・新セットのカードについて考察を述べていく記事です。
・今回は『不吉な騎手』について語ります。
カード性能確認

【出来事】黒1・ソーサリー
自分の墓地にあるクリーチャー1枚を対象として、手札に戻す。
【本体】黒3・クリーチャー・ゾンビ・騎士
3/3
死亡時、これをオーナーの山札の一番下に置く。
今回のカードは、ダンナとヨメ🍙新潟移住計画さんからのリクエストとなります。
リクエスト第一号ということで、張り切って参りましょう!
第一印象

「なかなかのナイスコモンなんじゃないの、コレ?」
リミテッドにおいて重宝するクリーチャー回収系『出来事』と、4マナ3/3のザ・コモンボディ。
どちらか片方だけだとわざわざ入れるか?となりますが、2つで1つなら話は別!
こちらのエースカードを相手の除去で落とされても『出来事』でなかったことにし、さらに3/3の増援を創り出すことができます!

ちなみに管理人がリミテにおけるクリーチャー回収系呪文の強さを知ったのは、数年前Sekkapy様のMTGイベントに参加した時でした!
それまでは「除去とかコンバットトリック積んだ方がよくね?」と思ってましたね。
カード性能評価

リミテでお世話になるかもしれないゾンビナイト、使い方を見ていきましょう。
強み:コモンゆえのピックしやすさ

『不吉な騎手』のレアリティはコモンです。
ドラフトパック1袋(15枚入り)からコモンは、10~11枚出てきます。
アンコモン(3枚)やレア(1枚)よりもはるかにリミテッドで入手しやすいのです。

つまり、リミテッドで使うことができる機会が多いカードだと言えます。
活躍できるかは環境や運次第ですが、「手に入りやすい武器の1つ」として覚えておくといいでしょう。
弱み:総統閣下(マインフューラー)……戻ってはくるのですが……

さて、とてもピックの機会に恵まれた『不吉な騎手』。
本体には「死亡時に山札の一番下に戻す」と書いてありますから、また手札に加われば『出来事』も含めて再利用できます。
しかし、1つ覚えておかなければいけません。
リミテッドで山札をシャッフルする機会はかなり少ないということです。

同じセットで『進化する未開地』こそありますが、拾えるかもわからない上にわざわざ1枚のコモンカードのために採用するというのも……ね(;^_^A
『騎手』は一度山札に戻ったら二度とゲーム中に戻らないと思って使うべきでしょう。
採用枚数

以上をふまえて、デッキに採用する枚数を考えてみました。
便利だが本体は4マナ。2枚までが妥当か?

エースカードや強力なETB能力持ちを戻せるので便利ですが、『出来事』では盤面の優位は取れません。
加えて打点になれる本体は4マナですから、お世辞にも出しやすいサイズでも起死回生ができる能力でもありません。
そうなると、せいぜい2枚が採用の限度ではないでしょうか。
2ターン目から淡々と相手に出されて覆せずに負けるのは、悲しいもんな……。
さいごに

今回は『不吉な騎手』ついてご紹介させていただきました。
価格はどうなると思う?

主戦場は9割5分リミテッドとなるですから、店のストレージで手頃に購入できる価格になると思います。
今すぐ採用しないようでないなら、急いで購入することもないかと。

また、使わないようであれば欲しい人にプレゼントしていいかもしれませんね。
誰かの「不要」は誰かの「必要」。
MTGでもそれは同じだと思います。
それでは今回はこの辺で!