【MTG】『煌めく機械ドレイク』どう思う?【MKM】

【MTG】『煌めく機械ドレイク』どう思う?【MKM】 ゲーム
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概要

・新セットのカードについて考察を述べていく記事です。
・今回は『煌めく機械ドレイク』について語ります。

駿河屋トレカ

カード性能確認

煌めく機械ドレイク

青赤・アーティファクト・クリーチャー・ドレイク
『飛行』
① 戦場に出た時『調査』を行う(手がかり・トークンを1つ出す)。
② アーティファクト1つを生贄にするたび、+1/+1カウンターを置く。

第一印象

弾けるドレイク

「ドレイクだ!イゼットがまたドレイクを繰り出してきた!!」

前回のラヴニカ(ラヴニカのギルド)から約5年4カ月、トンデモ実験集団イゼットが新作のドレイクを発表しました。

今度はアーティファクトと、以前よりも発明品感を増してきましたね。アーティファクト好きな個人としては嬉しいです(笑)

加えてまたもや、徐々に手が付けられないサイズにアップする効果付き。

成長条件が前回に比べ手間がかかりますが、タフネスまで大きくなるのは頼もしい限りですね。

手がかりを生み出すカードたち

そしてやはり、セットのテーマである手がかりと絡めてくるという徹底ぶり。

このマシンドレイクはもしかして、ラヴニカ探偵社で運用しているのでしょうか?

カード性能評価

できる男性会社員のイラスト

手がかりをmgmgして大きくなる、フィニッシャー候補の詳細を見ていきましょう。

強み1:『喉首狙い』が当たらない!

喉首狙い

2023年のスタンダードにおいて結構重要な部分です。

「特定の除去をかわせるとか重要か?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、現実問題『喉首狙い』はかなり使われていますし、黒が強い色になっています。

コストを要求する除去カードたち

ライフや手札の追加コストを要求されませんし、3マナではなく2マナで撃てて、土地・クリーチャーまで対象にできるのはすごく強いですから、黒が使えるなら採用しない理由がありません。

そんなほぼ万能除去が対象外なのは、それだけで十分ステータスになります。

なによりサイズアップが見込めるので、ますます評価されるべき点です。

  • 『喉首狙い』の対象外というのは、想像以上に大きい

強み2:後続を強くできる&除去されてもドローはできる

マッチョなビジネスマンのイラスト

『煌めく機械ドレイク』は場に出たタイミングで、手がかりを残していきます。

そして、サイズアップするのはアーティファクトを生贄にした時です。

つまり、1体目のドレイクが除去されたとしても、出した手がかり2体目のドレイクを強くすることができるのです。

もちろん1体目がいる状態で2体目を出して、両方がいる盤面で手がかりをサクれば(生贄にすれば)2体とも強化されます。

ダメージをくらう人のイラスト

さらに、手がかりをサクったタイミングで除去を撃たれたとしても(むしろそれが一番多い)、ドローによるリソース回復は無駄にはなりません。

インスタントやオーラなどのように強化のタイミングで除去されてカードを1枚損するどころが1枚得して、それがオマケのトークンで完結できてしまうのが嬉しいですね。

  • 1体目が出した手がかりトークンで、2体目以降も強化できる
  • 強化のタイミングで除去されたとしても、手がかりのドローはできる

強み3:アーティファクトを生贄にして勝つデッキが存在する

黒赤のアーティファクトカード

『神河:輝ける世界』で登場した『鬼流の金床』を基軸とし、アーティファクトをサクることで勝利するデッキが既に存在しているのも大きいです。

これなら元々のデッキの流れに沿いながら強化できます。

ドレイクもアーティファクトなので、除去されそうになったらサクれるのもいいですね。

青黒赤の土地カード

2023年現在のスタンダードであれば土地事情も安定しているので、青を加えて赤黒からグリクシス(赤黒青)にすることも難しくはないでしょう。

  • 自身もアーティファクトであるため、既存のデッキとの相性がいい

弱み:初期サイズが……

黒の軽量優良除去

ただやはり、出した時点でのサイズなどが心持たないのは無視できません。

『喉首狙い』と同じくらいメジャーな『切り崩し』をはじめとした小型除去に、行く手を阻まれるでしょう。

なので、構築なら2体目以降の展開や残されたアーティファクトの活用、リミテッドなら手がかりシナジーのあるカードに後を託すなどしていきたいところですね。

それでいて無事に育成出来たら、飛行フィニッシャーとして大暴れさせましょう!

  • サイズが小さいうちは除去されやすいので、除去された後の展開を含めて考えること

採用枚数

策略を練る男性のイラスト

以上をふまえて、デッキに採用する枚数を考えてみました。

4枚採用することになりそう

やる気に燃えている男性のイラスト

序盤から飛行クリーチャーとして出ながらドローに変換できるアーティファクトを置いていき、時間が経てばサイズアップによるフィニッシャー化も見込めるため、使うとしたら4積みになるでしょう。

手がかりは自発的にサクるのにはマナがかかるとはいえ、インスタントタイミングでのドローソース&アーティファクトとしてカウントされるので、2マナ1/1飛行のオマケで出てくるものとしては上々です。

軽量アーティファクト除去カード

逆に使われる側としては、こうした軽量アーティファクト対策カードを用いたくなりますね。

特に『兄弟仲の終焉』は『稲妻のらせん』再録に合わせて採用されるようになりそうな気がします。

↑このようなレシピにおける『神々の憤怒』枠として!

手がかりもろとも1枚で相手のアドバンテージに対処できるのは、やはり強いです。

駿河屋トレカ

さいごに

煌めく機械ドレイク

今回は『煌めく機械ドレイク』ついてご紹介させていただきました。

筆者は使いたいか?

砲丸投げのイラスト

「モリモリデカくして、ぶん投げたい!!」

とか考えています(笑)

実用的かは別として、こういう「大きくなるけど単体ではチャンプブロックされてなかなか相手を倒せない」クリーチャーを見ると、「とりあえず『投げ飛ばし』すっか!」という想いがあふれてくるんです!

クリーチャーを投げ飛ばせるカード

ちなみにスタンダードだと投げ飛ばし系のカードとしてはこのあたりがありますが……うーん、どちらもアーティファクト関係ないカードなので、ノイズになりそうな未来しか見えないんですよね(;^_^A

パイオニアなら『ドスン』があるから……いけるでしょうか?(弾けるドレイクの方がよさそう)

まぁ『飛行』が付いているおかげで、チャンプされる数も地上よりかは少なくなりそうですから、普通にゴリゴリアタックし続けてもよさそうではあります。

それでは今回はこの辺で!

今回から#アザの新弾妄想 というタグでつぶやいていますから、よろしければそちらもどうぞ!

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