・新セットのカードについて考察を述べていく記事です。
・今回は『擬態する歓楽者、ゴドリック』について語ります。
カード性能確認
赤赤1・伝説のクリーチャー・人間・貴族
3/3
「速攻」
「祝祭」→ターン中土地でない2つ以上のパーマネントを自分の場に出しているなら、このカードは「赤：自分の場のドラゴンは+1/+0修正」を持つ4/4・ドラゴンになる。
第一印象
「ちょっｗなんでタフ3あるんすかｗｗｗ」
３マナパワー3「速攻」持っているのに、タフネスまで3あるのには笑いましたね。
せめて2だと思うんですが、伝説ゆえにゆるくなっているんでしょうか。
そして3マナ、パワー3、タフ3……あなたもしかして、世界のナベ〇ツさん？
なのに、ドラゴンになるのは3じゃなくて2出た時という不思議。
3だと使いづら過ぎるからね、仕方ないね。
カード性能評価
先人とキャラかぶり疑惑があるドラゴンになれるおじさんの性能を見ていきましょう。
強み：パワー3速攻+4/4飛行変身能力が神
ゴドリックを主に採用するデッキ「赤単」は、速さが命です。
1、2、3と序盤からテンポよくカードを出していくのが重要です。
そんな「赤単」でゴドリックは、3~4ターン目で一番輝きます。
■3ターン目：3/3速攻が1~2ターン目のクロックに続いて相手のライフをゴリゴリ削る。
■4ターン目：自身を出して1マナ域を出すと、4/4飛行速攻になってライフを空から削る。
「赤単」相手に理想的な動きをされたことがある方なら、この恐ろしさが分かると思います。
とりわけ変身能力の存在が大きいです。
たとえ速攻の理想叶わず、ゴドリックを5ターン目以降に出すことになったとしても、場をブロッカーで固めて地上を膠着させていたとしても。
(他を出す必要があるとはいえ)ドラゴンになれるおかげで、ライフレースは続行されます。
さらに赤1マナ＝1点の高レートでパンプしてくるので、最悪これ1体で勝負が決まります。
ホント「見たら焼け」じゃないとえらいことになりますよ、このドラゴンおじさん。
弱み：伝説である……いや、弱点とも限らんな？
ゴドリックに限らず、「伝説の」が付く同名カードは自分の場に1体しか存在できません。
つまり、どこぞのリノよろしく「ゴドゴドゴドォッ！！」とはいかないということです。
できたら「祝祭」や「火吹き能力」も相まってヤバいことになります。
100%できないわけじゃないですけどね。
……やる人、現れるかな？(ﾁﾗｯﾁﾗｯ)
でもそれより現実的にありえるのは……
「消滅上等ォ！！『祝祭』発動すれば勝ちじゃい！！」
という風に、レジェンド・ルールを恐れずに突っ込んでくるパターンですね。
「赤単」はライフ削りますから、「飛行」4点が通れば勝ちという場面も少なくなさそうです。
赤及びゴドリックを相手にする際には、ライフ管理にはマジで気を付けましょう。
採用枚数
以上をふまえて、デッキに採用する枚数を考えてみました。
4枚積まない奴いる？いねえよなぁ！！？
文句なしのフル投入案件ですね。
普通に強いですし、レジェンド・ルールも「祝祭」効果を誘発させて押し込みたい時には関係ないですし。
ゴリゴリの「赤単」なら、迷わず4枚いっちゃっていいと思います。
赤単色以外でも4枚行くかはともかく、使われそうな気はしますね。
どんなデッキが出てくるのか楽しみです。
さいごに
今回は『擬態する歓楽者、ゴドリック』ついてご紹介させていただきました。
価格はどうなると思う？
これもうわかんねぇなぁ(-_-;)
価格を維持or上昇してくるような、ジリジリ下がっていくような。
直感的には発売後この類のカードは安くなるイメージなんですが、界隈ではすでにかなり強いという声も聞こえてくるようで……
……皆さん、どうなると思います？(ｽｯﾎﾟｶｼｰ)
それでは今回はこの辺で！
