今回もおいしいイベントだと思います!

発掘クエスト画面

しかしそのような中、どうしても目に留まってしまう要素がありました。

新サーヴァント・スーパーバニヤン(Sバニヤン)の発言内容です。

マイルームでのスーパーバニヤン

Twitterで「バニヤン」と検索すると、「嫌い」「不快」などといったネガティブなツイートがかなりの数目に入ってきました。

正直な話、私もシナリオを拝読していて「どうしてこんなことにしたんだろう…?」と感じる箇所が少なくありませんでした。

同時に「こういうことにしたかったのではないか?」とも思うこともありました。

そこで今回は、『まんわかコラボ』について見たこと感じたことを語る回にしたいと思います。

・多くの方がSバニヤンを不快に感じた原因とそれに対する見解を語ります。
・筆者の立場は「言いたいことは多分こうだろうがわかりにくい派」です。

この記事は6~7分程度のボリュームとなっています。

炎上の原因:Sバニヤンのキャラクター性

スーパーバニヤン

最初に、原因であるSバニヤンのキャラクター性を確認しましょう。

ストーリー上で

スーパーバニヤン 立ち絵1

Sバニヤンはストーリーで「映画(しんわ)を撮ること」を目的に活動していました。

しかし、劇中で見られる行動はおおよそ以下のようなものでした。

・「神話を撮ろう」と大仰かつ具体性に欠けた表現でなかば強引に仲間に加えた。
・「リーダーの仕事はみんなに指示をすることだ」ということに固執していた。
・資金調達といった厄介な物事は主人公とマシュに押し付けていた。
・押し付ける理由が「仲間だからやってくれるよね」という根拠皆無なものであった。
・話し合いには応じるものの、上から目線が否めない態度であった。
・自身の行動に対する反省や謝罪の言葉を発することがなかった。
・問題解決後に、自身をかたどった金色の等身大モニュメントを設置した。etc…

これらは典型的な「利己的上司・リーダーの行動として忌避されるもの」です。

しかも(ほどんど)現実的に起こりうるものである上、繰り返し同じ展開が描写されています。

多くのマスターが胸やけ・嫌悪感を覚えるのも、無理はないのではないでしょうか。

絆ボイスで

スーパーバニヤン 立ち絵2

また、Sバニヤンの絆レベル5のボイスがさらなる火種になっています。

目を飛び出して驚愕する男性のイラスト

「お前は何を言っているんだ!?」

私も目にした当初、かなり(悪い意味での)衝撃を受けましたね。

「人誑(たら)し」「人心の掌握」など、決していい気分にはならないワードチョイスです。

絆5ボイス(マスターとの親密度がそれなりに高い状態)であることも、火に油を注ぐ結果となったと思えます。

個人の見解①:「経験不足による無知と歪曲した憧れ」

スーパーバニヤン 立ち絵3

では、前述の事態をふまえた上で個人の見解を述べさせていただきます。

Sバニヤンの行動は、ティーンエイジャーゆえの「経験不足による無知と歪曲した憧れ」であると、私は感じました。

経験不足による無知

スーパーバニヤンはティーンエイジャーである

Sバニヤンはティーンエイジャーであることが、劇中でも語られています。

つまり、まだ世間の常識・良識などがよくわかっていない年齢だと言えるでしょう。

彼女の一連の行動は、そのために起こったものではないかと私は考えています。

授業中に騒ぐ子どものイラスト

逆に13~19歳の少年少女の行動すべてが、世間の常識・良識に適したものである方が不自然ではないでしょうか。

歪曲した憧れ

黄金のスーパーバニヤン像

また、無知ゆえに「歪曲した憧れ」を抱いていたのではないかと思います。

FGO の読者は「これまで主人公が、どれだけ理不尽な状況下で身を粉にして動いてきた過程があり、その結果周囲の人間やサーヴァントたちからの信頼を勝ち得てきたこと」を知っています。

しかし、Sバニヤンはこれまでの主人公(過程)を知りません。

疑問を浮かべている白人女性のイラスト

知らないので「周囲の人間やサーヴァントが彼のために動いてくれること」しか見えていません。

その結果、主人公の現実に対する「歪曲した憧れ」を抱き、絆5ボイスのようなことになったのではないでしょうか。

個人の見解②:読者と書き手に対して

まんわかコラボイベントの風景グラフィック

続いて、Sバニヤンへの読者の反応とシナリオの書き手についても語りたいと思います。

読者について

主張の基本的な部分(Sバニヤンの劇中の行動について)は、共感しています。

悪い意味でリアリティのあるSバニヤンの行動は強い不快感を生じさせ、読者によってはトラウマに触れることになりうるものであることに相違はありません。

落ち込むスーツの女性のイラスト

ただ、Sバニヤンの行動は咎めても、存在そのものを否定はするべきではないとも感じました。

第三再臨でのボイスを聞くと、「ある種の痛々しさ」は緩和されているように思えます。

(不快な状態であることが続いたためか、目に入りにくくなっている印象ですが)

程度はともかく、彼女なりに学びを得ているのではないでしょうか。

そして我々も、似たような経験をしてきているのではないでしょうか(あるいはこれからすることになるのではないでしょうか)。

Sバニヤンの姿を見た私個人としては、次のような帰結となります。

不快に感じることもあるだろうが、それは過去か未来の自分の姿なのかもしれない

書き手について

今回のイベントシナリオの書き手については、ただ一つだけ思うことがあります。

「その形にすることで何が起こるのか、本当に考えたのだろうか?」
おそらく、書き手なりの「バニヤン(ノーマル・S両方)の特性」「『マンガで分かる!FGO』という属性」「ストーリーに込めるメッセージ」などを意図しているのでしょう。
しかし現実として起こっているのは、読者との大きな見解の隔たりです。

特に隔たりの原因となったのは、「問題行動と反省のバランス」だと思います。
読者が嫌悪する行動をとるSバニヤンのパートが、あまりに長すぎるのです。
長すぎるせいで、反省&成長部分がまったく頭に入らなくなっています。
書き手がとっておきのメインディッシュを出したいと思ったころには、読者は既におなかいっぱいになっているんです(しかも嫌な満たされ方、ただおなかが膨れるだけの感じで)。
せめてバニヤンに、マスターへの「ごめんなさい」「ありがとう」などの直接的な言葉があったら、少しは印象も違ってくるのではないでしょうか。

さいごに

 

今回は、『まんわかコラボ』について個人的に感じたことを語らせていただきました。

このような記事にした理由

一言でまとめるなら、「あまりにもあんまりだったから」です。

読者の多くは怒り心頭、書き手は伝えたいことを伝えられずに炎上。

これはちょっと書かずにはいられないな~という思いに至りました。

 

「お前も人のこと言えるような人間じゃないだろ!」
「なに達観気取ってんだ!」

 

今回の記事をご覧になって、このように思う方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん考えるのは個人の自由ですし、私の意見も絶対正義というわけではありません。

ただ、「ちょっと考えを書いておきたいな」ということからこの記事を書かせていただきました。

 

もし少しでも「あっ、そっか」となっていただければ幸いです。

 

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