【MTG】『死人に口無し』どう思う?【MKM】

【MTG】『死人に口無し』どう思う?【MKM】 ゲーム
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概要

■新セットのカードについて考察を述べていく記事です。
■今回は『死人に口無し』について語ります。

MTGのオリパもありますよ!早い者勝ちです!

カード性能確認

死人に口無し

黒黒3・ソーサリー
任意の追加コスト:証拠収集6(自分の墓地からマナコスト6以上になるようカードを追放)
① すべてのクリーチャーを破壊する。
② 証拠収集6を行っている場合、追加で以下を行う。
▼対戦相手1人の墓地にあるカード1枚を追放する。
▼ カードのオーナーの墓地・手札・山札から、同名のカードを望む枚数追放する。
▼ 追放されたプレイヤーは山札を切り直し、手札から追放された枚数分だけカードを引く。

第一印象

インターネット上で歓喜する人達のイラスト

…真実(マジ)!? “幻想(ユメ)”じゃねえよな…!?」

「還って来る… 黒(オレ)達の”全除去(オウゴン)”が還って来る!!」

いやぁ~~……還ってきましたね。

同じソーサリーなら『雪上の血痕』から約3年、メジャーな全体除去としてはあの『食肉鉤虐殺事件』から約2年5カ月。

ついに!黒単色の完全な全体除去が還ってきてくれました!!

白には『太陽降下』『集団失踪』『大軍退治』があるのに、なぜ黒にはないのか?

そう思いながら何度青黒コンを組もうとして、結局青白コンを握ることになったことか……!

同じ苦しみを味わったスタンダードのコントロール遣いは、少なくないでしょう!

カード性能評価

できる男性会社員のイラスト

除去だけでなくまさかの「ぶっこ抜き効果」を引き連れてきたカードの詳細を見ていきましょう。

強み:黒の全除去&相手のエースを徹底除外

目を輝かせている男性のイラスト

『死人に口なし』の強さについて、「黒の全体除去がいかに待ち望まれていたか」「全除去のオマケに除外する能力がどのように強いか」の観点からご紹介します。

強み1:黒の単体除去「は」強かった

黒の軽量除去

黒はMTGにおいて除去を代表する色で、とりわけ単体除去の品質はトップクラスです。

1~2マナでクリーチャーを破壊し、最近ではPWまで簡単に落とせるようになっています。

しかし、全体除去においてはいまだ白が圧倒的なシェア率を誇っているのです。

白の全体除去呪文

黒にもないことにはないですが、もっぱら上限が存在する全体マイナス修正が主流で、白のように無条件で戦場を更地にするような全体除去は滅多に出てきませんでした。

「平等に」破壊する全体除去が白に多くなるのは、色の役割的には正しいことではあります。

しかしそれでも、白が全体除去占有しているのは悔しい……

黒だって強力な全体除去が欲しい……!

悔しがっている男性のイラスト

『イクサラン:失われし洞窟』までのスタンダード環境で幾度となく青黒コントロールを組もうとするも、『太陽降下』のような除去がないために挫折したプレイヤーは管理人を含め少なくないでしょう。

強いキッカー能力を持ったカード

しかし、ついにその時が来ました!

黒の無条件全体除去が、スタンダードにやってくるのです!!

辛酸を舐めるさせられた黒コントロール遣い達よ、今こそ解放の刻です!!

強み2:追加のマナなしでぶっこ抜き

芋掘りのイラスト

数年の時を経てやってきた黒の全体除去は、ただ盤面を片付けるだけではありませんでした。

マナコストなしで対戦相手のカードをまとめて除外することができるのです。

記憶殺し系のカード

通常こうした『記憶殺し』系統の効果を持つカードには、3~4マナ程度かかります。

さらにはそのカードを入れるための枠を空ける必要も。

しかし『死人に口無し』なら、マナコストも追加の枠もかからず、全体除去のついでにカードを除外できます。

除去した流れで、相手のエースクリーチャーをそのまま完全に試合退場させてしまいましょう!

びっくりして目が飛び出ている男性のイラスト

しかもこれ……「土地ではないカード」「基本土地以外」などの制限がありません。

つまり、厄介なミシュラランドだけでなく基本土地がまるごと吹き飛ばせるということです!

(マナソースが充実している環境だと基本土地の枚数も減るのですが……)

※すでに戦場に出ているカードには影響しません。ご注意ください

  • 単体除去主流の黒が、無条件全体除去を獲得したのは大きい。
  • 全体除去のついでにぶっこ抜けて、さらには基本土地に至るまで対象にできる。

弱み:単純に重い

お相撲さん・力士のイラスト

言うまでもないですが、5マナは重いです。

赤や白のアグロ相手には間に合わないのもザラですし、間に合ったとしてもライフが残り僅かになっているのはさらにあり得る話ですね。

とはいえ、これでようやく黒にも「3マナ軽量全体除去」「5マナ無条件全体除去」が揃いました。

危難の道

アグロ相手には『危難の道』、ミッドレンジには『死人に口無し』を使い、黒系コントロールの復活を祝福しましょう!

『一時的封鎖』や『太陽降下』は追放だからそっちの方がいい?何のことです?

  • 強力な全体除去ではあるが、5マナはやはり重い。
  • 『危難の道』と合わせて、白系と同じような全体除去ができるようになった。

採用枚数

策略を練る男性のイラスト

以上をふまえて、デッキに採用する枚数を考えてみました。

コントロール系なら3枚、あるいは4枚入れても?

考え事をしている男性会社員のイラスト

『死人に口無し』は青黒コンにおける『太陽降下』です。

追放ではありませんが役割は同じリセットボタンですから、青白から青黒に変更するにあたって似たようなシステムにしたいならそのまま入れ替えていいでしょう。

追放じゃないとどうにもならないカードも、それほどありませんしね。

どうしても追放したければ、『苦痛ある選定』あたりで!(笑)

苦痛ある選定

3マナ以下までなら対処できますし、『ミレックス』から出てくるトークンなどで堕落達成もできます。

さいごに

死人に口無し

今回は『死人に口無し』ついてご紹介させていただきました。

価格はどうなると思う?

キリッとした表情の人のイラスト(男性)

結構いい感じになりそうだと考えています。

今回何も買わないでおこうと思っていたのが、思わず買ってしまうくらいには!(笑)

https://twitter.com/Other_casT01/status/1749660133075144784/photo/1

具体的な価格としては、500~1,000くらいにはなるのでは?

実際に使われてみて、『太陽降下』と比べてどうなのかで変わってきそうな気がします。

※今後の価格についての保証はいたしかねます。あくまで自己責任でお願いいたします

それでは今回はこの辺で!

#アザの新弾妄想 というタグでつぶやいていますので、よろしければそちらもどうぞ!

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