カード性能確認
青2・アーティファクト-装備品
① これが戦場に出た時、自分の山札の上1枚を『偽装』する。
② 『偽装』したカードにこれを装備させる。
③ 装備クリーチャーは+1/+0修正を受け、ブロックされない。
④ 青1:これをオーナーの手札に戻す
第一印象
「怪しいなぁ~悪さしそうだなぁ~~」
護法2な上ブロックされない3/2。
しかも正体がわからず、もしかしたらフィニシャー級のクリーチャーかもしれない。
護法のせいでコストがかさむため、わざわざ裏向きの状態で除去をしたいとも思えず。
かといって、3点クロックを7回刻まれればこちらが危ういため放置もできない……むむむ。
ああ、だから『長い別れ』があるわけか!
※『偽装』されたカードは裏向きの時、マナ総量は0とみなされます
カード性能評価
実は本体に護法はないので普通に破壊されるカードの詳細を見ていきましょう。
強み:無視できないクロック&1枚で展開可能
『謎めいた外套』の強みは「出した時点で十分すぎる質のクリーチャー」「クリーチャーを供給し続けられる」の2点です。
強み1:3マナ3/2護法2アンブロ
『謎めいた外套』を唱えたら戦場に出てくるクリーチャーのサイズです。
パワー・タスネスこそ並ですが、地味に厄介な『護法2』に加え『飛行』を超える回避能力付き。
2マナで除去するにしても4マナかかり、適当なトークンでチャンプブロックもさせてくれません。
単体除去がメインのデッキにとっては、頭が痛くなる相手でしょう。
強み2:本体がある限り2/2を護法2を供給
装備コストが記載されていないため、別のクリーチャーへの再装備はできません。
かわりに2マナ(青1)で手札に戻る能力を持っています。
つまり、マナと山札があれば延々と2/2護法2を戦場に出し続けられるということです。
しかも手札に戻す効果はインスタント・タイミングでも起動できるので、「相手ターンに手札へ」「次の自分のターンに再度場へ」というマナの分割払いができます。
弱み:表にできるのはクリーチャーだけ
一方で『偽装』したカードが非クリーチャーの場合、戦場にいる間2/2護法2であり続けるしかありません。
(クリーチャーは元のマナ・コストを支払うことで表向きになれます)
土地であれば損失も少ないですが、手札に来て欲しい呪文であったらと思うと怖いですね。
そうなってしまったら、バウンス系呪文で手札に戻すか、『命狙いの逃亡者、エトラータ』の効果で表向きにできるようにするかになりそうです。
採用枚数
以上をふまえて、デッキに採用する枚数を考えてみました。
クリーチャーメインのデッキなら複数採用か?
コントロールデッキだと、表にできないクリーチャー以外のカードが多いので、採用を見送ることになりそうです。
(デッキトップを任意のカードに調整できる『渦巻く知識』などがあれば別……かも?)
逆にクリーチャーで攻めるデッキであれば本来の面も使えるので、複数枚採用もアリでしょう。
ただし、既に戦場に出ている状態から登場することになるので、ETB能力との相性は悪いのはお忘れなく。
さいごに
今回は『謎めいた外套/Cryptic Coat』ついてご紹介させていただきました。
価格はどうなると思う?
現状の1,200円は過熱気味、今後300~600円まで下がると思っています。
継戦能力は高いものの、それは優勢or拮抗している状態でこそ輝くもの。
劣勢時を考えると、盤面を取り返せるような性能ではありません。
したがって、今よりは価格も落ち着くのではないかという読みです。
※今後の価格についての保証はいたしかねます。あくまで自己責任でお願いいたします
それでは今回はこの辺で!
#アザの新弾妄想 というタグでつぶやいていますので、よろしければそちらもどうぞ!