カード性能確認
白青1・伝説のクリーチャー・人間・ウィザード
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「警戒」
タップ:このターン、自分が白や青である呪文を唱えるためのコストはX少なくなる。Xは、このターンに自分が得たライフの合計値に等しい。起動はソーサリータイミングにのみ可能である。
第一印象
「うーーーん……どうにかして使いたいものだけども」
片割れと違って「警戒」を持っているのはエラいなぁ~と思うんですけどね。
バトルフェイズ終了後にもマナ軽減ができるわけですから。
しかし……軽減条件がライフゲインなのはどうしたものかなァ~?
あと、軽減して何唱えればいいのかなァ~~??
まいったまいった、こりゃちゃんと考えないとイカンぞ。
カード性能評価
心優しい名君っぽいウィルくん。強く使うための方法を探っていきます。
強み:軽減できた時が強い
「ライフゲインめんどくさいなぁ」という印象を持ってしまいますが、それでもマナ軽減というのは当然強い効果です。
特に大量ゲインした後、マナコストにXを含むカードを叩きつけた時には脳汁が出ることでしょう。
「突撃ィーーー!!バンザァーーーイッ!!」
赤や黒ではないので、直接火力でゴッソリとはいきませんけどね。
では、キモとなる回復元をどうすればいいのか、ちょっと考えてみたのですが……
「どうも、最近のゲイン担当です」
『新ファイレクシアへの侵攻』連打に行き着きました(笑)
撃てば撃つほどマナ軽減される!
Xはどんどん大きくなって盤面は騎士で制圧される!
いやぁ~~……バカバカしいですね、我ながら(;^_^A
弱み:色マナは軽減されない、私の苦手な言葉です。
さて、浪漫を語ってきたわけですが、ここで重大な問題があります。
いいですか、落ち着いて聞いてください。
どうやっても色マナ部分が軽減されないんです。
「な、なんだってーーーっ!!」
『新ファイレクシアへの侵攻』の場合、騎士・トークンの数を左右するX部分は、ゲインすればいくらでもどうとでもできます。
しかし、白青マナの部分はどうやっても払わなくてはいけません。
「Xマナだけ要求される呪文を唱えればいいじゃん?」と考えたいところですが、ウィルくんが軽減できるのは白か青の呪文ですからね。回避不可能です。
つまり、連打しようとしたら2マナ、4マナ、6マナ(しかも色固定)でかかってきます……
うむむ、やっぱマナとカード枚数がからむコンボは難しい。
けれど、やっぱりX軽減からのトンデモ呪文に対する憧れが止められないドラゲナイ。
……いっそ「絆魂」に突撃させた後唱えるのを考えてみようかしら?
採用枚数予想
以上をふまえて、デッキに採用する枚数を考えてみました。
結論:依存すべきでない&伝説ゆえに2~3枚か
当然の話ですが、ウィルだけに注力するのはあまりにも危険です。
1枚のカードの依存すると狙い撃ちされてしまい、デッキコンセプトが瓦解してしまいます。
そのリスクをふまえて、回復シナジーがある他のカードと組み合わせるのがベターでしょう。
幸い『エルドレインの森』リリースによるローテションは発生しないため、『祝福されし者の声』や『月皇の古参兵』などのカードはスタンダードでも使うことができます。
ライフを回復しつつ攻めに転じられるカードを加えていけば、いい感じのデッキになりそうな気がしますね。
さいごに
今回は『平和の世継ぎ、ウィル』ついてご紹介させていただきました。
価格はどうなると思う?
「現在の予約値(280円)からジリ貧」が8割、「予想外の運用法が見つかって急騰」が2割という感じじゃないかと思っています。
単体で強いカードではないですし、ぶっちゃけ強力なコンボがあるのなら今の段階で話に挙がってきているでしょうから、緩やかに下落していくのが普通です。
でも正直、ここから一気にまくってくるウィルくんも見てみたいんですよね……!
誰かウィルくんでガチデッキ組む……組まない?
それでは今回はこの辺で!